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美容業界の研修内容 驚きと真実


1ヶ月の研修期間

研修期間は8時間労働として扱われ、しっかり給与も発生します。初日の座学後、2日目から実践練習に入りました。研修生皆が実習生となって体を張って練習していきます。なぜならば当然店舗に立った時に、お客様の身体に触れ脱毛の施術をしないといけないからです。


研修2日目で全て脱がされる

上記でご説明したように、実践練習はマネキンを使うのかと思いきや、研修生皆が裸になって実習をするため最初は当然衝撃を受けます。局部にも触れるのです。しかし恥ずかしさなど感じている暇はありません。私たちはプロとしてお客様の身体に光を当てないといけないからです。

自分たちが練習台になることで実際の雰囲気や身体の違いについても知る必要があります。人の身体は十人十色で、毛の生え方や場所・肌質など特徴はバラバラです。そういったパターンや慣れにも順応していかなければいけないのです。

服を全て脱いでからは同期同士の仲も一気に親密になりました。お互いの裸を見られた分、何も隠すものがなくなったからです。恥ずかしさは1日目だけで、2日目は皆が口を揃えて「私がモデルします!」と手を挙げられるようになったくらいです。


研修5日目でプロとしてお客様に対応する

プロ、と大袈裟に見出しにしていますがもちろんまだ入社して5日目の研修生です。行う業務は先輩の補助的役割です。そのため、お客様の肌を傷つけるといった心配はありません。しかしお客様は研修生であることは全く関係ありません。

お客様は自分の身体を預ける分、スタッフを信用していますし、こちら側としてもお客様の肌に傷がつかないよう、また不信感を得ないよう責任を持って施術しなければいけません。
そのような点で研修生としてお客様の前に立つのではなく、プロとして務める必要があるのです。


苦労したこと

私は前職でも接客経験があり、臨機応変に対応することの意味を分かってはいましたが、やはり初めてお客様の前に立ち先輩のサポートとは言えども、研修通りにいかないと頭が真っ白になってしまいます。

実際にお客様の前に立つ前に実践も行いますが、基本的には先輩の動きを見て動かなければいけませんし、マニュアルを全て覚えてきても、一つ手順が違うと動けなくなってしまいます。私は1回目の初めてお客様の施術の際、その最悪な状況に陥ったのです。私は立ち尽くしました。お客様の前だと声を出すことができないため、その場で先輩に「次に何をしたら良いのか」を聞くこともできないのです。

1回目の施術では、「まずは流れを覚えてきてください。」とだけフィードバックをいただきましたが、マニュアルを覚えても本番で生かせないのが本番の怖さだと、その日は肩を落として研修を終えました。


次回では研修の続きと、在職中の会社で推奨している保湿方法とお手入れについてご紹介します。

最後まで読んでいただき大変恐縮です。堅苦しい記事が多いですが今後も前向きな記事を書いていきますのでどうぞご贔屓にお願い致します🤲🏻少しでもあなたがプラス思考へ導けるよう私もサポートさせてください。