高校94608000秒間
4回目の投稿
みなさまこんにちは。
さて、早いことで私が高校に入学してから約半年がたちました。どうでもいいですね(笑)。もう6分の1なくなてしまったのかと考えるとびっくりです。
さて、高校は「義務教育ではない」というのは当たり前のことですね。日本の教育では義務教育は「中学校まで」ですから、高校は義務教育から外れた「自分の意志で行く学校」なんです。
当たり前ですよね。でも、よくよく考えるとこれって結構重要なことなんじゃないかと最近感じているのです。
何もかも自由
もちろんですが、高校は中学校までのようにスマホ禁止や部活強制入部などの「強制力」のある校則は少なくなっています。つまり、高校生は中学生のころに比べて「自分で自由に選択できる」ようになったのです。
ただ、私含めた多くの高校生は不思議なことに、「自分はまだ高校生だから誰かに道をある程度決めてくれる」とどこかで思っています。だから毎日スマホいじって時間を無駄にできるのです。
ただ、最近いろいろな「大人(学校の教師や塾講師、親など)」と話しているとこれはどうやら間違っているんだな、と感じることが非常に多くなってきました。大人は我らの道を決めてくれているわけではないようです。「プランを提示する」だけです。
つまり、今後の道を決めていくのは大人ではありません。自分自身です。
もう「子供」でい続けることは出来ない
「自分の今後の人生は自分で決めろ」と言われてしまった高校生。そうなると「高校生」は「子供」という身分を捨てざるを得ません。一人の「大人」としての意識を少しずつ持ちはじめないといけないのです。
高校生になって自分が第1に感じたこと、それは「先生との距離が遠い」ということでした。こう感じる原因がいよいよ分かってきました。先生たちは私たち高校生をあえて「突き放している」のでしょう。もう先導はしてくれないのです。
高校3年間の94608000秒をどう使うのか。
(文章表現として3年間を秒数に変換するために電卓で計算して思いましたが、3年間って結構短いのですね。)
学校の教師、塾の先生、いろいろな「大人」は私たち高校生によく「いろんなことに興味を持て」「時間を無駄にするな」「隙間時間をSNSで埋めるな」と言います。
なぜこう口酸っぱく彼らがこう言うのか。私はまだ16年しか生きていないので真相は分かりません。ただ、高校3年間という3年間は相当重要な時間らしい、ということだけは分かります。
高校生は人生で初めて「自由行動」する権利を与えられます。でも、高校生は「動こうとしない」または「動けることを知らない」のです。中学生のころと同じように、先導者がいて、道がある程度決められていて、その上を走ればいいだけだと思っています。
ただ、現実はどうやら違うようです。自分で道を切り開いていかないといけないようです。そんな3年間をSNSで無駄にしていいわけがない。
だいぶ前に私は「勉強マシーンになりたくない」と書きました。「受験勉強」とは道を切り開くための「道具」にすぎません。そもそもどんな道を作るのか、考えていないとこの道具は役に立ちません。
高校生が一番大切にすべきなのは、「自分と向き合う時間」なのではないか、と私は思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。またいつかお越しください。
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