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15年余り、歯医者に行かない私でも虫歯なし!ところが、睡眠不足と噛み合わせに違和感から歯ぎしりが判明!?歯のトラブルは虫歯だけじゃなかった!

こんにちは、

園見と申します。


まさか自分が?

という出来事だったもので。


人間の歯は、

乳歯から永久歯にかわると

あとは、一生もの!



ひょっとして性別を問わず、

年齢的に心当たりがある方が

居るのではないかと思って書きました。

どんな症状なのか?

それは、読み進めていただければわかります(*^_^*)



私って15年以上歯医者に行ってなかったんです。

すごいでしょ?


特にトラブルはなかったし

なんと言っても激動の40代でしたから
(元夫の事業の拡大・女将・介護・子育て・うつ病等々)

歯医者など頭に浮かぶこともありませんでした。


リンゴもまるままかじるし

氷やおせんべいなどもバリバリかめる。

今のあなたもそうではありませんか?

離婚後も子供の自立支援と借金の返済

お金がかかることばかりで

とてもとても自分の病院代は

メンタルクリニックだけで精一杯。


節約しながら仕送りを続ける毎日。

幸い内臓関係は丈夫みたい。


ところがちょうど2ヶ月くらい前から

寝汗がひどくて夜中に目覚める様になったんです。


エアコンの温度調節のせい? 年のせい?

なんて思いながら何日が過ぎた頃

苦しい夢を見て目が覚めたとき

顎が痛いっていうかだるい感じがして

ピンときたんですね!

もしかして!?って。


ま~さか~、でも・・・いや・・・自分が?ってね。


疑うのはありなんですけど、

いつの間にか、昼間にもやってることを自覚して、

気にし始めると一気に癖になりましたね。


『 歯ぎしり 』が!

そういえば、3年前くらいから

自分が食事をしてるとき、

かむ音が自分の耳に響いて

周りに聞こえてるんじゃないかって

気になっていたんです。


それは、歯ぎしりによって

歯が摩耗し

口腔内の上下の空間が

狭くなっていたからだってわかったんです。

どんな時にしてるかと言うと


介護の仕事なので、

担いだり抱き起こしたりするとき

歯を食いしばってる事が判明。


考え事やパソコンに向かってるとき

無意識に歯を擦り合せてることに気づきました。


歯が引っかかるとそれをそぎ落とそうと

余計に力が入っちゃって

結構きつく噛みしめたり

食いしばったりしてしまう。


そんな日を続けてると

数週間過ぎたぐらいから食事の時

歯がキュウキュウキュッキュって

音がするようになりました。


前歯の先が薄くなったような~

奥歯のデコボコが浅くなったような・・・

ひょっとして歯がちびてる?と不安になり、

15年余ぶりに歯医者へ行こうと決心しました。



9月1日 初診:

ナント、虫歯なし!奇跡でもうれしい。

Dr.「しかし歯石が随分溜まっているのでこれは取っておかないといけません。」と言われ

本当にお久しぶりのお掃除。



9月6日 二回目:

歯石除去2回目。これは30分足らずで終了。

そして本題の歯ぎしりの話に。

Dr.「相当の力で噛みしめてるねえ。いつ頃からかな?

私「気がついたのは2ヶ月くらい前です。寝汗をかいて夜中に目が覚める。うなされてるようなときもあって顎がだるいような感じ。もしかして歯ぎしりしてるのかもって思いました。それを自覚したら癖になって昼間もするようになりました。かなりひどいです。」

Dr.「相当強いストレスがあるんじゃないの?今は他の症状はないけど、かなり摩耗(すり減ってる)してるから、止めないと大変な事になるよ。下の歯茎が飛び出てるだろう?それは弊害が起きてる証拠だし、かみ合わせが狂う顎関節症になると炎症を起こしたり口が開かなくなるからね」

私「ひえ~~~~っ、やばいとは思ってたけど結構深刻やん。あ、うつ病でメンタルクリニックに通ってます。ストレスは職場じゃないかと。あとお金の心配もあります・・じゃあ、癖になってるって事は止める努力をしないといけないっってことですね。もしかしてタバコを止めるぐらいの覚悟が必要ですか?」

Dr.「ん~まあ、それくらいの思いがあれば止められるかも、というか歯を守らないといけないってことだね」。


そうなんです。

【 治療の目的 】
①歯の摩耗を止める
②弊害を起こさない。


そこで、知りたい!!

