ブラインドライターズ

ブラインドライターズは、視覚障害者を中心に、車いすユーザーなど、障害のある人たちが働く…

ブラインドライターズ

ブラインドライターズは、視覚障害者を中心に、車いすユーザーなど、障害のある人たちが働く会社です。 メンバーは、みな個性豊かで、責任感があり、活動的。私たちの仕事や、生活について語っていきます。

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ブラインドライターズ(http://blindwriters.co.jp/)の非営利活動を切り分け、任意団体「BRIGHT WOLVES」を設立しました。 メンバーズの資金は、 ・インクルーシブなイベントの企画 ・エンタメのバリアフリー化企画 ・視覚障害あはき師さんのサポート ・薬剤師、栄養士、看護師など医療従事者スタッフによる障害者支援 などなど、企画運営に使っていきます。 noteでは、会の活動報告やバリアフリー、アクセシビリティの情報をどんどん公開していきます。 毎週公開していく絵日記「うかうか歯も磨けません」は、スタッフの文責ハシロウ、イラストわくい犬でお届けします。 ハシロウはめっちゃ文章面白いのでご期待下さい。 共創してくださる企業様も募集中です。 インクルーシブに興味のある方、障害当事者、会を応援して下さるかた、どうぞよろしくお願いします!

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マガジン

  • うかうか歯も磨けません

    ブラインドライターズの人気ライター猫ラテ(推しのために生きてる)、ブラインドライターズのお母さんぽい鳥、校正のハシロウ(元○○)、代表のわくい犬(おっちょこちょい)によるのんびりした絵日記です。 何を書いていくのかはよく分かってません。 特に何事もなければ週2本、だいたい週明けと週末に更新。

  • バリアフリーなエンタメ会「BRIGHT WOLVES」活動誌

    「BRIGHT WOLVES」で行ったイベントや見学した施設などの報告マガジンです

最近の記事

元職の優しかった部長のお話

どうも、ラテです。 ブラインドライターになる直前のラテは、一般企業で事務のお仕事をしてました。 職歴いろいろあるけれど、障害者雇用で働いたのはこれだけ。 PCのスクリーンリーダー、拡大読書器を入れてもらってのお仕事。配慮の面ではすごく安心していたものの、PCを使ってのお仕事も、事務のお仕事も初めて。 いろいろ複雑な気持ちでの就職だったけど、環境と人間関係に恵まれた職場だったなあと思ってます。

    • 視覚障害者が、強く望んではいないけど、ちょっとは望んでいることいろいろ

      ※こちらは、『ラストマンー全盲の捜査官ー』5話目放送終了後に行われたTwitterスペースの内容を書き起こして記事にしています。 参加者:松田昌美(まちゃみ)、小林直美(なおみ)、駒田康彦(やすひこ)、角川よりこ(よりこ) スタッフ以外のお客さま:(ゲスト) 実はいろいろある白杖の種類 【よりこ】今日晴眼者の友達と『ラストマン』が面白いねという話をしていたんです。そのあとで私が白杖を出したら「皆実さんとお揃いのだ!」と言われたんですよ。   【まちゃみ】よりこさん、皆実さ

      • 車いすユーザーハシロウも意外と使う、ほにゃらら印の話

        早いもので12月、師走です。 なんとなく暖かい日もありますが、季節はすっかり冬ですね、こんばんは。 ハシロウは普段、プラスチック製のマイボトルで水とお茶を持ち歩いていますが、 外気温が下がってくるこの季節は、時間がたつともれなく飲み物が冷たくなってくるのが難です。 そこで登場するのが魔法瓶の水筒。 外出中に「あ、水飲みたい」と思っても、常温の水って意外と手に入らないんですよね。 (最近はコンビニで取り扱いが増えてきてありがたいです) ハシロウは初めて買ってもらったのが象印な

        • 人に嫌われない自慢話ってどんなふうにする?

