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フォカッチャを追いかけて

先日、TAROTOMARU BAKERSというフォカッチャのお店と運命的な出逢いを果たした私。
あの美味しさが忘れられない。


よし、今週も行こうか。
5日間の勤務をみごと生き抜いた私へのご褒美だ。

と思っていたらインスタで『本日は臨時休業』とのお知らせ…


と思っていたら大型ショッピングセンターでの催事に出店しているようだ。

私の気持ちはもう止められないので、
気づけばハンドルを握り出発していた。



今日はとても天気がいい。
休日で天気が良い日に朝から出かけると、人生って素晴らしいのではないかという気持ちで幸福感に包まれる。

空が、海が、世界中のすべてが私に笑いかけている。
この時間が永遠に続けばいいのに。 


***


早朝から出かけた甲斐があり、土日のショッピングセンター特有の駐車場争奪戦が行われる前に到着できた。
早起きは本当にお得である。
催事会場もすぐに見つかった。

『人・動物』をテーマにした写真展もあり、家族と一緒だからこそ引き出せる動物たちのリラックスした表情がとてもよかった。


***

さて、本命のTAROTOMARU BAKERSでは
最初に一目惚れしたビスケットブラウニーには出逢えなかったものの、パストラミビーフとチーズのフォカッチャと、ブルーベリーマフィンを購入することができた。

温かい緑茶と共にいただく。

パストラミビーフのフォカッチャは、何も考えられなくなるくらい美味しかった。スパイスの効いたビーフの力強い味を、後からチーズが追いかけてやさしく包みこむ。


そしてこのビーフとチーズは、フォカッチャの切れこみギリギリまでぎっしり詰まっている
スパイシーとクリーミーな波が、食べ終わるまで続く。こんな贅沢な時間があっていいのだろうか。



そしてブルーベリーマフィン。
表面に見えているブルーベリーがすべてなのかと思いきや、マフィンの中にはクリームチーズが入っていた。

ブルーベリーの酸味とクリームチーズのまろやかさがマフィン生地とよく合い、その黄金バランスで一口がまた次の一口を誘う
酸味と甘みの中毒性が一気に完食へと導く。



今日は何も思い残すことはないが、まだまだこのTAROTOMARU BAKERSには通っていきたい。
『この店に行ったら必ずこれを買う』という私の定番が決まるのはいつになるだろうか。

ゆっくりと、時間をかけて探すこの瞬間も尊いものであるし、定番なんて決めなくていいのではという気持ちにさせる。

またお店を訪れることがあれば記事にしたいので、
次回も期待していただきたい。


『TAROTOMARU BAKERS』
沖縄県宜野湾市真栄原3-23-8 1F
営業時間、定休日などはリンクのinstagramでご確認ください。


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