ヨガインストラクターになる第一歩!養成講座の選び方とポイントは?
こんにちは!現役ヨガインストラクターのカーリーです。前回はヨガインストラクターを目指すためにまずやるべき事を投稿しました。ヨガインストラクターになるために次に私がやったのはインストラクターの養成講座や学校探し。今は検索すると本当に沢山の情報やまとめサイトがあります。そこから自分に合った学校や講座を見つけるのはなかなか大変なことです。実際に私も、受講後にもっと調べておけば良かったなと思うことも多々ありました。
そこで今回はヨガインストラクターの養成講座選びのポイントを教えます!これからヨガインストラクターになりたい方に参考にしてもらえれば幸いです。
ヨガインストラクターには資格が必須?
ヨガインストラクターの養成講座で習得できる資格は民間資格になります。時間やお金はかかりますが、取得にはさほど難しい資格ではありません。元々ダンスや体操をやっていてストレッチの方法や他の講師経験がある方は、学校に行かなくてもヨガを教えることは可能だとは思います。特に資格がなくても、私はヨガインストラクターです。と言えばそれで成立できてしまうのです。
ここで皆さんに質問です。
1.一定水準のヨガ資格を取得していて知識のあるインストラクター
2.自分が習った内容だけを教えているインストラクター
どちらのインストラクターからレッスンを受けたいですか?
大体の方が1のインストラクターから受けたいと思うのではないでしょうか?ヨガのレッスンをするにはポーズを覚えることも大事ですが、ヨガのルーツを知ること、安全なレッスンの組み立て方や解剖学など覚えるべきことがたくさんあります。また、インストラクターの求人の募集要項に資格や養成講座の修了していることが必須となるところがほとんどです。独立する場合でもプロフィールに資格名があることで安心や信頼感が違います。友達や身内に教える程度であれば無資格でもいいと思いますが、しっかりプロとして仕事として成功するヨガインストラクターになるには資格習得が必要なのです。
養成講座の種類
養成講座の受講方法には何パターンかあるので代表的なものを紹介します。
・通学スタイル
一番多いのがこの通学パターンです。平日のみや土日祝開催など様々です。
通学のメリット
・今の生活スタイルを無理に崩すことなく受けられる
・仲間ができる
・サポート体制がしっかりしている
通学のデメリット
・課題などがあり受講日以外にもヨガについて学ぶ必要がある
・時間がかかる
・料金が高い
通学スタイルの講座は少人数体制、大人数体制であるところや期間も講座により違います。受講したことの復習や課題をこなすので大変ですが、生活の一部にヨガを取り入れることができ、その中でいろんな気づきや発見もあるので、インストラクターとして活動した時にシェアできるものがたくさん身につきやすいです。また、卒業後のサポート体制が充実していて、提携スタジオへの優先案内やオーディション情報を案内してくれるところもあります。
通信スタイル
通信教育でもヨガを学ぶことが可能です。オンラインでの受講を導入しているところも増えてきました。仕事や家事が忙しいなど自分の時間がとりにくい方に向いています。
通信のメリット
・自分のスキマ時間を利用できる
・料金が安い
・受講期間が比較的短い
通信のデメリット
・卒業後のサポート体制がない
・質問や疑問点が解決しにくい
・求人に不利
低価格で短い期間で受講が修了できるのがメリットですが、自分のペースで直接のやりとりがないので、人と人との向き合うヨガレッスンを提供するには通信だけでは身につきにくいこともあります。安全にポーズのサポートをするアジャストの練習などは実際に経験を積んでいかないと身につきにくいので、友達や家族に練習台になってもらったり、他のレッスンを受けに行ったり他からも知識や経験を得る機会が必要になります。
留学スタイル
一定期間、国内や海外の施設で集中的にヨガについて勉強します。海外はインドやハワイがなどが人気です。
留学のメリット
・新鮮な環境でヨガを学べる
・仲間ができる
・短期で資格取得が可能
留学のデメリット
・料金が高い
・まとまった日数が必要
・他人との共同生活
