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waffleを通して自分が見えた件

今日も私はwaffleを焼きました。

ほぼ毎日、いゃ毎日、御勤めご苦労様。
不要不急の外出は控えるよう何処からともなくお達しが…。

しかし猛暑であろうとも私は焼き仕事をする人。

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このwaffle
いゃ、これに限らず人には〝好み〟ってぇ〜ものがある。

ふっくらソフト好みの私は、自分の好みに合わせて焼く。
そういうものだ。
しかし〝カリッ!フワッ!好き〟さんには物足りん。

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もし私が、売れるとか売れないとかを考えて行動できる「ザ・商売人」だったら、
こんな暑い最中に焼き仕事なんかしていない。
かき氷の旗をヒラヒラたなびかせているに違いない。

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ところで世の中にはワッフルシュガーという砂糖がある。
このワッフルに使う以外に何か用途はあるのだろうか?とさえ思うネーミング。

せっかくこういう砂糖があるのだからと表面を化粧して焼成するのだけれど、
世間ではワッフルシュガーの存在を打ち消すように、粗目砂糖派も少なくない。
哀れ也、唯一の出番さえ奪われるワッフルシュガー。

いゃ、驚いたことに表面に砂糖など不要とまで曰う御仁も現れた。

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様々な各人のお好みを具に耳を傾け、若干振り回され、試行錯誤の末、
この度、やっとレシピを確立させた私。

そこで気づいた!
何と!waffleを通して〝自分〟が見えたのだ!

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帳面に書き落としてしまえば、何とも味気ない書き物だが、
読み解ける人が見れば、その帳面の中では作り手の個性が満開に花開いている。

そして私が作り上げたwaffleというと…
まるでブリオッシュのようなrichな生地に粗目砂糖を練り込んだりトッピングしたりの、若干、bread寄りのsweetsになった。

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お好みは、いろいろあって宜しと存じます。
だから、食べ物商売が出来るってぇもんだ。

いろいろなお声を頂戴しました。
感謝でございます。

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