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0181 考えないという悪

半分くらいしか理解できていないと思う。

一度読んで、今はページを折ったところを読み返し、まとめているのだが、それがどういうことなのか考えないということ、という悪を、自分の属する会社に置き換えて考え、身震いしている。

なんていうのは、以前の記事でも書いたような記憶があるので、しつこい限りであるが、やっと一山超えて仕事の本題に入った今、改めて思うところがあったのだった。

皆心ではおかしいと思っている。
だが、偉い人が言うと、「指示だから」という。
やり玉に挙げられるのは、「武器を手にしていた人間」で、そこから遠のく人々、私のような「武器を手にする」人間から距離が離れれば離れるほどに、(しつこく報告をしているのだから)責任は重くなるのだけれど、当人は言い逃れできる仕組みを作ってあるし、今の社会の構造を見ると、叩きやすいのは、「武器を手にしていた人間」なのであるから、もうやるせない。

休んでいた分の査定で、ボーナスがかなり減った。
もらえるだけいいのだろうが、復職後に夜勤あり・残業あり・事務分担の変更なく、さらに仕事が増えていたのをこなしていたので、悶々としたはざまで、自分を納得させようとしている。

私は、評価の為に仕事をしてきたことなんかないだろう。
私は、将来の為に考えて頑張ってきたのであって、こんな数字のためなんかじゃないだろう。

陳腐な悪に染まるな。
そして、大衆になるな。

そんなことを思う年末である。

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