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生活習慣

概要

生活習慣の改善とは、簡単に言えば一般的に悪いとされる習慣を、良いとされる習慣に変えることになります。

なので、まずは悪い生活習慣とは何かという基本から書かせてください。

悪い生活習慣の例
●喫煙者である
●夕食が21 時以降になることが多い
●週に3日以上お酒を飲む
●食べるのが異様に早い
●仕事や日常生活などでストレスを感じることが多い
●定期的な運動習慣(週1回程度)がない
●両親や近親者に生活習慣病の人がいる
●睡眠時間が少なく寝不足を感じている
●食事は濃い味付けが好き
●定期健診を1年以上受診していない

のように、いわゆる一般的に良くないとされる習慣で、改善をせずにそのままにしてしまっているもの、であり、文字どおり「生活習慣病」の原因とされます。
上記だけでなく、


●辛すぎるものを好む
●よく噛まない
●自宅に仕事を持ち帰る
●空調設定が強い
●麺類の汁を全部飲む
●肉ばかり食べ、魚や野菜が少ない
●小麦粉や精白糖など精製しているものばかり食べる
などさらに細かくしていくこと出来ます。

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全て完璧にする必要はありませんが、悪習慣が多いと上記したように、人により様々な不調がおこる場合があります。

悪習慣が原因でおこりえる生活習慣病の例


●食事の悪習慣・・・糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、循環器病、大腸がん、歯周病など
●喫煙習慣・・・肺がんなどの呼吸器系の疾患、循環器疾患など
●飲酒の悪習慣・・・肝障害、疲労蓄積、肥満など
●運動の悪習慣・・・糖尿病、高脂血症、肥満、高血圧症など。

いずれも慢性的な疾患や症状で、だるさや痛みから死亡率が比較的高い病気まで幅広く関係してきます。
生活習慣を改善することは生活習慣病予防だけでなく、スポーツや仕事などのパフォーマンスをあげる事にも繋がりますので、自分だけでなく周りの方やご家族などの為にも実行される事が望ましいです。

筆者は以前、永平寺というお寺に居たことがあるのですが、起きるのも寝るのも非常に早く、粗食で1日5時間以上の座禅を組む、という一見普通ではないような生活習慣をしていましたが、実のところすこぶる調子が良かったことがあります。

結局は、誰かに良い!が自分に良いかは分からない

また、3食しっかり食べる事が良くない方、ベジタリアンやヴィーガンフードが良くない方、高たんぱく質で低脂質が良くない方、入浴習慣が良くない方、、、など人により良いとされる事が悪習慣になっている方も意外に多いです。

筋肉をつけることに偏重する、脂肪を落とすことに執着する、眠くならないように刺激する、家族の為に献身的になりすぎる、、いい事半分、悪さ半分といった感じです。

筋肉をつけるためにエネルギーを注ぐならば回復や調整にはそれ以上のエネルギーを注ぐ必要があり、

脂肪を落とすのに執着するならば他のものが落ちないことに執着する必要があり、

眠くならないように刺激するならば、刺激に対して別の時間でさらにリカバリーが必要になり、

家族の為に献身的になるならば、自分の為にも献身的になる必要がある、

そんな感じで、強烈な頑張りにはそれを上回る頑張りが必要であり、足りなければ全て悪習慣となる事もあるのです。

様々な例

モデルを目指す女性が綺麗になろうとトレーニングを行い、脂肪を落とす努力をしても、スポーツ栄養学をなど考えずに憧れのスーパーモデルが実践していたベジタリアンメニューを真似していては、結局本人に合うかは分からず、自分では最大限良い生活習慣を送っているつもりが、ケア不十分で排泄力、代謝能力、筋力、心肺能力などが落ちてしまう、、、実際によくある話です。

家族の為に献身的になり、お食事の栄養バランスや提供時間を考えて作り、洗い物、掃除、洗濯を皆がリラックスしている時間に行い、皆が寝ていてもお弁当の仕込みを行う、、、最高にいい人物ですが、他の家族とは生活時間が違えば、自律神経などのバランスも乱れてきます。

筆者が在籍していた相撲界では、朝から何も食べずに超高強度の稽古を行い、血糖値が下がりに下がったのちに大量のお米を食べて、急激な眠気に逆らわずに昼寝します、相撲取りならベストな生活習慣ですが、一般人ならば巨大なデブが誕生します。


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まとめ

当社記事では習慣の基本的な知識から、改善法まで実践的な部分を幅広く掘り下げていきます。
どのような生活習慣が望ましく、どれが悪習慣とされるか、などすぐにわかり、実践可能なものがほとんどです。
それにより皆様の生活習慣に対する疑問やお悩みが解決すればうれしく思います。

自身の状態が理解出来ることで改善法も見え、全力の自分を取り戻すことが出来ると思います!

さあ、それでは本編をスタートしていきましょう!

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