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【コロナ×ペット事情】2021年の犬猫ニュースまとめと考察

こんにちワン!
株式会社バイオフィリアのマスコット犬、ココです。
noteの編集担当をしています。

いよいよ2021年も終わります。
大掃除だったり、おせちの用意だったり大忙しな年末を過ごされると思います。

ココも今のうちからお腹を空かせていなければいけないので、大忙しですU(><)U

今年はコロナウイルス感染症の影響で様々な変化がありましたね。
それは犬猫界隈も同じです。

今回のnoteでは、2021年の様々な「コロナ×ペット事情」をまとめました!
良かったら最後まで読んでください。

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◯コロナ×ペットフード

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・世界規模の問題!?ペットフード不足

今年にかけて、通販サイトやホームセンターでペットフードの品薄が相次ぎました。実は、この問題は日本だけではなかったのです。

というのも、ペットフードの生産と供給が、北米を中心に大ピンチを迎えていたのです。
要因は「材料が足りなくて作れない」「ペットが増えていて行き届かない」の2つ。

米国ペット用品協会(APPA)が今年発表した「全国ペットオーナーズ調査」にて、コロナ禍を経てペットを飼っている世帯が67%(推定)から70%(推定)に増加したことが報告されています。

世界規模のペットフード不足は、解消までもう少し時間がかかってしまいそうです…。

・ペット用の療法食が高額ネット転売横行

コロナの影響で、ワンちゃんやネコちゃんの療法食も供給が減少傾向にありました。

そんな療法食不足につけ込んで、横行してきたのがネットでの高額転売です。
7月下旬、大手通販サイトのアマゾンで、腎臓の悪い犬用の缶詰12個セットが約1万円で売られていたということがありました。

そうしたことから、フリマサイトに獣医師さんなどからの働きかけがあり、療法食が安定的に供給される状況になるまで、一時的に出品が禁じられるという流れが生まれました。

・ココグルメ売上倍増で生産拠点、物流拠点と新たに提携

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手作りペットフードD2Cの株式会社バイオフィリアは、ドッグフード「ココグルメ」を販売しており、ココグルメの売り上増加率が400%増と、日経トレンディのヒット予測にもランクインしているほど注目されているワンちゃんのごはんです。

バイオフィリアは、販売数が順調に増加していることを受け、西日本における新たな拠点工場として長野県の食品総合卸売商社である株式会社タカ商と提携しました。2022年10月には製造量が従来の3倍となる見通しです。

コロナ禍でペットフードが不足している中、製造拠点を二箇所にすることで、災害時やトラブルが起こった際も別拠点で製造を継続でき、ワンちゃんの大事な食事を供給し続けることができるようになります。

・世界のドッグフード市場は、2027年までで大きく成長する見込み

REPORTOCEANが発行したレポートによると、世界のドッグフード市場は、2021年から2027年の予測期間において、4.0%以上に、機能性ペットフード市場は、8.5%以上の健全な成長率が見込まれています。さらに、ココグルメのような高付加価値フードは10%増の推定がされています。

機能性ペットフードとは、ワンちゃんやネコちゃんの健康に寄与することを目的とした天然成分を添加した特殊なごはんで、コロナ禍で愛犬や愛猫と過ごす時間が増えたことで、ペットの健康に対する熱が高まってきているとも考えられます。

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◯コロナと飼育事情

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・ワンちゃんを迎えた理由…「コロナの影響」が1位に!

株式会社PLAN-Bが実施したアンケート調査によると、「迎えたきっかけは?」という質問で最も回答が多かったのがコロナの影響。「自粛続きで家での生活を充実させたかった」「自粛でのストレスから」との声もあったそうです。

・コロナ禍でペットブーム、一方で相次ぐ飼育放棄

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コロナの影響で家で過ごす時間が多くなり、ワンちゃんやネコちゃんを迎える人が増えました。一方で、すぐに手放す人が増えているという問題も目立ちました。

ペットのしつけ教室やペットショップなどで、「思っていたのと違った」という理由から引き取ってくれないかという問い合わせが増えたそうです。
この現象に動物保護団体さんも頭を抱えています。

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◯コロナと動物愛護

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・悪質なブリーダーによって劣悪な環境で生活していた約1000頭のワンちゃんたち

今年9月、長野県松本市のブリーダーが動物愛護法違反の疑いで警察の家宅捜索を受けました。
というのも、約1000頭のワンちゃんが劣悪な環境で飼育されており、中には健康状態などに問題が生じている子も多くいたのです。

このブリーダーはコロナ禍のペットブームに乗り、より多くの利益を得るために、急激にワンちゃんの数を増やした可能性があります。

・犬猫を扱うペット業者の取り締まりを強化

コロナ禍による巣ごもり需要が背景となり、日本はペットブームを迎えました。しかし、その裏では子犬や子猫を産みだす繁殖犬・繁殖猫への「命の軽視」が増大しているのも事実です。

多頭飼育などの劣悪な環境で動物たちを飼育する悪質業者の取り締まりを強化することを目的に、ペット業者の繁殖・飼育方法に、飼育頭数の上限やケージの広さなどを規定した「数値規制」が6月1日から導入されました。

・コロナ禍で広がる保護犬活躍の場

コロナによる孤立を和らげるため、動物との触れ合いで癒やしを与える「アニマルセラピー」が広がっています。
老人ホームや障害者グループホームだけでなく、大学や企業にもセラピー犬として養成された保護犬たちが派遣されているそうです。

このような活動はワンちゃんやネコちゃんの殺処分を減らす可能性もあり、環境省も注目しています。

・ココグルメ保護犬に大人気

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株式会社バイオフィリアは、動物保護団体へのココグルメの寄付活動を本格的にスタート。ごはんをあまり食べないと困っている保護犬ちゃんにもココグルメは大人気です。自慢の食いつきの良さで、ごはんを食べる喜びと元気をお届けしています。

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◯コロナとペットフレンドリー

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・ペットと空の旅を共に!

