私の好きな音楽(ロッケンロール)
音楽といえばロッケンロールだろう。シェケナベイベーだと思う。これは間違いないと思っている。その歴史はどうなのかとよく考える。
30年代くらいのスイングジャズにルーツがあると思う以外にない。毎回書いているがカウントベイシーだ。ここに出て来るお調子者のデブはやらせではなくベイシーバンドのホンモノの伝説的シンガーだ。もうなんとなくロックのノリが出来上がっているような気がしないでもない。
そうするとメディアにとっては嬉しいマイケルジャクソン的なキャラクターが必ず出てきて強烈な黒人独特のボーカルスタイルを炸裂させた。キャブキャロウェイなんかがそれにあたる。それにしても昔のエンターテイメントはもの凄いな。
キャラクターに磨きがかかり、音作りもシンプルに分かりやすくなる。実質的なロックの開祖はルイジョーダンという人だという見方が強い。
ホーン有りのバンドが主流の一方でミニマルなギターとピアノのバンドも出て来る感じになったに違いない。世界的に大成功するナットキングコールもスイングジャズのピアニスト出身であることは有名。ピアノの右側にマイクを立ててカメラ目線で歌う姿は親しみやすい。
もっと言ってしまえばジャズをやりながらたまに親しみやすいことをするというのがロッケンロールのルーツだったのかもしれない。アメリカを代表する女性ジャズシンガーのエラフィッツジェラルドもけっこうシンプルでわかりやすい感じで歌っている。
ということでロックの誕生は40年代半ばということが確定した。ロックの歴史ではエルビスプレスリーが誕生した56年がロックの誕生日だがさらにその10年前だったのだ。
というのは間違いでロッケンロールは白人が黒人のようにシャウトしたことと白人の走るリズム感(リズム感が悪いだけか)が売りの音楽なのだ。
オリジナルのビッグジョーターナーと比較するとエルビスの方のリズムはだいぶ揺れていると思う。
白人が黒人のように歌うというのがけっこうなポイントで、マドンナも黒人のように歌う白人の女ということになっていた。当時のアメリカは白人でないと社会は受け入れられないという背景があったのかもしれない。どうだろうか?
おしマイケル。
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