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心の言魂

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2019年3月の記事一覧

不安と共に生きる智慧

不安と共に生きる智慧

人生に不安は付きものだが、その根源は
「自分の権限内に無いものを欲することにある」

自分ではどうすることも出来ないことを
求め考えてしまうから不安になるのだ

例えば、大学に合格できるかは自分の実力だけど
合否を決めるのは、他の受験生の成績である

およそ何点以上なら合格だろうという目安はあるが
その目安自体が不安の根源なのだ

他の人が何点を取るかはどうすることもできない
自分

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自分の中心にある大切なもの

自分の中心にある大切なもの

学校には、成績の良い子と悪い子がいる
多くは学力試験の点数、偏差値で決められる

子供の頃から、僕らはレッテルを貼られてきた
頭の「良い子、悪い子、普通の子」というように…

それは良い子や悪い子ではなく、単なる個性だ

昔は人気番組のタイトルになるほど当たり前だった
それだけ深く意識の中に擦り込まれていた

「大人になったら何になりたい?」という
輝いていた夢も、大人になるにつれ

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本質を捉える

本質を捉える

ある若い修行僧が坐禅をしていた

そこに現れた老師が僧侶に尋ねた
「お前は何をしておるのじゃ」

僧侶は答えた
「はい、坐禅をしております」

老師「坐禅など、見ればわかる
何のために坐禅をしておるのじゃ」

僧侶「悟りを開き
仏になるためです」

その答えを聞いた老師は
何を思ったのか、おもむろに瓦を磨き

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大霊界シリーズより(^^)

大霊界シリーズより(^^)

この世で出会い
強い愛で結ばれた者同士が

いよいよあの世で再会し
再び結ばれる時がやってくる

あの世で二人が結ばれると
合体し本当に一つになってしまう

こうして一つになった霊体は
霊界ではとても位の高い魂となる

そして天上界へと昇るらしい

これこそが「永遠に結ばれる」
本当の姿、最上級の段階なのだという

〜松◯聖子の名言〜

「憎みあって別れたのではない

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人類の進化の本質

人類の進化の本質

恐竜は2億3千万年前に誕生し
6600万年前に絶滅した

アウストラロピテクスは
500万年前に誕生し350万年前に絶滅

ネアンデルタール人は
40万年前に誕生し2万年間前に絶滅

クロマニョン人は
4万年前に誕生し1万年前に絶滅した

ホモ・サピエンスはやや遅れ
僅かにネアンデルタール人のDNAも持ちつつ
繁栄を続け、ヒト、つまり我々現生人類は
今もこうして生き延びている

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迷走しやすい人の特徴

迷走しやすい人の特徴

コーチングやコンサルでわかった
「迷走しやすい人の特徴」

常に周りに気を配っている
人の話に上手く乗っていける
人を喜ばせるような相槌が上手い

人の集まる場で盛り上げ役に多いタイプ

反面、外側に意識が向き過ぎている

目線がずっと外側に向いているため
自分の心まで外側に持っていかれやすい

人の話を聴きながら
うんうんと相槌を打つ度に
心が外側に引かれ、無意識のうちにブレ

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他人の身を、我が身と思え

他人の身を、我が身と思え

「他人の身を、我が身と思え」

僕が子供の頃に聴いて、一番最初に覚え
ずっと頭から離れない、和尚さんの言葉だ

母はよく言っていた
「人の身になって考えなさい」

人の痛みや苦しみを
自分の事のように思い、寄り添うことだと

それが身に染み付いてしまって離れず
大人になって「お人好し」と言われたりもした

人は欲にも走るので、利用され
ただの「いい人」で終わることも多かった

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引き受けるという生き方

引き受けるという生き方

今、目の前で起きていることに
意味があるとか、ないとか、どうでもいい

ただ「起きていることを引き受ける」
それが自分の人生のド真ん中を行く生き方だ

好きとか、嫌いとか
楽しいとか、つまらないとか

そうして分けるから、苦しくなる
分けなければ、苦しみなんて生まれない

苦しみの原因は「欲」だ

好きなことをしたいという欲
楽しい時間を過ごしたいという欲

嫌いなことを排

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有言実行、有言不実行、不言実行

有言実行、有言不実行、不言実行

「有言実行」とは
宣言した通りに実行し結果を出したことを言い
一般的には周りからも評価され最も良いとされている

本当にそうだろうか?

よくあるのは、夢や目標を公にして
それを達成すれば周りから賞賛されるというもの

「あの人は言った通りに結果を出す人だ」
「有言実行!素晴らしい!」

ならば、夢や目標を達成出来なかったら
「有言不実行(有口無行)」となるのだろうか?

「有

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本質を見抜く力

本質を見抜く力

何事も「本質」を押さえておけば
何をやっても上手くいくことを知った

それを教えてくれたのは
数多く経験してきた「失敗と挫折」だった

勢いに任せて次々と新しい事に挑戦していた
挑んでは負け、挑んでは挫折を繰り返した

こんなはずはない、勝つはずだったのに…

世にある「成功法則」の本を読み漁り
最新メソッドを学びにセミナーを転々とした

なぜ上手くいかないのか、答え探しに迷走

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相反する二つの視点と柔軟な思考

相反する二つの視点と柔軟な思考

旧暦から新暦へと改暦されたのは明治初期
明治5年12月3日が明治6年1月1日と改められた

さて・・・

果たして27日間は何処へいったのか?
明治5年12月4日から12月31日が消えたのだ

縁起の良い日も悪い日も一変に消えた

当時、自分の誕生日が消えたと思った国民も
きっと狼狽えたに違いない

しかし、それは消えてはいない

なぜならば、暦など元々有りもしないものだか

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ジョージ・カーリンの言葉

ジョージ・カーリンの言葉

ビルは空高くなったが 
人の氣は短くなり

高速道路は広くなったが 
視野は狭くなり

お金を使ってはいるが 
得る物は少なく

たくさん物を買っているが 
楽しみは少なくなっている

家は大きくなったが 
家庭は小さくなり

より便利になったが 
時間は前よりもない

たくさんの学位を持っても 
センスはなく

知識は増えたが 
決断することは少ない

専門家は大

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努力

努力

世に活躍している人の多くは
誰よりも多くの努力をしているだけなのだ

優しく静かに微笑んでいる者ほど
誰よりも辛く苦しい困難を乗り越えているものだ

こんなに苦しい思いをしているのに!
そう口に出す者ほど、小さな困難にも大きく嘆くものだ

己が己を努力していると言う者こそ
取るに足らない努力であることに気付いていない

本当に努力をしている者ほど
努力をしているようには見えないもの

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ただ生きる

ただ生きる

昔「横浜駅異臭事件」に遭遇した
駅前は騒然となり500人以上が救急搬送された

当時、僕は会社の研修所に向かう途中で
たまたま一本早い電車に乗っていて助かった

地下鉄サリン事件の直後だったため
あの日の恐怖感は今でもよく覚えている

この世には生死を分ける話がたくさんある
本当に一瞬先はどうなるかわからない

電車一本の差で未来が変わる

その電車一本の差も、寝起きの数分の差

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