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環境にも私にもベターな暮らし

こんにちは。持続可能な暮らしを考えるコミュニティーBiotopiaのAyaです!

先日、香川県の庵治町にあるAJI CIRCULAR PARK(以下ACP)さんに行ってきました。

そもそもACPを初めて聞いた方、ここはどのような場所かというと…

当店は「循環」をテーマにしたライフスタイルショップです。
「つどう、つながる、めぐる。」をコンセプトに、カフェと、衣服や雑貨、余剰資材等の販売を行い、週末にはワークショップやマルシェを開催するなど、公園のように様々な目的を持った人達が気軽に集える場所となっています。

AJI CIRCULAR PARKウェブサイトより

運営の母体となる中商事株式会社さんは、衣類や生活雑貨の卸売事業を行う企業なので、素敵な古着やアパレル製品もあるのですが、普段の生活に取り入れやすい環境にも自分にも優しい暮らしのアイテムも揃っていて、どれもこれも欲しくなってしました。

AJI CIRCULAR PARK店内(本人撮影)

そんな中、今回私が購入したのは、コンポスト可能な排水口の水切りネットとセルロースのふきんです!

購入した水切りネットとセルロースふきん

水切りネットは、ずーっと「あったらいいな」と思っていた商品でした。
ポリエステル製品が環境に与える影響を知ってから 余計に水切りネットを買うくらいなら…とビニール袋を利用していましたが、ずっと心がもやもやとしていた私。
これなら環境にも私にもベター暮らしができるな!と即決しました。
こういった製品と出会うと心が軽くなります。

これからの買うものを選ぶ時のポイント

こんな風に探してみると環境に優しい選択肢ってどんどん増えていて、普段のスーパーでの買い物でも、ちょっと意識することで自分にも環境にも優しい選択ができるようになってきたように思います。
ただ、ここで自分も気をつけたいなと思っていることが2つあります。

  1. 本当に環境に優しい商品なのか、自分で考えること

  2. 作る人とその地域の人にも優しい商品かを確認すること

1.はグリーンウォッシュ(実態の伴わないのに、環境に対して良いといった消費者に誤解を与えるような情報を発信すること)にも関わります。
私も普段から「環境に優しい」という記載がある製品によく目が止まりますし、購入を検討する材料にしています。
ただ、よくよく見てみると以前の自社製品よりは"マシ"であるという意味で「環境に優しい」と書いてあるな、と思うこともあり、言ったもん勝ちの状態になっている気がしてなりません。
本当に環境に優しい選択なのかは、製品の謳い文句で判断するのではなく、私たち消費者が学び判断することが大事だなと思っています。

ここで企業で商品を企画される皆さんにも、お願いしたいことがあります。
例えば、SDGsに対する考え方です。昨今「当社はSDGs○番に貢献しています。」といった広報をよく目にするのですが、自社の事業が関連する分野をSDGsのマークに当てはめるためだけのものではありません。
SDGsは世界全体で(今のような経済・政治の状態では達成できない)持続可能な社会をつくるために設定された目標です。
自社の事業と関係性の高く最大限のインパクトを出せる分野はどこなのかを考え、事業改善をするための指標にしている企業がどれくらいあるでしょうか。
もう一度自社のサプライチェーンを見直し、業界が抱える根本的な課題を解決するアクションを起こしてもらいたいなと考えています。

2.はちょっと難しい…正直、今は判断する基準がなくて困っています。
日本で言う「環境に良い」と、作ってくれている人たち、その地域の人たちの安心・安全な生活を守れているかは大きくかけ離れたところにあると感じます。
例えば食品などで「梱包をコンパクトにしました。環境に配慮しています。」(=ゴミの削減に貢献しているということなのでしょうか)といった文言を見るのですが、もっと大事なのはその食品が作られる工程の中にあると思っています。

梱包がコンパクトになったとしても、食品が作られる過程で大量に農薬を使用して作る人の健康や地域の環境を破壊に目を背けていていいのでしょうか?
またそれを「ない」と決めつけず、きちんと評価し公表している企業から物を買いたいです。

長い製造工程の中、自分の見えないところでものが作られることで想像もしていないような問題が起こっているかもしれません。
知らないままではそういった課題に加担してしまうので、私もまだまだ勉強していかなくてはいけないな、と思いますし、人権にも配慮していることを企業が丁寧にコミュニケーションの中で伝えていってくれることを期待しています。

おわり

さて、今日はこの辺にしようかな。と思います。
最近、毎日更新できてないのですが、明日もかけるように頑張ります!
ではまた!




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