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リズム&ブルースとは何か?

例えば我々が普段聴いているロックやポップスには何かしらのルーツがあるんじゃないかということだ。あたりまえだけど。まあどこまでさかのぼろうかという話でとりあえず40年代、50年代近辺のアメリカということになる。

そんでかなり条件を絞ってリズム&ブルースとしたい。そもそもリズム&ブルースとは何かからだ。正直よくわからない。もちろん黒人の音楽だろう。強引に解釈するならドラムとベースが入ったブルースということになる。ギター一本で歌うブルースはリズム&ブルースではない。

オーティスラッシュの有名なこういった曲はまあブルースだけどドラムとベースが入っているのでリズム&ブルースでもある。何か変だろうか。

ではもっと範囲を狭くしてリズム&ブルースの定義をドラムとベースとギターが入ってダンスができるノリがいいやつとでもしよう。ツェッペリンのロバートプラントがソロでカバーしていた曲がある。これは明らかにリズム&ブルースだろう。これに意義はないだろう。

そんで何が言いたいのかといえばこういった曲を聴いてみるといたってシンプルな構成だ。ジャズのように難しい論理なんてないし、エディーヴァンヘイレンのようなテクニックも必要ない。ノリが良ければまあ理論やテクニックなんて二の次だということ。

そうするとどうなるか?聴いた人は誰でもできるのでたくさんのフォロワーができる。そんで何となく真似したらできちゃいましたということになる。実際古いリズム&ブルースなんて腐るほどあるし、初期の白人ロックはこんな感じだ。
これは音楽の活性化にとって良いことだ。有名な音楽学校を出ていなくてもいい。万が一プロにでもなったら音楽監督を付けてくれるし。

でも今現在の音楽はこういったスリーコードで何でもできるという形ではない。あいみょんはたくさんコードを知っているに違いない。米津玄師はいろいろ理論を知っている。しかもそれをまずはPCに入力して鳴らしてみようと。何かこう別物になっちゃったなと。
ギターとベースとドラムをとりあえず弾いてみる。それを可能にしてくれたのがまずは黒人のR&Bではないかという結論だ。どうだろうか?

おしマイケル。

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