          自慢話コレクターのわくい犬です。 突然ですが最近、人の自慢話を収集しています。 自慢話は一般的に、「あまりしてはいけないもの」と思われていないでしょうか。 「自慢話は不愉快だ」という印象はないでしょうか。 試しに会う人全員に、 「自慢話聞かせて」 と聞いてみました。 即答出来る人もいれば、なかなか答えられない人もいました。 人間誰だって人から認められたいし、自己肯定感を持ちたいものです。 だから自分を認めるための手段として、適度に自慢話をしたくなることもあるでしょう。 だ

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          本を読むだけで人生が捗る理由

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          わくい犬の人の好みはけっこう偏っていて、パートナーにしろお友だちにしろ、交流する人に対して「これだけは譲れない」というのがひとつあります。 それは、「本を読む人」であることです。 本好きの人のあいだでは共通の認識になってるのが、 「日常的に本を読む人と、読まない人は話せばすぐわかる」 です。 本読みの人の話はとても面白いです。

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          怒りも、恋も、時間をおいて冷ました方がいい(もちろん原稿も)

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          わくい犬は怒りん坊でした(いちおう過去形)。 自己肯定感が低くプライドが高いので、他人からプライドを傷つけられると、「もう絶交だ!」とプリプリしていたものです。ひと言で言うと「面倒くさい奴」です。本当にすみません。 車いすユーザーと出かけたりするとカリカリして大変です。 駅のホームでは、 「なんで目の前に来ている電車に乗せてもらえないんだ! 次の電車で案内するって言ってるけど、直通電車が来るのは20分後じゃないか!」 水族館に行けば、 「なんでみんな、スルスルと車いすの前に

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          「みんなに好かれる文章」というのは

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          毎週金曜に、スタッフハシロウのコラムがアップされるのですが、文章を読むと和久井も口がムズムズしてくるので、アンサーコラムを書いていこうと思っております。 愛の交換日記ですね! 今回はこちらに対するアンサーコラムです。 さて和久井は最近、社会問題的なネタを記事にしていますが、たまに失敗します。 問題に夢中になるがゆえ、つい熱くなってカッカしちゃうことです。 そういう怒りはすぐに伝わるもので、編集からサクッとボツを食らいます。

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          見えない方が、実は間違いに気づくこともある

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          スタッフの8割が視覚障害者という会社、ブラインドライターズ。 そこのお母さん、校正のハシロウに「代表のわくい犬は全体連絡で誤字脱字(が多い)」と指摘されました。 内向きの連絡なんで見直ししないで送信するのが主な敗因ですが、まあだいたい間違いだらけの人生です。

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          真っ白なワンピースドレスを着た男の子

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          こんにちは、代表和久井です。 朝日新聞の「男性として生きてきたけれど…伝えたい、ワンピースを着て見えた世界」という記事を勧められて読みました。 なんとも胸にくる内容でした。 和久井は20代最後の年、髪を銀髪にしてました。バリッとおかっぱの宇宙人ふうです。だけどもう他人の目が痛くて。どこかで「そんな髪色のお前は、どうせ常識もないんだろ?」とか言われてる気がしました。 「いやいや、普通の社会人ですよ!」ってことをアピールしなければいけない気がして、プレッシャーがひどかった。

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          キャッキャ楽しく仕事は細かく。ブラインドライターズのお仕事ぶり

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          ※こちらは、3月に行われたTwitterスペースの内容を書き起こして記事にしています。ブラインドライターズとはどんな会社なのか、みんながどんなふうに仕事をしているのか、ご覧下さい! 参加者:松田昌美(まちゃみ)、小林直美(なおみ)、藤本昌宏(タル)、久美 【まちゃみ】それでは今からブラインドライターズのスペースを始めます。まず今日のファシリテーターを務めさせていただきます松田昌美(以下、まちゃみ)と申します。よろしくお願いします。 まずはブラインドライターズについて簡単

