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四谷にある、丸正というスーパーをご存じだろうか。

ある日、丸正へ買い出しに出かけた時のこと。その時に売られていた、旬のホームランメロンたち。店頭POPには<ホームラン「池山」メロン>と、さりげなく「池山」の2文字がマジックで書き足されていた。今から20年以上前のことだ。

たった2文字追加されただけで、ごくごく普通のスーパーマーケットのホームランメロンが、まるで特一級の高級品のように力強く見えてくるから不思議だ。あぁ、「ホームラン」メロンだから池山なのか・・。当時8歳の小学生には、球場でのハイライトと店員のユーモアがすごく沁みた。

そんなローカルでニッチないちスーパーマーケットでの出来事を知ってか知らずか、時代を飛び越えやってきたメロンプレゼント企画。

当時店舗で売られていたメロンと、リンク先で書かれているプロジェクトは、おそらく全く関係がないと思われる。でも、もし、当時POPにさりげなくあの2文字を書き足した店員がこの企画を知ったなら?きっと数奇な巡りあわせに驚いていたのではないだろうか。

メロンに限らず、コロナ禍における需要の減少により、売上げや消費が大幅に少なくなった食品および特産品が頻発している。実際に口にすることの他に、知ること、広めることも助けになるのだと改めて感じている。

■本件に関するお問い合わせ
ビルコム株式会社 [BILCOM, Inc.]
担当:小川

※上記記事は私の個人的な見解であり、会社の意見を代弁するものではない旨申し添えます。

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