不安は、自分で片づける!~カジュアルめい想のススメ~
40~50代女性にアンケートを取っています。
(子育て卒業世代のための「心・おうち整えラボ」<卒ラボ>準備のため)
「生き方、人生でどんな悩みや気がかりがありますか?」
という質問への自由回答の一部を紹介すると、
子どもが手を離れて夫婦でこれからどんな生き方をするのか、そして親の介護をどうするのか
第二の人生をどうしていこうか。仕事や趣味や色々
仕事と一人暮らしの親の手助けのバランス
今の仕事は大好きですが、今後の体力的なことを考えると働き方を変えた方がいいのか?老いと仕事の向き合い方を考えてしまいます
夫婦だけになったら、どんな暮らしをするのか
などなど、どのお悩みも、深くうなづいてしまうものばかり。
子育て中は子どものことで悩み、子どもが育てば親のことが気がかりになってくる。
自分自身も年を重ね、5年後、10年後の未来は、今と同じように身体が動くかどうか分からない。
考えることはいっぱいなのだ。
不安が完全になくなることはありません。
でも、不安に振り回されない自分になることはできる。
そのためには、「今ココ」を味わおう!
目の前のことに集中しよう!
と、バカの一つ覚えのように言い続けているのですが、今日はその根拠をお伝えできそうです。
「集中」よりも「雑念」が脳を疲れさせている!
NHK 明日が変わるトリセツショーの内容を元に書いています。
ぜひ、ご覧になってみて下さい。
私たちの脳内は常に、雑念が起きては消え、起きては消えしている状態です。
私たちが普段抱く、不安や怖れも、雑念と言えると思います。
雑念で頭がいっぱいの時、脳は、「集中」状態よりも疲労しているのだそうです。
大きなストレスにさらされ、雑念で脳が疲労している状態が長時間続くと、ウツや不眠といった心の病にまで繋がる可能性まで出てくるのだそう。
しかし雑念を完全に取り払うことはできません。
どんなに修行した瞑想の達人でも、無理なのだそうです。
ただし、瞑想の達人になるほど、ハっと雑念に気づいて、集中に戻るまでの時間が短くなる。これが、瞑想の大きな効果であり価値なのだそうです。
雑念にハっと気づいて → 集中にシフト
今に意識を切り替えられると、脳の疲れが取れる。
すると、脳の島皮質というところが厚くなるという研究結果があるのだそうです。
島皮質については、私がここで詳しく語ることはしませんが、島皮質が厚い人=幸せな人 という内容の記事を見つけましたので、コチラもぜひお読みください。
この、雑念に気づいて→目の前に集中する という切り替えが、脳の筋トレになるとのことでした。
でも、「そうは言っても、その切り替えがなかなかできないのよ・・・」
「瞑想なんて難しくて、5分と続かない・・・」
と思った方は、安心して下さい。
ここからが本題です。
きっと「これならできるかも」と思ってもらえるのではないかと思います。
日常の小さな用事が瞑想になる!
京都は建仁寺両足院の副住職 伊藤東凌さんによると、
意識を変えれば、日常の小さな用事が瞑想になるというのです。
例えば、
キャベツの千切り
配達物の開封
掃除
洗濯物を畳む
お茶を淹れる
洗顔
などなど
こういった数えきれない日常の作業を使って瞑想をするのだと。
これを、伊藤さんはカジュアルめい想と呼んでおられます。
やり方は、目の前のそのこと、音、色、におい、感覚、景色に意識を集中する。だけ。
例えば、お茶瞑想であれば、お茶の匂い、お湯を入れて茶葉が広がる様、お茶を実際に味わうところまでが瞑想になります。
番組で紹介されていた4つの「カジュアルめい想のコツ」
今「この瞬間に」注意を向ける
五感で感じる
「良い・悪い」「好き・嫌い」などの価値判断をしない
1分からでもOK
いかがでしょう?
出来そうな気がしてきませんか?
番組内では、実際に視聴者の方がチャレンジされていたのですが
・コーヒーを豆から曳いて淹れる コーヒーめい想
・ヘアアイロンめい想
・電車の音に意識を向ける 電車めい想想
・川のせせらぎめい想
・歯磨きめい想
これらを実践した結果、チャレンジ前と後では、「考え事へのとらわれやすさ」を測る指標(認知行動療法でも使われている7つの質問 合計点が低くなると改善)の点数が、見事全員の方が減っていたのです。
「え、そんなに簡単なことでいいなら私にもできそう!」
そう思った方は、ぜひトライしてみませんか。
「不安を片付けるスキル」を身に着けよう
子育て卒業世代の私たち。
子育ての悩みが減ってきたと思いきや、親の介護のことや、自分自身のこれからの生き方、働き方など、悩みは尽きません。
それら一つ一つを解決しようとしていたら、人生が終わってしまう…
一つ一つを解決するというよりも、「どんな問題が立ちはだかっても大丈夫」と思える自分になっている。それが大事なのではないかと私は思うのです。
そのためには、
不安を片付けるスキルを身に着けることが欠かせないと私は考えています。
おうちの片付けで、不安も片付けられる
私にとっては、思いがけず、お片付けが「今ココ」に留まり、目の前に集中する瞑想法になりました。
片付けを始めた頃の私は、「私にできることは何もない」「これからどうやって生きていこう…」と不安でいっぱいで、未来が見えませんでした。
それが、目の前のものに集中する時間を積み重ねているうちに、不安よりも希望の方が多くなっていったのです。
不安や焦りという雑念でいっぱいだった脳が、目の前に集中することで変化していったのだと思います。
心の片付け・おうちの片付け、両面からアプローチして、
「どんな問題が立ちはだかっても大丈夫」と思える自分育てプログラムを考えているところです。
ー質問ー
「これならやってみたいかも!」と思ったカジュアルめい想、ありますか?
コメントで教えて下さい♡
子育て終了の足音を聞きながら、自分のこれからの生き方を整える
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