歯ぎしりについて自分に当てはまる症状を調べてみました。

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【歯ぎしりの種類】

①グラインディング

いわゆる歯ぎしりのことで、下顎を動かして上顎の歯と下顎の歯を擦り合わせギリギリと音を出します。

②タッピング

下顎を上下に小刻みに動かして、上の歯と下の歯でカチカチという音を出します。このタイプの歯ぎしりをしている人は多くありません。

③クレンチング

下顎は動かさず、ギューっと噛みしめることを言います。音が出ないので周りの人は気が付きません。朝起きたときの顎の痛みによって歯ぎしりに気が付くこともあります。

④上下歯列接触癖(TCH)

通常上の歯と下の歯の間には2mmから3mmの隙間があります。しかし、集中しているときやストレスが溜まっているときに上の歯と下の歯が噛んでいることがあります。
この癖を「上下歯列接触癖(TCH)」と言い、歯ぎしりの一つです。

🌸私の場合は①と③と④


【歯ぎしりをどうしてしてしまうのかその原因】

①心理的ストレス

歯ぎしりの主な原因はストレスでだそうです。配偶者との別れ、退職や転職などの環境の変化などでストレスを強く感じ、歯ぎしりを行うようになってしまいます。歯ぎしりをするとストレスが溜まっていると大脳に伝わりにくくなり、ストレス解消につながると言われています。そのため、ストレスを感じる時に、歯ぎしりをすることがあります。

②疲労

疲れていると肉体的にも精神的にもストレスが溜まってしまいます。そのストレスを解消するために、歯ぎしりを行ってしまうことがあります。

③アルコール

お酒を飲む席では会話が弾んで人間関係が円滑になったり、少量の飲酒は気分転換になったりとお酒は生活を豊かにしてくれるものですが、大量の飲酒は眠りが浅くなり、ストレスが溜まってしまいます。それにより、歯ぎしりを誘発してしまいます。

④噛み合わせ

一般的に噛み合わせが悪いと歯ぎしりを行ってしまうと言われています。ただ、噛み合わせが歯ぎしりの原因だという科学的な根拠はありません。

⑤筋肉の緊張

咀嚼筋(噛むための筋肉)は、ストレスや日中噛みしめていることによって強張ってしまいます。それを和らげようとして、歯ぎしりを行ってしまいます。

⑥集中している時

昼間の歯ぎしり(上の歯と下の歯が接触している)は、パソコンでの作業や家事など何かに集中しているときに多く認められます。

🌸私は①②④⑤⑥


【歯ぎしりのどこが身体に悪いのか?】

歯ぎしりをしているのは良くない、頭痛や肩こりなど身体の不調にもつながっているとは思っていても、歯や身体にどのように悪いのかわからないと、やめようとできないものですよね。

歯ぎしりは歯だけでなく、ここでは、歯ぎしりによる弊害を説明していきたいと思います。

①歯がすり減る

歯が擦り合わされることによって、歯がどんどん削られてしまい、短くなってしまいます。

それにより、歯の噛み合わせがうまくいかなくなり、また歯きしりがするという悪循環となってしまいます。

②知覚過敏

歯ぎしりのよって歯のエナメル質が削られて、象牙質が露出してしまいます。
そうすると、冷たい食べ物や、甘いもの、風にあたった時などにピキッと痛みを感じるようになることがあります。


③歯の破折

寝ているときの歯ぎしりでは、日中では考えられないほどの力が歯にかかってしまいます。
そのため、異常な力が歯にかかることがあり、歯が折れてしまうことがあります。

④詰め物や被せ物が取れる

歯ぎしりによって治療を行ってある歯に異常な力がかかり、金属やプラスチック、セラミックでできている詰め物や被せ物が外れてしまいます。
また、セラミックの被せ物はお茶碗のように欠けてしまうことがあります。

