ブルーモなら日本を良くできる。元DeNAプロダクトデザイナーがFinTechスタートアップを選んだ理由|入社エントリ
こんにちは。ブルーモ編集部です。
ブルーモでは「投資をみんなのものに」するための仲間を募集しています。
これからブルーモへジョインする方が具体的なイメージをつかめるよう、新しく入社したメンバーにブルーモのことをお聞きしました。
これまでのキャリア
ブルーモとの出会い
なぜブルーモを選んだのか?
入社後に感じたブルーモの強み
どんな人と一緒に働きたいか?
などなど、気になるテーマを深堀りしてお届けします。
今回は、プロダクトデザイナーの長谷部 大平さんにインタビューしました。
(取材・文:岡本 雄太郎)
ユーザーに寄り添える環境を求めて
――まずは簡単にこれまでのご経歴を教えていただけますか?
はい。大学のデザイン科を卒業後、当時デジタル領域のデザインで主流だったWebデザイナーとして制作会社にてキャリアをスタートしました。制作会社では4年間Webデザインや実装などを担当しました。
その後「よりユーザーに寄り添える環境で働きたい」と考えるようになり、DeNAへ転職しました。最終的にはDeNAで8年半ほど働きました。
――DeNAへ転職した際は、制作会社よりも事業会社を希望していたのでしょうか?
そうですね。現在では制作会社でもクライアントとの様々な関わり方があると思いますが、当時働いてた自身の環境では、クライアントからの依頼に対して何かを作り納品してまた別の案件を担当するという、短期的な関わり方が多かったです。
その点、DeNAのように自社でサービスを創る事業会社では、ユーザーのフィードバックを受けて自社のサービスを育てていく側面が強く、そのようなユーザーに寄り添える環境に魅力を感じました。
ーーなるほど。DeNAを退職後は何をされていたのでしょうか?
DeNAを退職後はフリーランスとして5ヶ月間活動し、ブルーモには2024年4月から業務委託、6月から正社員としてジョインしました。
娘の誕生による価値観の変化
――DeNAには長く勤められていて責任あるポジションも経験されたのでやりがいもあったと思うのですが、退職にいたるきっかけや課題感はどんなものでしたか?
DeNAには本当に感謝していて、特に大きな不満はありませんでした。ですが、娘が産まれ自身の価値観には変化がありました。
具体的には「日本を良くしたい」という感情が自身の中で強くなりました。
――壮大なミッションですね。
そうかもしれません。元々自分はものづくりが好きで、何かを作ったり、新しい事を学んだり、自身のスキルを上げることに対して喜びを感じ、DeNAはとても良い環境だったと思います。
ただ、娘が産まれたことをきっかけに、子どもたちへ良い社会を引き継ぐためにも、社会へ貢献できるようなプロダクトを自身で選び関わりたいと考えるようになりました。
自身の中で考えを深め、最終的には「人材」や「お金」の領域で社会を根本的に良くできるようなプロダクトへ関わりたいという考えにいたりました。
ブルーモとの出会い、ギャップ
――DeNAを退職し、ブルーモへジョインする経緯も教えていただけますか?
はい。フリーランスでの活動中に、キャリアSNSのYOUTRUSTでCEOの中村さんからお声をかけていただきました。自身の今後について色々と検討していたタイミングでもあり、一度お話を聞いてみようと考えたことが最初の出会いです。
自身の軸としての「人材」や「お金」にも領域が合致していたのでより興味が持てました。また、ブルーモについて調べる中でデザインにとても力を入れている組織だと発信から伝わってきました。
――なるほど。では最初からご自身のミッションにも近く、好印象だったんですね。中村さんと話してみて何か変化などありましたか?
それでいうと、良い意味でのギャップがありました。
中村さんの経歴を見ると、東大法学部を卒業し財務省やスタンフォードMBA、マッキンゼーなどなど…とてもすごい経歴ですよね?
自分としては「高圧的な方だったら嫌だな」と少し身構えていたのですが、実際にお話しをしてみると、何というか…ロジカルで明らかな優秀さも伝わりつつ柔らかさやユーモア、親しみやすさも感じたんですよね。
――僕もまだほんの数回しかお話ししたことがないのですが…わかる気がします(笑)
そうですよね(笑)。
また、スタートアップはCEOの思想が強く組織に影響するので、中村さんの過去の経歴からどちらかというとブルーモはコンサル色が強いカルチャーなのかなと考えていたのですが、そうではありませんでした。
自身がこれまでに経験してきた「ユーザーに対してとことん向き合う姿勢」や「ものづくりへのこだわり」が強く感じられ一体感がある組織だったというのが大きなギャップでした。
フリーランスでの葛藤
――フリーランスを5か月で辞めて、正社員に戻ることに葛藤はありませんでしたか?