飛行機内へのペットの持ち込みは韓国や欧米で普及していますが、日本ではワンちゃんやネコちゃんを手荷物として貨物室で運んでいます。

今年10月、北九州空港に本社を置くスターフライヤーが国内線の機内座席にペットを持ち込めるサービス導入に向け、検証飛行を始めました。
2022年度内のサービス開始を目指しているとのこと。

・全国でペット連れの宿泊できるホテルが増加

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株式会社バイオフォリアの実施したアンケート調査によると、アフターコロナは愛犬とのお出かけ需要が高まることが予想されます。

その需要に応えるため、日本の多くのホテルがペットフレンドリーなホテルとしてリニューアルするなど、ペット同伴宿泊可のホテルがだんだんと増えています。

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◯番外編

・コロナ禍、犬猫に癒しを求めすぎな件

11月に動物特番が増えたというニュースがありました。
コロナ禍の重苦しいムードが続く今、「癒やされたい」という意味で動物そのものの需要がアップし、朝昼の情報番組でもミニコーナーなどでも、動物の動画が使われるようになりました。

ココ調べでも、緊急事態宣言解除後に動物特番が多くなる傾向にあると分かりました!
(単発特番と2回以上放送されているシリーズ特番を含みます)

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皆さんも最近テレビで可愛い動物たちの動画を見ることが増えたと思いませんか?
きっと、コロナ禍でストレスを抱え、癒されたい方が多く需要が高いのかもしれません。

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◯まとめ

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・ペットフード事情

2021年は、コロナ禍でペットを迎える人が増えた1年でした。嬉しいことですが、ペットフードが不足してしまうという不測の事態が生じてしまいました。また、家にいる時間が増えたからこそ、愛犬や愛猫の健康により気を遣うように。
ペットフード市場は成長すると予測されましたが、きっとこのようなコロナの影響が大きいと思います。

手作りペットフード「ココグルメ」のような、国産の新鮮な食材だけを使い、人間の食品基準と同じ調理法、衛生環境で作られているフードは、これからさらに需要が高まると考えられます!

・飼育事情

日本ペットフード協会によると、2020年の新規飼育頭数は、ワンちゃんが46.2万頭(前年比14%増)、ネコちゃんが48.3万頭(前年比16%増)と2019年と比べて増加しています。たくさんのワンちゃんやネコちゃんがかけがえのない家族と出会っていると考えるととても嬉しいことですが、一方で目立ってきた飼育放棄。

ドイツの一部の州では飼育放棄を防ぐために、中型以上の犬の飼育をする際には免許制が導入されているそうですが、日本でもこのような制度が導入されると嬉しいですね。
制度でなくても、しつけ教室に通いやすい環境ができれば飼育放棄が減るのではないかと思います!

・動物愛護事情

コロナ禍で生じたペットブームは、嬉しいことだけでなく、悪質ブリーダー問題のような悲しい出来事も引き起こしました。
しかし、その出来事を経て、国や企業の動物福祉活動が加速しました。
去年話題となった島忠の一部店舗での陳列販売の廃止もそうですが、今後は企業の動物福祉活動に要注目です。

ココの会社でも、5月11日に「わににゃるプロジェクト」という動物福祉活動を開始しました。詳しくは、こちらの記事を読んでくださいね。

・ペットフレンドリー事情

2021年は、巣ごもり需要の高まりで、たくさんのワンちゃんやネコちゃんが家族と出会った年です!

そして、飼い主さんのニーズに応えるために日本の様々な企業が、ペットフレンドリーな国づくりのために動き、ニュースで取り上げられることも多くありました。


2021年を振り返ってみてどうでしたか?

思い返すといろいろなことがあった1年でしたよね。
動物愛護の面で考えると、企業の保護団体さんや譲渡会に対する支援が加速し、国からの取り締まりも厳しくなりました。

ペットフレンドリーな面だと、飼い主さんとワンちゃんたちが生活しやすい国へと大きな一歩を踏み出した1年でした。
コロナ禍で生活が変わったことにより「1つの命」について考えるタイミングが増えたのかもしれません。

そんな2021年は、皆さん人間とココたち動物たちの生活環境が大きく変わったターニングポイント、後のペットフレンドリー元年と言われる1年になったかもしれません。

2022年もペットフレンドリーな素敵な国を目指して、国も企業も皆さん1人1人も力を合わせられる1年になると嬉しいですねU(^^)U

では、よいお年をお過ごしください!

また、11月28日(日)から12月25日(土)まで、クリスマス寄付キャンペーンを開催しているので、よろしければこちらもご覧になってくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!


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