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          行きつけのパン屋さんが始めた宣伝が、視覚障害者にすごく便利だった話

          どうも、ラテです。 いきなりだけど、ラテはパンが大好きです。 いわゆるベーカリーと呼ばれるタイプのお店のパンが大好きなんですね。 お店の前を通ったときの香りに誘われて、ついつい入ってしまうなんてこと、皆さんもありません? スーッと吸い込まれていっちゃうみたいな。 ラテも以前はそんな感じで、外出先で香りに負けて予定のなかったパンたちをおうちに連れて帰るなんてことがよくありました。 手の込んだおしゃれなパンはもちろん、ベーシックなクリームパンやあんぱんとかもめちゃくちゃおいしい

          行きつけのパン屋さんが始めた宣伝が、視覚障害者にすごく便利だった話

          リアルにすごい、視覚障害者の能力とは?

          ※こちらは、『ラストマンー全盲の捜査官ー』5話目放送終了後に行われたTwitterスペースの内容を書き起こして記事にしています。 参加者:松田昌美(まちゃみ)、小林直美(なおみ)、駒田康彦(やすひこ)、角川よりこ(よりこ) スタッフ以外のお客さま:(ゲスト)   【なおみ】今回護道さんが皆実さんを家に招待したとき、奥さんがお料理を何にするか悩んでいた様子でしたね。見えない人とご飯を食べるときや、家に招待するときなどはメニューに迷うものなのかな?   【まちゃみ】そうだね。食べ

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          夜中に働くハシロウの繁忙期おやつ事情

          弊社ブラインドライターズ、ただいま絶賛繁忙期中。 例年10月半ばから年末にかけて、常に誰かしら画面の向こうで日夜作業をしている、という状態が続きます。 ご依頼スレッドを追いかけながら「がんばれー」とつぶやくのもこの時期の恒例となりました。ありがたいことです。 ※ご依頼は24時間365日受け付けております ハシロウはさまざまな事情から、夕食終了後に作業を始めます。 ハシロウ家の夕食は、日によって多少ばらつきはありますが、開始が19時から20時の間、終了が21時前後といった

          夜中に働くハシロウの繁忙期おやつ事情

          ロービジョンのラテが、1人で移動するときとガイドさんを頼むとき、何が違う?

          どうも、ラテです。 夏も終わってよい気候になってきて、外に出るにはよい季節だよね~。 と思いきや、なかなか暑かったり急に寒くなったり。 今年の秋は調子悪かったんですかね。 来年は頑張ってほしい。 でも、ラテは寒がりだけど冬のお出かけは好きです。ブーツ、ブーツ♪ 最近はガイドヘルパーさんと一緒のこともたまにはあるのだけど、基本的には単独外出が多いですかね。 ちなみに、ラテがガイドさんをお願いするのはこんなとき。

          ロービジョンのラテが、1人で移動するときとガイドさんを頼むとき、何が違う?

          障害があってもなくても誰もが楽しめるユニバーサル・ミュージアムは、鑑賞側が「発信する」美術展

          滋賀県立美術館で開催している「”みかた”の多い美術館展」に行ってきました。 「見る」だけではないユニバーサルな展示への取り組みは、現在、世界最先端の取り組みです。 美術展というと、黙々と作品を見て、足の裏を痛くして帰ってくるものだという印象があります。 友人とジェンダーについてわいわいお喋りしながら鑑賞していたら、ごっつ怒られたこともあるので、基本的に美術館ではお喋りしてはいけないのです。 そうすると、視覚障害者にとって美術館は単に足音が響くだけの空間なのでは……。