正直、少し葛藤はありました。単純に収入のことだけを考えるならばフリーランスの方が良かったです。
ですが、フリーランスとしてでは組織やプロダクトづくりに深く入りづらく、自身としてはもどかしさも感じていました。
状況にもよると思いますが、業務委託の方に仕事を依頼する場合、業務の一部を切り出してお任せする形になると思います。
――確かに編集者やライターも全く同じですね。
自分の場合、この働き方だとプロダクトデザイナーとしてはやりづらいと感じました。ものづくりをする以上、切り出された一部ではなく組織に深く入り全体を見ながら働きたいと考えました。
その点で、どこかの組織にしっかりと腰を据えてプロダクトデザイナーとして働くか迷いが生じました。そんな中で、ブルーモは腰を据えて働く環境としてとても良いと感じました。
ブルーモのデザインへの意識
――ブルーモを選ぶ決め手はどんなところでしたか?
そうですね。働いている人たちが本当に優秀なのは前提としてあるのですが、それ以外では組織としてデザインを大切にしていることが明確に伝わってきたことも大きな魅力でした。
これまでスタートアップはいくつか経験がありますが、初期からデザインに対して高い意識を持ち、実際のプロダクトへ反映しつつ環境を整えることは難しいです。その点、ブルーモは早い段階からデザインに対しての意識が高く、CEOの中村さんをはじめ、エンジニアの皆さんも含めベースが整っていることが印象的でした。
あともう1つ正社員でジョインした決め手として、現在のブルーモのフェーズに対し自身の経験がぴったりフィットすると感じたというのもあります。
当時のブルーモはプロダクトデザイナーの正社員が1人もおらず、過去の経験から自分であれば「ブルーモのプロダクトをより良くできる」という確信がありました。結果、最終的には迷いなくブルーモを選びました。
――なるほど。過去の経験とブルーモの現場を比較して、組織のデザインに対する意識に違いはありましたか?
過去の経験と比較しても、ブルーモのデザインへの意識は高いです。
それが実現できている理由としては、先ほどもお伝えしたCEOの中村さんが初期からデザインを重視されていたことに加えて、アプリ開発のリードエンジニアteru(照屋 雄斗)さんの存在も大きいです。
teruさんは元々DeNA出身のエンジニアなんですよ。ですので、アプリ開発のエンジニアメンバーのカルチャーにはDeNAに近いものを感じていて、デザインに関する感度も高く自身としてはすごく仕事を進めやすいです。
また、プロダクトデザインでの実務では、PdMの役割も担う中村さんとエンジニアのメンバーを含め、Figmaで作成したデザインをベースに少しでも良くなるよう議論を尽くし、ユーザーに向き合ったプロダクト開発を行っています。
――最後にブルーモで実現したいことを教えていただけますか?
はい。自分は日本を根本的に良くしたいと本当に考えています。そのためには「投資をみんなのものに」というミッションを掲げ、新しい金融インフラを作るブルーモが必要だと感じています。
ブルーモは創業3期目のスタートアップで組織としてのスピード感があり、それぞれのメンバーに対して求められる事柄には日々変化があります。
ですので、ブルーモにとって必要だと感じることはデザイナーという職種に関わらずどんなことでも、丁寧かつ迅速に高品質かつ効率良く自発的に行いたいと考えています。そしてその日々の着実な積み重ねが、日本を根本的に良くすることに繋がると考えています。
ブルーモは少人数のスタートアップなので当然ではありますが、それぞれの領域のプロフェッショナルなメンバーが集まっている組織です。ユーザーに向き合い、自身の手でプロダクトや組織をより良くして、社会に貢献したいという想いを持った方とぜひ一緒に働きたいです。
CEOの中村仁さんから長谷部さんへのコメント
ブルーモは積極採用中です!
興味とご経験に応じて、エンジニア、デザイナー、PdM、事業開発など多岐にわたるポジションの仕事をお任せします。
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