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【日本一周】40県目/秋田県

いよいよ日本一周もやっと40県目に突入し、終わりが見えてきた。ラストスパート。日本海側を南へ向かって走っていく。ちょうど秋田を訪れていた日は大雨で運転も危うく、どうしたものかと悩んだけれど、こんな時こそゆっくり過ごすことにした。

秋田犬会館

まずは秋田犬会館へ。
正面玄関の上に書かれた字体がよかった。「犬」の点がなんとも言えない位置にあって、秋田犬のもっさりしたかわいさとどことなくリンクしている気がした。

犬舎には白い子と黒い子の2匹が待ち構えていた。
おっきい!モフモフ!かわいい!
ちなみに、黒い子はまだ8ヶ月(当時)だそうだ。すでに十分大きい。

館内へ入ってみる。
部屋には歴代の賞を取った秋田犬たちの写真がずらっと並べられていた。名前も「大火炎号」や「龍虎号」「楊貴妃号」などつけられていて強そう。写真に写った子たちはみんな誇らしそうな顔をしている。

ヘレンケラーにも贈られたのだとか。名前は剣山号というらしい。

忠犬ハチ公の展示コーナーもあった。
私はハチ公が秋田犬だったとは知らなくて、勝手に柴犬だと思いこんでいた。今度渋谷に行く機会があればじっくり見てみよう。

館内にお客さんは少なく、ひとりでゆっくり見学できた。
帰りに再び犬舎にいる秋田犬たちに別れを告げ、秋田犬会館を後にした。
入館料でおいしいおやついっぱい買ってもらうんだぞ。じゃあね。

小松屋本店

知る人ぞ知るお菓子屋さん「小松屋本店」へ。
外観を見た感じだとよくある町のケーキ屋さんなのだけど、私はどうしてもここの「幼虫チョコレート」を食べてみたかったのだ。

じゃん!

カブトムシの幼虫を模してるのだが、雰囲気がすごくリアル。
テンションが上がる。

そして「ハチの巣ケーキ」も買ってしまった。
こっちもリアル。グミで作ったハチノコが乗っていてキモかわいい。
味もちゃんとおいしいのだ。

そして締めに「アイスドリアン」というものもいただいた。
パッケージのイラストがレトロ。60年ほど前から地元の人たちに愛されているアイスキャンディーらしい。名前にドリアンがついているがドリアンは入ってない。ミルクバーみたいな感じ。

たくさん食べた。
大満足。

ローカル菓子といえば、道の駅で「バターもち」というものを見つけた。
薄黄色で長方形だったり四角い形をしている。食感は柔らかくて、お餅とマシュマロの中間と言えばいいだろうか。

その土地に行かなければ食べられないものって、とっても魅力的。
たぶん見逃してしまったものもたくさんあるはず。できるかぎりアンテナを張りながらおいしいものをたくさん発見していきたい。

(2013年7月12日)

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