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愛という名のもとに。

「それいいね」「最高だね」
 

 特に相手を称賛する言葉を放つとき、書くとき。心を込める。本当に心から感銘を受けて、ストンと言葉が降りて来た時にしか口にしないようにしている。その場をとりあえず繕いたくない。曖昧なら黙る。時間を置く。そこは大人の常識で、【嘘も方便】だって勿論知っている。減るものでもないでしょう?確かに…でも、嘘の中にある毒を知っている。だから、お世辞なら言わない。相手にも、自分にも、失礼だと思うから。自分自身が投げたブーメランが巨大なジャンボ機になって戻って来ないように。嘘は少しずつ視野を曇らせ、精神を摩耗させる。騒がしいことに気づいてしまったら、静かに早足で通り過ぎる。【同調圧力】は日常にある。【忖度】が当たり前で、世の中はさらに複雑だけど、反面教師を知りながら、自分を保つのも大変な時代だけど、それでも生きていく。
なるべく、なるべく他意に影響を受けないように。

 ネットの世界なら、自分のページだけでも「いいね!」ボタンだけじゃなく、「悪くない👍✨」ボタンもあったら気楽でいいのに…なんて生意気に思う。
嬉しいに過剰な期待は求めない。

じゃあ、この違和感の正体は何なのだろう。

 学生時代に、「ビスコって、そういうことするような人だとは思わなかった!!」と言われたことがあった。いきなり一方的に不満をぶつけられて、戸惑った経験がある。イメージと違うと詰め寄られても、其れは、相手の勝手な理想、あくまでもレッテルであって、瓶詰めのラベルが塩か、胡椒か、くらいのどうでもいいことだと思っていた。
「良い人」(だよね)「優しい人」(だよね)「しっかりしてる人」(だよね)…

本当の友達なら、押し付け合わない。
「友達100人できるかな?」それって全員、友達?
皆んな一緒なんて、正直、気持ち悪い。

違っていいよね。
暗黙に察し合えれば。
知り合おうとしてる?
感情を持つひとりの人間だから、
それ以上でも、以下でもない。
他意のものさしで測られたくない。
また、測るつもりも、さらさらない。

 哀しいかな、【継続はチカラなり】は、大人になるほど継続することが難しくなる。
新しいヒールサンダルを履いたら、右足だけ靴擦れした。
(うーん難しい)

愛という名のもとに、忠実で。
【創造力】で、最大限に、言葉のキャッチボールがしたい。笑いにボリューム多目で。

自分のバランスを取る意味で、仕事以外には、
「物事に深くコミットはしたくはない」という感情にもちょっと変化があって、その感覚も大切に留めておこうと思っています☺︎

変化も悪くない。


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