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カミーノ巡礼世界半周の旅。飛行機を使わず日本からアフリカまで

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2018年の6月7月と飛行機を使わずにアフリカまで行きました。
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#カミーノ・デ・サンティアゴ

ステンドグラスが美しい大聖堂。今日は旅行気分。7月6日。

ステンドグラスが美しい大聖堂。今日は旅行気分。7月6日。

美しい大聖堂音の響き、淡い光と薄暗い内部に差し込むステンドグラスの色合い。どんなに工夫しても写真には収められない素晴らしさ、ひたすら美しい空間のレオン大聖堂。今回の旅で最高の場所だ。

LEONの現代美術館へ現代美術館MUSACのMUCHOS CAMINOS(英Many roads)展にも行った。巡礼についてのアーティスト視点の展示や、僕の歩いている「フランス人の道」とは別ルートのコマドリ動画が放

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スペイン・レオンに到着。7月5日

スペイン・レオンに到着。7月5日



二日酔いではじじまる朝、2日酔い気味。ビュングに「ゆっくり歩くから」と伝えて離れる。

目的地は、10世紀レオン王国で栄えたレオン。丘を越えて大聖堂が見えてくる。

レオンの街中で、道に迷った上にwifiルーターの電源が切れてしまった。

地図を広げていたところに、ベビーカーを押す地元の女性が声をかけて教えてくれた。

クリスティーナは、一昨年夫の仕事の都合で日本に3ヶ月滞在、その時世話になっ

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今日も歩き続ける。7月4日

今日も歩き続ける。7月4日

一緒が当たり前になってきた。今日も待ち合わせたわけでもないのに朝からビュングと一緒になった。

大雨が降り出したので予定より手前のレリエゴスに泊まることにした。

ビュングと一緒に自炊しようと話していたが、食材の揃ったマーケットがなかったのでバルでビールとワインを飲んだ。

「独立記念日の今日はアメリカの自宅に家族が集まっている。たぶん妻は飼い犬をトリミングに連れて行った。アメリカのトリミング代は

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今日もビュングと一緒に歩く

今日もビュングと一緒に歩く



40キロの同行歩き出してすぐビュング(61)に会い、サアグンまでの40キロを一緒に歩いた。二日ぶりの再会にして4日目。歩く休むのペースが同じぐらいなのだろう。彼の英語は聞き取りやすいし、こちらの言葉も伝わるから気が楽で一緒にいる時間が多くなる。

今日の写真

君はドイツ人?コンマリはドイツでも人気。7月2日。

君はドイツ人?コンマリはドイツでも人気。7月2日。

7時起きは寝坊6時過ぎには歩き始めようと決めていたのにもかかわらず、目が覚めたら7時。そして10台あるベッド部屋にもう誰もいない。

寝坊したこともあって、今日は20キロのカリオン・デ・ロス・コンデスまでにする。というのも、その先は18キロの間町も売店も無いらしく、ちょうど暑い時間帯に当たってしまう。

毎日保湿クリームを塗りたくっても手も足も日焼けでボロボロ。皮がむけて来て見苦しい。最初にうちに

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お前、実は社長の息子だろ。6月30日

お前、実は社長の息子だろ。6月30日

フィエスタの残滓翌朝歩き始めると、フィエスタの騒ぎが続いていて、何人かの酔っ払いが応援してくれた。

少し歩いていると「ヨウスケ!」と、父に似た声にドキッとして振り返るとビュング(61)。

呼び方も日本人っぽい。彼はアメリカに住む韓国人。色々と話した。

「ここに来る前に何かトレーニングしたの?」と僕。

「ジョージア州からメイン州まで歩くアパラチアントレイルっていう道を歩いた」

「それ、この

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