⑤顎関節症

寝ているときの歯ぎしりだけでなく、日中上下の歯があたっている状態は顎に担がかかって、慢性的に顎が痛くなってしまうことがあります。


⑥歯周病の悪化

歯周病は骨の支えがなくなってしまっている状態です。
支えが少なくなっている歯に、歯ぎしりの力が加わることによって、更に骨の支えが減っていってしまいます。

⑦歯の痛み

歯に強い力がかかることによって、不快感のある鈍痛を慢性的に感じるようになってしまいます。


⑧ 顔貌の変化

歯が擦り減って噛み合わせが低くなると、口角が下がり、口元のしわ増えてしまうことがあります。
アンチエイジングのためにも歯ぎしりは、良くありません。

⑨頭痛・肩こり

噛む筋肉やその周囲の筋肉が緊張することになり、慢性的に頭痛や肩こりも引き起こされることがあります。

⑩一緒に寝ている人の睡眠が妨げられる

ギリギリやカチカチと歯ぎしりをする音が聞こえてくると、なかなか寝付けなかったり夜中に起きてしまったりしてしまいます。一緒に寝ている人が寝不足になって健康に支障がでることもあります。

🌸今は、①③④ですが、防げなければ他の症状も抱えることに!


歯ぎしりの治す最初の治療

それぞれの歯型を取って、歯に合ったスプリント(マウスピース)を作っていきます。
これを夜寝るときに装着することによって、歯ぎしりを少なくし、歯を守り顎への負担を軽減していきます。


そこで、治療経過は

次の展開になります。



Dr.「歯形取ったことある?」

私「ないです」

Dr.「じゃあ、歯形取って説明するからね」

そして、型どりをして見せてもらいました。

これがその写真です。グロイですか?

Dr.「全体的に損傷が見られるよ。今は大したことないみたいだけど、ここでくい止めよう。」

【 治療法 】
①意識して止める努力
②ストレスの解消
③マウスピースを着ける。

でした。


私は54才。

年を考えると迷う事はありませんでした。

私「マウスピース作ります」と返事をしました。



それからは歯ぎしりというよりは

歯を軽くすりあわすと言うところで

とめられていますが

寝ているときはわかりません。



9月9日3回目:

今日はマウスピースを作る日。

全開取った歯型から作れると言うことでしたが、

念入りに掃除してから上の歯だけ再度型どりをして

その日は終わりました。


9月16日4回目:

マウスピースができあがっているはずです。

診察台で何度も装着したり外したりして

器具で削って微調整をしてくれました。

着け外しの練習を数回してから

マウスピースを着けたままにしました。

上の歯だけなんです(擦り合って摩耗するのを防ぐ)。

使用上の注意点というプリントを頂きケースをサービスでくれました。


[外側]

[内側]

[全体]

しかし、

歯科助手さんが言った

「保管するときは乾燥させないように濡れガーゼでくるんだりして下さい。入れ歯洗浄剤で清潔にして下さい」と言われ

マウスピースだけど『入れ歯洗浄剤』

という言葉で私の心はチョッピリ折れました(泣)。

Dr.「夜は着けて寝る。昼間は自分で自由に管理していいよ。その内慣れるよ。」

私「はい・・・。これからどうなるの?できれば治したい。いや、治すのだ。」

複雑な心境です。


帰ろうとした時「お薬手帳持ってる?」といわれ

Dr.に見せました。

中身はメンタルクリニックの処方が

当然貼ってあります。

Dr.「ストレスとの関係もあるし、メンタルクリニックに行ったらそこの先生にも伝えてね。」

私「そっか、ストレスってメンタルの問題だった。」



1週間後5回目の診察予定です。

不具合や使用状況を確認するためです。


私の性格でしょうか?

色んな事の経験上でしょうか?

以外と受け入れられています。

というか、

虫歯がないのにこんなトラブルに落ちるなんて

想像もしてませんでしたもの。

一生物の歯を失ってはたまりません!


