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「ぼくの世界」 [2022年1月16日]・禁酒法とグレート・ギャツビー


今日の数字:禁酒法に関する「2008」


1919年1月16日はアメリカ合衆国で禁酒法が成立した日
(修正第【18】条)。

禁酒法の時代は「ジャズ・エイジ」と呼ばれる時代でもあった。
代表的な小説家としてスコット・フィッツジェラルド、代表作は「グレート・ギャツビー【1925】」。

フィッツジェラルドの墓石にも刻まれた「グレート・ギャツビー」の一節「So we beat on・・・」はアルファベット【65】文字から成る。
18 + 1925 + 65 = 2008


今日ぼくは、数字の「2008」を手に入れた。

ぼくは、世界に 45 x 45 = 2,025 個のセルを並べた。

「17」足りなかったので、貯数を使った。

フィーカではお茶と一緒に甘いものを食べるそうだ。

ぼくは、ケーキを創ることにした。

ぼくのケーキ

これが2022年1月15日の「ぼくの世界」。

今日までの貯数:26,426 - 17 = 26,409


ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。


はい、どうもぉ。「N」でやらしてもうてますぅ。


「グレート・ギャツビー」の主人公ギャツビーは、禁酒法下、酒の密輸で大儲けして金持ちになったらしい、という設定でした。

そして、フィッツジェラルドもまた、時代に翻弄されながら、自らの夢をアメリカに託した男のひとりでした。

『唯一つの夢を抱いて長く生き過ぎた(第八章)』男は、ギャツビーだけではなかったのですね。

フィッツジェラルドの生涯を知るにつけ、個人的にはこっちの(第八章の)一文のほうが墓石に刻まれてていいくらいなんじゃ?と思いますが、それじゃやっぱり救いが無さ過ぎるか・・・。

グレート・ギャツビー』はロバート・レッドフォード主演で映画化されましたね。レッドフォードさん、素敵でした。

同じように禁酒法時代を背景に描かれた映画に『リバー・ランズ・スルー・イット』があります。

こちらは都会の伊達男ギャツビーと違って、田舎の兄弟の話。
主演はブラッド・ピット、監督はロバート・レッドフォード。
地味ではありますが、美しい映画です。

「N」は〈しっとり・ゆったり〉系の人間ドラマはあまり得意じゃないですが、この作品は感動しました。

家族なのか、憧憬なのか、人生なのか、宗教なのか、愛なのか、大自然なのか、魚釣りなのか、何に感動したのかは正直、自分でも良くわかりませんが、たった一つ、確実に分かったのは「レッドフォードはやっぱ凄い」ということ。

何が凄いと言って、作品の品を落とさず、ストーリーの良さを生かしつつ、ブラッド・ピットをものすごく上手に売り出した手腕が凄い。

この映画を見たら〈第二のジェームス・ディーン〉と言われた頃のブラッド・ピットの魅力を存分に堪能できます。

そのうえで、ひとりのスターの魅力を引き出しただけではない作品の良さが、後からじわじわと感じられます。
こういう人を「スゴイ監督」と言わずして何と言いましょうかね。

あと、ブラッド・ピットが入り浸る賭博小屋の名前が「LOLO」。
如何にも昔のアメリカ田舎町の不法賭博屋っぽい名前でシビれました。

何だかレッドフォード祭りみたいになっちゃった。

それじゃ、また明日。



■「ぼくの世界」のご案内

「数字」と「ドット」でつづるイラスト+エッセイ・シリーズ「ぼくの世界」へようこそ!

  • 「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。

  • 「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。

  • 四角形のエリアを作った時に余った数は、「貯数」して足りない時に使います。

そして出たがりの「N」は、ちょっとしたこぼれ話を喋ったりします。

始まりはたったひとつの点。日々、数字を獲得してどんな「ぼくの世界」を創ってゆくのか。
「ぼく」も「N」も試行錯誤中!!どうぞ、お楽しみに!


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