かしま / 非時香菓を求めて

かしま / 非時香菓を求めて

    最近の記事

    人魚を食べるならお早めに

    少し前から人魚伝説を調べているのですが、日本人は出会うと必ず食べようとするんですよ。 人魚を。 人魚伝説は世界中にあって世界の他の地域ではあまり人魚を食べたという記録は残っていないのに、日本人はとにかく浜に上がった人魚を食べようとした(食べた)記録がとても多いのに疑問を持ちました。 人魚の肉を食べて800歳まで生きた娘 不老不死というテーマは世界各地の伝承や物語に登場することからも、人類共通の夢であり人々を魅了する何かがあるのだと思います。 その中で日本では上の説明

      • 速報!やまとなでしこ発見!

        番組の途中ですが速報をお伝えします。 今世紀に入り日本では絶滅していたと信じられていた、やまとなでしこの生存が確認されました。 目撃箇所は広島県広島市の山中との事です。 第一発見者のかしまさんに当時の様子を伝えてもらいましょう。 『最初は信じられませんでした。 だってやまとなでしこはもうとっくに絶滅していると思っていましたから』 どうやって発見されたんですか? 『食事中に偶然発見したんですよ。』 どのような状況だったんでしょうか? 『仲間と一緒に食事に行ったんです

        • みかんの酢豆腐

          突然ですが酢豆腐という古典落語を知っていますか 知ったかぶりが後に引けない事態に 数年前、熊本県の取引先の担当者と電話で話していた今頃の時期、どちらともなく『みかんの美味しい季節になりましたね』という会話になりました。 広島のみかんは大変美味しいので、わたしが『広島のみかんは美味しいですから、今度送りましょうか?』と言ったところ、先方が『え?広島ってみかん採れるんですか?』っていう会話になりまして。 こちらはこちらで『いやいや、むしろ熊本こそみかん採れるんですか?』と

          • アマビエの正体はみんなが大好きなスタバのアレだった

            今頃アマビエかよ。と思われた方、私も同感です。 しかし性格的に調べたいと思ってしまったらとことん行くので、調べた結果をここでアウトプットすることでこの想いを成仏させたいと思います。 アマビエ自体はコロナ禍に突然現れ、急速に日本中に広がった妖怪なので今更説明は不要と思いますが、最近はあまり見かけなくなったのでおさらいとして、またイラストは見たことがあっても、そもそもどういう妖怪なのか知らない方に向けて説明を入れておきます。 アマビエは江戸時代後期、肥後国(現在の熊本県)の

            八代市で令和の河童退治があったってよ(後編)

            突然ですが八代市民の方に悲しいお知らせです。 皆さんは日本で初めて河童が上陸した地、八代の市民ということで、今までさぞ誇らしく自慢できる人生を歩まれてこられた事と思いますが、日本全国に視点を移して河童を調べてみると当地八代に住んでいた九千坊ですが、書物に紹介される際に【西国一の河童とか西の大将 九千坊】と書かれることがあります。 なぜ八代市民の誇り、九千坊が日本一の河童ではなく、西の大将なのでしょうか。 それは、一度負けているからです。東の河童に。 その名も【利根川に

            八代市で令和の河童退治があったってよ(前編)

            最近ひょんな事からご縁をいただき、熊本県八代市の方々と交流する事が増え、このnoteは先日八代市にある『SUNABACO八代』さんにお邪魔した事をきっかけに調べたことのレポートになります。 私は仕事でもプライベートでも新しい街に行った時には時間が許す限り街を徒歩で散策してみることにしています。 街を散策していると色々なことが見えてくると同時にこの街が自分が好きな街かそうではない街か肌感覚でわかります。 そして長い付き合いになる街は直感的にわかるものです。 そして八代市は私

            ブリティッシュっぽい

            こないだラジオで、  「曇り空はロンドンみたいな天気と思えばおしゃれ」  って言ってました。  確かにおしゃれな天気に思えてきました。  そこで私も考えたよ。  まずい飯は、  「ブリティッシュっぽい味」と表現してみてはどうでしょうか。  「このイワシ、生臭くてブリティッシュ。」  なんかいい。  石塚英彦さんとかに使って欲しいです。 なぜ、まずい飯がブリティッシュなの? イギリス料理がまずいというのは普遍的真実だろ! 街にはイタリア料理・フランス料理・スペイン料理

            読書『シマ豆腐紀行』

            わりと沢山の本を読む方と思っているわたしですが、そんなわたしが今まで難解だと思った本のジャンルはドストエフスキーの『罪と罰』・トルストイの『戦争と平和』に代表されるロシア文学。 まず登場人物の名前が覚えられないという最大の障壁をクリアした後もロシア文学特有の難しい言い回しに四苦八苦 他には哲学書関係も著者の言っている意味がわからず、何度も何度も同じ箇所を読まないと理解出来ないので敬遠してしまっています。 と、思っていたわたしに新たな刺客が。 それは沖縄文学(←そんなジ

            サラダ菜の悲劇

            1、あらたまの年の経ぬれば 今しはとゆめよわが背子 わが名告らすな 2、百積の船こぎいるや 占さして母は問ふとも その名は告らじ 3、玉かぎる岩垣淵の 隠には伏して死ぬとも 汝が名は告らじ 突然ですが、『万葉集』です。 最初の歌は 『お付き合いしてだいぶたったけど、あなた、どうか私の名を人に言わないで』 二番目は、 『母親が聞いても恋人の名は漏らさないぞ』 三番目は、 『伏して死んでも恋人の名は漏らさないぜ』 と、いう意味です。 恋人の名前を言うなんて当たり前

            きみは日本三大饅頭を知っているのか

            世の中には『三大○○』というものが星の数ほどあるけど、 世界三大○○と日本三大○○とかって誰が決めてるんでしょうね。 私が住んでいる広島には宮島(厳島)がありこれは古くから日本三景として名高く異論も比較的少ないものと思いますが、この日本三景を誰が言ったものか知らない人、意外と多いんですよね。 ************************************ 江戸時代前期の儒学者・林春斎が、寛永20年8月13日 執筆した著書『日本国事跡考』の陸奥国のくだりにおいて、

            行くならどっち? 旨い店と美味い店

            初めてのnoteです。 初めに自己紹介と内容を紹介します。 世の中には『食通』と呼ばれる人々がいます。 あるいは『グルメ』はたまた『美食家』 それに対して私はただの『食いしん坊』 食べることが大好きで色々なものを食べて見たいと願う反面、 こだわりなどは全くなく、近所のお店で食べるお好み焼きで幸せになれる。 あるいは、誕生日など特別な日に行く有名な寿司屋は無論美味しいと思うけど、 日常よく行く回転寿司で赤すぎるマグロを食べるのも捨てがたい楽しみとしています。 つまりは