自分の歯で美味しい食事が出来る喜び
歯抜けはあっても最後まで自分の歯で食事をしたい。そう思いませんか?

これは、歯医者さんの待合室に貼ってあったポスターです。
是非、心に留めておいて欲しいと思います。



家でできる治し方

・上下歯列接触癖(TCH)をやめる

昼間に歯と歯が接触している癖がついていると、夜間の歯ぎしりの原因となってしまいます。意識して、上の歯と下の歯を接触しないようにします。

集中して作業中の時は、歯と歯が合わさっているかにあまり気が回らないことがあります。

一つの方法として、パソコンの画面や冷蔵庫などに「噛みしめない」などと書いたポストイットを張っておいたらどうでしょう。

また、上と下の歯が噛んでいると気が付いたら、頭を少し下向きになって深呼吸をするようにしましょう。

・噛む回数を増やす

ガムなどを噛むと歯ぎしりと同じようにストレスを解消する効果があります。

ストレスや疲れが溜まっているときはガムを噛んだり、食事に噛む回数を増やしたりするようにしましょう。

・枕を適切な高さにする

枕の高さが高いと歯と歯が自然と噛んでしまします。自分に合った高さの枕を使うようにしましょう。

・アルコールを少量に

過度の飲酒によって眠りが浅くなり、歯ぎしりをしてしまいやすくなります。深酒や寝酒はしないようにしましょう。

・ストレスや疲れを溜めない

ストレスは最大の原因です。自分なりの発散方法をみつけ、ストレスを強く感じないようにしましょう。また、疲れているときは栄養のバランスが良いものを食べ、早めに寝て、慢性化しないようにしましょう。


まとめ

歯ぎしりをしているのは良くないとは思っていても、一体何に悪いのかわからないものですよね。
歯ぎしりによって歯や顎に悪いだけではなく、肩こりや頭痛の原因となったり、口元にしわができ顔が老けて見えてしまう原因となってしまいます。
気がつかない体の不調にもなってしまします。歯ぎしりに気が付いたら、上記の治し方や原因を確認していただき、顎関節症を引き起こしていないか、歯が削られた状態になっていないか、よく注視をして、なるべく早く対処するようにしましょう。






【 補足 】

マウスピースをするようになって、

1つだけ良いことがありました。


当然、食事の時は外しますから

着けている間は食べません。

と言うことは・・・おやつを食べられない!


ダイエットになる!

また、着け外しの際に

口をゆすいだり歯磨きをしたり、

口の中は随分清潔が保たれているようになりました。


今のところ歯周病にはなりそうもありません(笑)。


✿参考に診療費をまとめときますね✿

1回目:¥1560、あら思ったより安い
2回目:¥1580 全開とほぼ同じ金額
3回目:¥1580
4回目:¥5980 相場は知りませんが、材質がプラスチックだからでしょうか、以外と安いと思いました。


✿この経験からのみなさんへのメッセージです✿


・歯を丈夫にするためには口の健康は全身の健康へつながっている。

・歯 その物だけではなく、歯ぐき・歯根・舌を含むオーラルケアの領域から口腔と全身の健やかな生活を支え、守っていくこと。

・今を生きるすべての人たちに、口から始まる健康習慣、オーラルヘルスの大切さを実感したことを伝えたいと思います。


大人の場合でも

・歯の表面からカルシウムを取り込む再石灰化を促すことで歯を丈夫にすることができます。 

・カルシウムを多く含む食品には、牛乳やチーズやヨーグルトなどの乳製品や、わかめやヒジキなどの海藻類、しらす干しなどに多く含まれています。

・リンは豚肉、牛肉、卵や米に含まれています。 たんぱく質は歯の土台を作るのに必要になります。

詳細は↓↓↓こちらのサイトをご参照下さい。



以上のことから私はこのオーラルケアを使うようにしました。

下のPDFをご覧下さい。

もし宜しければ以下のURLから御注文頂けます↓↓↓

https://modere.co/3lAGgD4


最後まで呼んで頂きありがとうございました。

またお会いしましょう\(^0^)/


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