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感情と感覚、身体性の探求〜コンタクト・インプロビゼーション

コーチングは、「可能性を最大化するパートナーシップ」と定義されています。
私は、コーチングを2019年はじめから学び始め、2019年の後半から少しずつ個人に無償で提供をし始め、今はPCC / ORSC Cの資格を持ち、エグゼクティブや企業のチームを中心にセッションを提供しています。

思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアント自身の可能性を公私において最大化されるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くこと

コーチングの定義/ICF(国際コーチ連盟)倫理規定


感じていることがわからない=身体感覚がわからない

コーチングの有料提供をスタートして半年くらいで、あることに気がつきました。
それは、多くの人が「感じていること」の言語化や表現に、戸惑いや難しさを感じていること。そしてその背景には、そもそも自分が感じていることを捉えにくい、という理由があるということでした。また、それ以上に、考えていること=感じていることと捉えている方もたくさんいらっしゃいました。
そういう方は決まって、「今、どんな感覚がありますか?」という身体感覚についての質問にも戸惑われるのです。

ビジネスコミュニケーションでは「感情=悪」?

この現象の背景には、個人的なもの以上に集合無意識の中で捉えられている感情についての理解の影響があると考えています。
例えば、感情を出せば”感情的”とされ、特にビジネスシーンには感情は持ち込むべきではないもの、感情はコントロールすべきもの(というより抑えるべきもの)という前提があります。
その影響からか、感情=手に負えないものというイメージがあり、無意識のロックがかかっている方も多いです。

ふと感じたソレがあなたに起きている感覚

感情に、解釈が加わるとロジックを持ち始め、そのロジックを起点に会話をしても、背景の感情が本人にも他人にも感じられないし、見えないから、会話がこじれる(主観的事実が違い過ぎて認知の不協和を是正しにくい、かつ本題ではない)、そんなことがたくさん起こった結果、感情を切り離す様になったのだろうなぁ、などと思いつつ、
一番最初にふっと感じたこと、解釈を挟む前に起きたこと
それが感じたことであり、そこに純粋なあなたの感情があると思っています。
(感情についての文章が盛り上がっちゃいましたが、、、もとい)

私は、コミュニケーションを、「人がお互いに影響し合う全てのプロセス」と捉えて、その探求をしています。
コミュニケーションの一つの形態であるコーチングにおいて、
話されていることやその内容(言語情報)よりも、相手の状態や在り方にフォーカスを当て、そこから語られていることをフィードバックすることは少なくありません。
そしてそのフィードバックをきっかけに、クライアントさんはご自身を感じ(感覚を顧みられ)、驚きつつも、無意識と意識が一致したことに、少し嬉しそうな反応をされます。

相手の状態や在り方は、身体に感情が宿っている、何かしらを受け取った身体が何かを感じていることの表れでもあると私は考えています。
だから、脳と思考に過集中した状態を解くべく(エクセレンスし過ぎたところから、これ以上新しいヒントは出ないでしょうから)、身体知に少しずつアクセスを始めることをセッションでも意識しています。

関わりの即興という名のダンス?

自分自身にアクセスする扉は身体性にある。
これは、NVCやトラウマケアなど多くの領域で言われています。
私は、この身体性についてコーチ自身も知識や体験をひらいておくことが必須と感じて、その探求を自ら体験しながら、楽しくやっています。
(先日、身体知が上がった!とふと感じることがあり、テンションが上がりました)

その一つが、コンタクト・インプロビゼーションです。
コンタクト・インプロビゼーションというジャンルに出会った=この動画で対談しているダンスアーティストグループ CIco のお二人との出会いでした。

今回の動画では、このアートジャンルについて、そしてコーチの私が興味を持った背景について、上記のことも踏まえてお話しています。

そして、コーチとして場に心をひらくこと、や、場に入ること、そして身体の拡張についても、お話ししました。

エッセンスやエネルギー領域を含めて、対人支援に活かしたい方、自分自身を感じたい方は、ぜひ覗いてみてください。

撮影は、台本なしで、インプロ(即興)で行いました。

現在、チャンネル登録 500名を目指しています。
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