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バーのすゝめ ②お会計編

バーの相場って? 

バーに行かれたことがない方からすると高そうなイメージがあるバー。大体どのくらいのお会計になるのか分かっていれば行きやすくなりますよね。
その、お会計について今回はお話していきたいと思います。

まず、バーの相場ですが、もちろん一概にいくらだとは言えません。ただ、私が沖縄県那覇市のバーに通っていたときは普通のカクテルを3杯飲んで¥3,000ちょっとでした。それが大阪や名古屋などでは¥5,000ほど。
どこのお店にも言えることかもしれませんが、地方の方が手頃なお値段で楽しめます。だからと言って、レベルが落ちるわけではありません。

そんな私が、六本木のグランドハイアット東京のバーに行ったときお会計を見てぎょっとした経験があります。そんな経験を踏まえて、皆様がぎょっとすることがないように、ご紹介していきたいと思います。

チャージ(お席代)

バーに限らずチャージを設けている飲食店は多くあります。私の感覚ではこのチャージが地方と都市部では一番価格差があるように感じます。オーセンティックなバーでもチャージがない場合もありますし、¥2,000くらいのお店もあります。私はこのチャージはバーの雰囲気、美しい氷やグラスの対価だと考えております。お通しのようなものがほとんどのバーで提供されます。

ミネラルウォーター

お水下さい!と言って当たり前に出てくる水にお金を取られるなんて驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、都心部の一流ホテルや一部のバーでは提供するミネラルウォーターにお代を頂いている場合もあります。あくまで一部のバーですので、それも知っておくとぎょっとしません。

ミュージックチャージ

私がぎょっとしたときはこのミュージックチャージが大きかったです。高級ホテルのラウンジやバーでは生演奏や歌が聴けます。時間帯や日によりますが、その時間帯に滞在してるだけで無条件にミュージックチャージが発生します(ミュージックチャージが発生した場合はその中にお席代も含まれています)。事前に案内があったり、HPで調べると分かったりするので下調べしておくといいですね。しかしこの生演奏を聴きながらお酒を飲めるのもホテルの醍醐味。演奏が終わった際は拍手を忘れず、その雰囲気を楽しむ対価だと思えばたまにはいいかもしれません。

サービス料

高級ホテルやレストランで発生するサービス料がバーでも発生します。主に10%~20%くらいのお値段です。バーの中ではバーテンダーさんの素晴らしいサービスが受けられます。このサービス料を高いと思わせるか、安いと思わせるかはサービスマン次第だと思います。

ドリンク代

ドリンクメニューがグルメサイトやHPで公開されている場合もありますが、そうでないバーも多くあります。そんな場合、大体どのくらいが相場なのか知ってると安心ですよね。私が行ったバーの中にはメニューがないバーもあったので、そんな時も落ち着いて頼めるよう紹介します。

・カクテル
カクテルの種類は本当にたくさんあります。名前も難しく強めのお酒が多いイメージがありますが、いつもどんなお酒を飲んでいるか、どんな味が好みか、アルコールは強めと弱めどちらが良いかなどバーテンダーさんに伝えると要望に合ったカクテルを用意してくれるかと思います。大体の相場は¥800~¥1,500。


・フルーツカクテル
カクテルの中でもフルーツカクテルは大変な手間と時間がかかります。しかし旬のフルーツをフレッシュで楽しめるのはすごく贅沢。使用してるフルーツもこだわりのものが多いので、その値段に比例してカクテルも変動します。大体の相場は¥1,000~¥2,000。


・ビール
バーにもビールはあります。ドラフトを一銘柄ほど。
大体の相場は¥1,000前後。バーだからと言って固くならず、自分ののみたいお酒を飲むことも大切です。


・ウイスキー
自分だとなかなかボトルでは購入しにくいウイスキーがたくさんの種類で楽しめるのもバーの魅力。たくさんボトルが並んでいると何を頼んで良いのかわからないかもしれませんが、予算なども含めてバーテンダーさんに相談してみるとおすすめのウイスキーや飲み方を教えて頂けます。年代物やレアウイスキーを色々楽しむのも、お気に入りのウイスキーを見つけて"いつもの"にするのもいいかもしれません。
大体の相場は、¥800~∞。


ドリンクはざっくりとした説明になりましたが、大体のドリンクが一杯¥1,000くらいから楽しめます。お気に入りの一杯を見つけて、いろんなバーで同じものを頼んでみるとバーによって違いが発見でき、面白いです。あまりバーになれていなくてもバーテンダーさんに謙虚に相談することで、選択肢は無限にあります。

消費税

皆様ご存知の通り、今までの代金のトータルの10%、消費税がつきます。

ぎょっとしない為に

私はそのぎょっとした体験をしたことで、もうぎょっとしなくなりました。すべて内訳の仕組みを知ることで納得できるものです。この記事を読んで、バーの重厚な扉を開けて新しい世界に進まれる方がいることを願って…

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