合宿スタイルの養成講座も人気です。自然の中でヨガを受けたり、一緒に頑張った仲間との出会いは自分にとってかけないのない経験になると思います。しかし、受講費用に加え渡航費、宿泊費、食費など受講費用意外にも出費があることを覚えておきましょう。また、共同部屋での生活になるのでどうしても気を使う部分は出てきますし、海外での食べ物の相性で体調にも気を付ける必要があります。
養成講座は本当に種類がたくさんあります。自分の受けたい受講スタイルをまず決めるだけでもだいぶ絞り込めますので、それぞれのメリットデメリットを把握した上で選んでみてください。
養成講座選びのポイント
次は養成講座を受けるにあたって候補にしているところが以下の三つに該当しているかをチェックしてみてください。
・全米ヨガアライアンス(RYT200)認定校であること
全米ヨガアライアンスとは世界最大の非営利のヨガコミュニティです。このアライアンスが定める一定のカリキュラムをもとに作られた養成講座プログラムを提供しているところが認定校(RYSとも呼ばれます)になります。今は、ほとんどの求人の応募条件にはこの全米ヨガアライアンス200時間、もしくはこれに相応する資格が取得必須になりました。修了するとヨガインストラクターとして必要な知識やスキルを200時間かけて習得したと認められ、ヨガアライアンスに登録することでIDが発行されます。世界規模のコミュニティなので海外でも通用するヨガの資格では一番大きい資格です。RYTでなくても類似した200時間の養成講座もありますが、最も知名度のある資格なので、オーディションや面接に強いのはRYT200です。気になっていたスタジオは認定校か確認し、特にない場合はRYT200で検索してみるといいでしょう。
・自分の受けたい内容にフォーカスされているか
次にチェックすべきポイントは自分の学びたいヨガ、やりたいヨガのスタイルに対応しているかをチェックしましょう。例えば、パワーヨガやフローヨガなどフィジカルなヨガを教えたい場合は、解剖学やアジャストメントをしっかりと教えてくれるところを。瞑想や神秘的なヨガが好きな場合は瞑想法やマントラ、チャクラなどスピリチュアルな部分に重きを置いて教えてくれるところなど。養成講座も多種多様なのでリサーチしてみましょう。
・講師の人柄や雰囲気が自分にあっている
ここも大事なポイントです。養成講座の講師は過去、もしくは現在にかけてヨガインストラクターやトレーナーを経験している方がほとんどです。できれば選択肢の多い講師が複数いるところがオススメです。可能であれば体験レッスンを受けに行くのもいいでしょう。講師によって特性や得意分野が違いますし、「この先生の教え方好きだな」、「こういう先生になりたいな」と尊敬や憧れになる、そんな素敵な先生と巡り会えたら素敵ですね♪
おわりに
実は私は通学タイプと留学タイプ、両方を経験しました。最初にヨガインストラクター養成講座を選んだ時には3社くらい資料請求をしました。当時はインストラクターとして活動できるかわからない状態だったのと、RYT取得は必須ではなかったため、最初は少人数性の比較的短期間で安価な養成講座を選びました。受講料を取り戻すぐらいの稼ぐ力が身について、インストラクターの仕事を続いていけるようであればRYT200を取得しようと考えたのです。
養成講座を終了すればすぐにインストラクターになれるわけでもなく、インストラクターになってからも勉強すべきものは少しずつ足していくというやり方もありではないかと思います。
そしてインストラクター3年目の節目にRYT200の養成講座を留学スタイルで受講しました。場所はヨガの聖地とも言われているバリ島。朝から晩までヨガ漬けで、しんどい時もありましたがここでも素敵な講師や仲間との出会いがありました。忘れていたものを思い出させてくれて、改めてヨガが好きだなと実感できた貴重な時間でした。
ヨガは一生を通して学ぶものと言われます。最初の一歩を踏み出すには勇気がいることと思いますが、やらなければ何も始まらないし何かをするのに遅いなんてことはないと思っています。今が一番若い時ですからね。インストラクターを目指す皆さんに素敵な養成講座が見つかることを祈っています!
ナマステ♡