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底辺期から抜け出せた一番の理由

産休前とは異なった役割に復帰したことをきっかけに、心のモヤモヤが発動。そこから自分探しの旅がスタートし、悩みもがきながら、新たにやりたい事に向け準備活動をしています。


人生の底辺期にモヤモヤ発動

自分の人生での底辺期にモヤモヤしていたころ。
子供は一人だったこともあり、早めにフルタイムに戻していましたが、時短期に比べたら余裕があるはずなのに、それでも毎日定時に近づいてくると、むりやりPCをパタンと閉じ、終わっていない業務を強制終了し、帰宅する毎日。

子供を保育園に送り、迎えに行くまでの会社との行き帰りの電車時間が私の至福の時間。とはいっても現実は、毎日満員電車、駆け込んだ電車は激混み、そして私は汗だく。やっと汗も引いてきたころには半分の時間が過ぎ、ほっと落ち着いていると到着駅。駅から会社までの道のりも、長い蟻の行列のような道のりに混ざって出勤。

会社では、これまで経験してきたこととは異なった業務で、すべてが新しい経験。誰かが教えてくれるわけでもなく、新しい企画業務という中で、役員の手厳しい指摘とこれまでの人脈と過去資料などに支えられながらもがく毎日。

保育園から娘と家に帰り、家事をしながら、娘との時間を過ごし、帰宅した夫にお風呂に入れてもらう。その裏側でできた時間が一息つく時間。娘がお風呂から出てきた後は、濡れた体ですぐにリビングに来てしまう娘の体と髪を拭きながら、最後の力を振り絞って娘を寝れる状態までもっていってフィニッシュ!
一緒に布団へパタンとそのまま夢の中へ。。

そして翌日の朝。
新たな一日。
繰り返しの毎日。

生きる理由の模索

果たして私は、何のために毎日を生きているのだろうか。


結婚して10年ほど子供ができず、もうあきらめようと思ってた矢先にできた一人娘。自分の子供はかわいかったし、一緒に過ごす時間は貴重な時間。

仕事ばかりに明け暮れ子育てへの覚悟も薄く母親になり、幼い娘に翻弄され、仕事に振り回され、家事に追われ、そんな毎日を生きている私って
何のために生きているのだろうかと自問自答しても答えが浮かばない。

こんな時間は一瞬なんだから子供と向き合った方がいい!
少しの期間の辛抱だからがんばれ!
と言われるけれど、私にはその一瞬が我慢できない。
だから毎日ストレスが溜まる。

知り合いのママさんたちは、ちゃんと子供に向き合い100%注いている様子。

それに比べ、私は自分に向き合う時間がないと生きていても死んでいるのと同じ感覚。私がおかしいのだろうかと本気で悩んだ。

今を変えていく

どうにかしてこの状況を変えたい。


この頃は、仕事一筋の時に使っていた手帳を見ると心が苦しくて、どうしても手帳と向き合うことができなくなっていたけれど、効率的に活動するための目的で手帳を使おうと気持ちを切り替え、新しい手帳を使って毎日の行動を事細かくつけ行動の改善活動をしたり、バレットジャーナルを参考に、日々のタスクや企画としてのアイディア管理をしてみたり。

無心にノートに書くという、ある意味書く瞑想のモーニングページやジャーナリングもこの頃出会い、自分の気持ちを吐き出す相手になってくれました。

精神的な面では、引き寄せ本を読んでみたり、この頃出会ったしいたけ占いを心のよりどころにしてみたり。

こんな活動を家族が起きてくるまでの朝の時間に活動していくことで、
ある意味この活動自体が自分と向き合うことになっていきました。

キャリアコンサルタントへの挑戦

そしてその頃の最大チャレンジがキャリアコンサルタントの資格を取ってみようという挑戦。

キャリアコンサルタントを取ってみようと思った理由は、
誰かに役立てるためにこの資格を取りたい!という素敵な思いからでは全くなく、今のこのモヤモヤしている自分の気持ちを読み解いてくれる、何かヒントを与えてくれるのではないかという自分主体の理由から来たものでした。

しかしながら、費用も高いし、毎週土曜日の受講から娘のことを夫にお任せし通わなければならない。それ以外にも勉強時間を確保する必要もあるため、夫への負担が増えていく。
そもそも理由が自分主体なので、夫は「いいよ」といってくれるのだろうかと悩みましたが、話してみないと先には進まないので、泣き落としに近い状況で承諾を得て、3カ月のスクール通い、そしてその後の勉強会への参加時間の確保など、長期的に協力してもらうことが叶いました。

しかしながら1回目の試験は、筆記で落ちてしまいましたが、実技は合格。
再度筆記の試験に向け、毎週図書館へ通う時間を確保させてもらいました。
実技は相手が必要になるので、集まって学び合う活動ができますが、筆記はそうはいかず、日々自分のモチベーションとの闘いでしたが、何とかギリギリの点数で、2回目で合格することができました。
このキャリコンの資格取得に向けた1年近くの活動をしている間に、仕事のほうも軌道に乗り、子供ができる前の役割とは少し異なりましたが、PJのマネジメント業務を任されることとなり、新しい挑戦へ進むことになりました。

底辺期から抜け出せた一番の理由

結局私にとっての底辺の時期から抜け出すために何が一番よかったのかというと、「自分の心の声に耳を傾け、その声に寄り添って活動してみたこと」でした。

実際は小さなアクションをコツコツとやっただけですが、そのコツコツやっていった1%の活動がチリツモで大きくなり、その活動をしていることで自分と向き合う時間を確保していたということです。

毎日毎日ちょっとずつの自分の心の声に耳を傾け、その声に寄り添い、自分で決めたことを行動に移すことを繰り返し繰り返し行っていたということです。

この底辺の時期は、子供が生まれたことにより、それまでと180度変わってしまった生活に順応しきれず、100%周りに振り回され、自分軸を見失っていたんだと思います。

私にとって、自分の考えで行動していない時間は死んだも同然です。
でもいつの間にか、知らず知らずのうちにその状況に陥っていて、陥っていることを自分で気づけていなかったんです。
どのタイミングからか、誰かのために行動することが、誰かのためにやらされている行動になってしまっていたんです。

もがき苦しんだ結果、私は見るのも苦しくなっていた自分の大好きな手帳を使って抜け出すきっかけを作り、少しずつ自分らしさを取り戻していきました。

手帳には感謝してもしきれない、私の人生の相棒です。

自分の悩みからどんな形にでも変化して、寄り添ってくれる万能な存在。
本当に素敵な存在です。

最後の手帳愛の言葉で、何が言いたいのかわからなくなってしまいましたが、伝えたかったのは、自分と向き合うことの大切さ、このことをお伝えできたらと思いました。

今日もありがとうございました。


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