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体癖診断カフェ・リポートvol.5

vol.4では、初めて参加される方のカフェの楽しみ一例をご紹介しました。今回は、性格分類体癖の尺度を知るだけじゃなく、実感して理解しつつ、実生活にいかす楽しみ方を、ご紹介します。

【講座受講経験のある方】

中本の体癖入門と各種解説講座を一通り受講された皆さまや、ぼくの師匠、精神科医名越康文先生の講座受講者の皆さまなど、さらに体癖診断力を伸ばしたいかたの楽しみ方は、ぼくの言動に注目してみることもひとつ、かも知れません。

「この質問は、何を確認しているのかな?」「今のは、○種傾向を探っているっぽいな」その見当がつくと、それに対しての回答(あるいは答え方に)その人独特のの特徴が表れてきます。

日常では無意識的に言動を発していることを、あえてこの空間では、ちょっと温かい関心を持って観察しようと意識するうちに、他者がみえてくると同時に、自身の癖に気づく瞬間に出合います

【8月4日☆講座受講者(女性)のご感想】
体癖を知る前の自分が答えたことや、答え方を思い出して、「あぁ、やっぱり私は○種っぽかったな」って若干恥ずかしくなったりもしますけど(笑) 実際に「どうやって診断をつけていくか?」のお手本を見ながら「自分だったらどんな質問をしてみるか?」なんてことも考えると、より診断力が上がるような気がします。

講座や本やネットでなんとなく知ってはいても、実生活でとなると、なかなか体癖診断できないものです。結果、せっかくの便利ツールを使いこなせない。それでは、残念やなあと思うんですね。

ぼく自身の経験でも、身近すぎる家族や、利害関係がある関係性では、客観的な視点で自分も他者も観察することができなかったりします。

例えば、ぼくの場合、自分のおかん(母)なんて、ホンマ見え難かったりします。でね、一番見え難いのは、自分自身やったりするんですが。

【お稽古場・ひとりでは気づけない】

各種体癖傾向の捉え方の幅を広げるためには、体癖に関心を寄せ、同じ方向を向いている方々と交流し、その相違を実感することが近道です

可能なかぎりしがらみのない環境。ぼくのカフェは、そんな空間を目指しています。いわば、本番前(実生活の場)のためのお稽古場のような。

【8月4日☆講座受講者(女性)のご感想】
今まで講座やカフェに参加してきて、どこまでいっても「雰囲気」「印象」といった視覚情報での判断が微妙なままです。そんなわけで、映像よりも音声や言語で探るほうを頑張ってみようかな、と思います。

一言で○種傾向といっても、個々によって、顔つきや体つきも違いますし、(これがもっとも言語化してお伝えしにくく、共通概念を持ちにくいところなんですが)全体的な雰囲気、それらの幅が違います。

また、ぼくも含め、誰もがそれぞれの主観の世界に生きています。

ということは、知って実感、理解して使う、そのプロセスは、その数だけあることになります。

気づく、発見する(知る)楽しみ。
試行錯誤する楽しみ。
身について(理解して)使える楽しみ。

自分にとって、
要らぬものは要らぬと取捨選択して
楽になる楽しみ。

要るものとは、
よりうまく付き合えることを
実感する楽しみ。

自分の能力(自分にとってはあたりまえ)を、適切にいかして生きる。それだけで、他者への貢献になっていると、ぼくは思います。

自分らしく素敵な魅力(能力)を、どんどんいかしていきましょう。


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