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100文字で綴られた物語 (No.70「夏の記憶」)

こんにちは、微熱文学です。

100文字の物語のようなものを書いています。

夏と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
それは誰かとの思い出でしょうか?
季節は巡る
でもそれは同じではない
今しかないこの瞬間
夏を楽しみましょう

No.70「夏の記憶」

蝉が鳴く。夏が来た。夏は毎年やってくるのに、君との夏はもうやってこない。夏が君を連れてくる。僕を覚えていますか?昼間の空に浮かぶ白い月。夜の輝きはないけれど、それとは異なる美しさ。君も見ているのかな。


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