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当日を迎える私へ【表現者:さき】

まず最初に、もしもバースデーランウェイ当日まで元気でいられたら、ちゃんと諦めずに、逃げ出さずにステージに立てたなら、まずはおめでとう。

小さいときは続けるのが大の苦手だったのに、一年間よくできました。自分に甘いかもしれないけど今日くらいは自分を褒めていいとおもう。そして、それが照れ臭いとか、素直に受け止められない自分もかならずいると思う。その時はそんな自分もつれて、堂々とステージを歩いてきてください。

想像していなかった合格通知に気付き、電車を降りた時から、経験したことのない一年が始まった

さきさん

夜中の三時頃にSNSをいじっていたら、バースデーランウェイの募集の要項にたどり着いた。モデルとかは縁遠いとおもっていて、ランウェイに立つ自分なんて想像もつかなかった。

ただ、自分の夢を再確認したいという気持ちで応募して、「合格したらウォーキングレッスンとか経験したことないことも教われるのかな。」なんて考えて。合格するなんて全く想像もしていなかった。通知をもらって電車を降りた時から、経験したことのない一年が始まったんだと思う。

この一年で「夢に向き合う」ということは、嫌でも「自分に向き合うこと」に直結した。自分の今後や、これからの生き方を考えるのが怖くて。他の人と比べて劣る自分から目を反らしたくて。ずっとその事から逃げていたけど、毎月のnote、マネージャーさんとの面談はそれが必須となっていた。

ここまで自分のことを考えられたのは、表現者に選ばれた責任で

最初は書くのがしんどくて、面談も緊張していつも喉がカラカラだった。5月に決めた自分の未来コンセプトにショックを起こして帰りに泣いたりもした。けれど、自分に向き合って泣くことなんて、人生でそう簡単に経験することではないだろうし、いま思えば真剣に向き合ったからこそ、あの時「悔しい」とおもえたんだと思う。

そこから、「自分と向き合う」事への意識が変わったと思う。何故それが悔しいのか、どんな自分になりたいのか。「自分が変わること」が「人へ与えたい夢」にどんな影響を及ぼすのか。

このランウェイがなければここまで考えることはなかったし、理由をつけて逃げ続けていたと思う。言い方は悪いかもしれないけれど、「表現者に選ばれた責任」が私を突き動かしてくれた。

一緒に歩んできた他の表現者の顔は1年でその人らしい顔になっていた

このランウェイに参加して真っ先に思い浮かぶのは「表現者の表情が変わった」ということだった。実は表現者全員が顔を会わせる回数は1年間で月に1回あるかないかで、会うたびに集合写真を撮って貰っていた。

先日、はじめて皆で顔を会わせたときの写真と、決起集会での写真を見比べたときに、なぜか「皆らしい顔になったな」と思ってしまった。それがその人らしい顔なのかは定かではないけれど、不思議とストン、と心に落ち着く写真だなと感じた。

こんなに夢に向かってまっすぐにすすむ人たちに囲まれる環境もはじめてだったし、皆が眩しすぎて居心地が悪いとすら感じることもしばしばあった。多分この事は誰にもいってないし、「そんな風に見えなかった」といわれると思う。

実際、皆からのイメージは「いつも元気で明るくしてくれる」と言ってもらえた。わたしは皆に元気をプレゼントしたい、という気持ちで行動を目指しているのでこれはある意味大正解だった。

誰かの特別にならなくていい。誰かを特別にする、そんなランウェイにしよう

レッスンで1枚

決起集会で「さきさんは最初から元気で、そこは変わっていない」とコメントを貰った。このランウェイに参加する前のわたしなら「それって、最初から私は変化してないということ?」と落ち込んでいたかもしれない。けど、この時私は嬉しくなったし、声を大にしていいたかった。

「今は、誰かに元気をプレゼントできると自信をもって行動できるようになったよ!」って。
その自信はほんとに指先程にも満たないけど、この一年で確実に私が手に入れたものに変わりはない。

さて、自分へ。ここまでの文を読む心の余裕はあったかな?もしかしたら流し読みしてるかもしれないけれど、それでよし。なんなら読まなくても良し。前日は良く眠れたかい?肌の調子は?緊張してる?多分してる、絶対してる。

変に張り切らず、いつもどおり過ごしてください。その「いつもどおり」は「確実に成長した姿」になってるはずです。誰かの特別にならなくていい。誰かを「特別」にしよう。そうすれば、きっとあなたは笑顔になれるはず!

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(編集:響あづ妙

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