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公開相談会 Part2 第二回(ゲスト:影山知明氏)レポート - 五藤真(鳥公園お盆部)
演劇はえてして儲からないと言われますが、鳥公園の場合もやはりお金稼ぎから遠いところにいます。社会を志向したり実験的な創作を行う場合には一般的に助成金がよく活用されますが、助成金を歯車の中心に置き続けるサイクルにしんどさを感じて一度離れているターン。しかし、私益より公共に意識が向いていることには変わりない。
さて、活動を続けるため、何か新たな収益の種を見つけ、事業と公共性をともに育てられないだろうか
公開相談会 Part2 第六回(ゲスト:June Tan氏)レポート - 西尾佳織(鳥公園主宰)
公開相談会Part2の最終回「海外の事例に学ぶ 作品発表をゴールに置かない活動のあり方と団体の運営」は、ゲストにマレーシアのアーツコレクティブFive Arts CenterからJune Tanさんをお招きした。JuneさんはFive Artsではプロデューサーを務めているが、元々は生物学出身で、映像分野の脚本家、アクティビストとしても活動している。
私は2018年にからゆきさんのリサーチでマ
公開相談会 Part2 第一回(ゲスト:前原拓也氏)レポート - 西尾佳織(鳥公園主宰)
第1回の「リソースとしてのレパートリー」では、ドラマトゥルクの前原拓也さん(現在ミュンヘンに留学中!)をゲストにお迎えした。私と一緒に聞き手としてご参加いただいたのは、大阪の劇団コトリ会議所属で、制作者・俳優として活動されている若旦那家康さん。
■テーマ設定の理由
レパートリーシステムについて知りたいと思った理由は主に二つあった。
①鳥公園でも、レパートリー作品を持ちたい
そうすれば、
公開相談会 Part2 第四回(ゲスト:伊藤麻里子氏・今野真理子氏)レポート - 奥田安奈(鳥公園お盆部)
公開相談会第4回「サポーター・コミュニティの形成とファンドレイジング」も、学びのぎっしり詰まった回でした。
私自身は、日々の仕事の中で日米両方で助成金の申請書を書いたり、クラウドファンディングなどにも携わってきていますが、単にアーツマネジメントのジェネラリストとしての業務の中にそれらが含まれているというだけで、ファンドレイジングを専門としているわけでは全くありません。特に寄付に関しては、自分が
公開相談会 Part2 第三回(ゲスト:酒井隆史氏)レポート - 鈴木哲生(鳥公園お盆部)
酒井隆史氏を迎えたこの回では、酒井さんご自身が多くの著作を翻訳したデヴィッド・グレーバーの議論を紹介していただきつつ、ゲスト聞き手の筒井潤さんと一緒にさまざまなトピックについてお話を伺った。グレーバーの人類学的知見の中から、現代の舞台芸術界、そのなかのいち小団体である鳥公園に、直接間接に参考になることはないものか? という気持ちで聞きはじめたが、議論はより広く一般的なスケールまで広がっていったよう
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