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空想・妄想で分かる自分の望み

 突然ですが、私は友達が多い方ではありません。

 だから、空想をよくします。異世界ものの本が好きなこともあり、空想の中の異世界でよく活躍したりします。私は「努力して強くなる」という過程に美学を感じるようで、空想の中では剣とか魔法の修練ばっかりしています。2位以下にものすごく差をつけてしまうような圧倒的な強さを求めたりします。厨二ですね笑

 そして現実世界での私はどうかと思いました。

 私は、おそらく理想が高いです。理想の先輩、なんていないことが多いです。いわゆる「仕事のできる先輩、上司」というのを見つけても、それを目標にしたりはしません。先輩の教えは素直に受けるつもりですし、ありがたいと思います。周りとも割と上手くやれていることも多いかと思います。

 でも、心のどこかで、2位以下を圧倒できるほどの厨二的な力を求めている自分がいる気がします。時間があればほぼ毎日、仕事関連の本を読んだり、仕事で必要なスキルの修練をしている反面、勤務前には「仕事行きたくない」と思って緊張することが多いです。現実と理想のギャップに苦しんでいる、という状態なのでしょう。

 1人でする空想というのは、自分の本心や深層心理が詰まっている、らしいですね。多分その通りかと思います。

 親しい人が少ないことと、理想が高くなる、というのもおそらく関連付いていることなのでしょう。

 上記のようなことが、私の弱点です。親しい人がいないことから、圧倒的な力を見せて周りを認めさせたいと思う反面、それができない自分に歯噛みしている状態。この延長線上に幸福はないでしょう。

 ただ、圧倒的な力を見せることで「人に認めさせたい」という部分が最終的な自分の望みなような気がします。「自分で自分をちゃんと認めつつ、人と親密に繋がる」ということで、自分の欲求は解消できそうな気がします。ちょっとした方向転換をするだけで、解決できそうな気がしなくもないです。


 空想や妄想から、現実世界について考えているだけでは気付かないようなことに自分で気付いたりすることができることがある、という話でした。

 皆さんは、空想はしますか? それはどんな空想ですか?

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