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他人の身を、我が身と思え

「他人の身を、我が身と思え」

僕が子供の頃に聴いて、一番最初に覚え
ずっと頭から離れない、和尚さんの言葉だ

母はよく言っていた
「人の身になって考えなさい」

人の痛みや苦しみを
自分の事のように思い、寄り添うことだと

それが身に染み付いてしまって離れず
大人になって「お人好し」と言われたりもした

人は欲にも走るので、利用され
ただの「いい人」で終わることも多かった

おかげで、たくさん騙されてきた
きっと騙しやすいタイプだったのだろう(笑)

それはそれでいいと思った

僕にとっては
騙されようが騙されまいが関係ない

騙す理由はきっと
お金が欲しいからなのだろう

騙したお金でも、それを何かに使ってくれたら
その先の誰かの助けになると考えた

人の身の先の先の人を考えることで
気持ちはずっと楽になる

もちろん騙すこと自体は良くないことだけど
でも、いつか気がつき、反省する時が来るだろう

そして、その時に苦しみを感じるはずである
人はそうして成長するのだ

全ては巡り巡る、それが世の中だ
だから他人の身も、自分の身も同じなんだ

お天道様はそれをわかっていてくれる

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