          障害があってもなくても誰もが楽しめるユニバーサル・ミュージアムは、鑑賞側が「発信する」美術展

          車いすのハシロウが歯を抜いた話第1章 いよいよ抜くぞ

          思いのほか大作になってしまいました。 歯を抜いた話、第3回です。 2500文字書いたのにまだ抜いてません。 1回目 2回目

          車いすのハシロウが歯を抜いた話第1章 いよいよ抜くぞ

          古代オリエント博物館開催の「視覚障害者のための展示解説ツアー」が最高に贅沢だった報告

          東京・池袋にある古代オリエント博物館で2023年11月19日まで、「おまもりとハンコとコイン」という展覧会を開催しています。 おまもりもハンコもコインも、収集好きな人があちこちにいますよね。コロコロかわいい物好きにはたまらない展覧会です。 そこで「視覚障害者のための展示解説ツアー」があったので参加してきました。 少女マンガ研究家のわくい犬は古代史が大好物です。 『王家の紋章』(細川智栄子あんど芙〜みん)から始まり、『天は赤い河のほとり』(篠原千絵)、『ハトシェプスト』『ツタ

          古代オリエント博物館開催の「視覚障害者のための展示解説ツアー」が最高に贅沢だった報告

          ロービジョンのラテはカラーの夢を見るか

          どうも、ラテです。 前回、ハシロウが夢のお話を書いていましたね。 ハシロウの夢事情、結構意外でした。 今回はラテも夢のお話。読んでね。

          ロービジョンのラテはカラーの夢を見るか

          ケージーエスさま工場見学&商品体験してきました

          東武東上線に乗り、池袋駅から1時間ほどで到着した小川町駅。 ここから送迎いただいてケージーエス株式会社へ向かいました。 ケージーエス株式会社は、ソレノイド製品のパイオニアであり、かつ点字ディスプレイなど福祉機器の開発・販売も手がけている会社です。 ってかソレノイドってなんだ? ソレノイドというのは、箱ににブッ刺した棒を抜いたり刺したりする感じの動作ができる機器です。棒を押すと「カチッ」と心地のよい音がして固定されたり、逆に「カチッ」と棒が飛び出てきたりします。大きなもの

          ケージーエスさま工場見学&商品体験してきました

          ○○ meets 車いす(3) ー120キロ(プラス人間)を持ち上げた人たちの話、前編ー

          こんばんは、ハシロウです。 ほぼ月一の○○ meets 車いすのお時間です。 序文 の最後のほうに出てきたこちらのマンガを覚えてますか? わくい犬が昔、メカメカしい車いすのお友達(※ハシロウではない)とカラオケに行こうとお店に問い合わせたら、 お店の人が階段を担いで車いすを運ぼうとしていたので「おいおい」ってなったエピソードです。

          ○○ meets 車いす(3) ー120キロ(プラス人間)を持ち上げた人たちの話、前編ー

          ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ったロービジョンのお話

          どうも、ラテです。 今頃ですけど、2023年4月期の日曜劇場見てました? 福山雅治さまが全盲のFBI捜査官を演じた『ラストマン-全盲の捜査官』。 推しが白杖を持ってドラマの主演。こんな日がくるとは思いませんでしたね。 そのドラマの放送期間中、ドラマの主人公・皆実広見の世界を体験できるイベントが開催されていたんですよね。 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とコラボしたイベント「ラストマン・イン・ザ・ダーク」。 だけどこちらのイベント、ラテは行っていません。 趣味は福山雅治なの

          ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ったロービジョンのお話

          車いすのハシロウは”歩く夢”を見るか?

          こんばんは、ハシロウです。 タイトルのような言い回しの映画を昔どこかで見たな、どんなんだったかな、 となかなか思い出せずにいたのですが、さっきやっと思い出しました。 この作品です。 『潜水服は蝶の夢を見る』。 (この日記のタイトルとは似ても似つかない)きれいなタイトルですよね。 確か、自伝が原作だったはず。 それはさておき。 今週は、本当は別のストックをアップしようと思ったのですが、 先日、わくい犬がこんなことをつぶやいていましてね。 「みなさんの夢の話を聞きたいです

          車いすのハシロウは”歩く夢”を見るか?