おうちでぞうけい14 <プラコップでメダルを作ろう>
おうちでも、保育でも、小学生のみなさんも、楽しく簡単にできる造形遊びを
紹介します!
《プラコップを焼いてメダルを作ろう》
オーブントースターで手軽に楽しめる「プラバン」。みんな大好きですよね!
そのプラバンと同じ素材のプラスチックコップは、トースターで焼くと
実は丸いコースターのような形になります!
「どういうこと!?」と思うかもしれませんが、プラコップの元となる素材である
ポリスチレンは、もともと平らな形から熱を加えて柔らかくし、変形させてコップにしているので、また加熱をすると元の形に戻る(平らになる)という原理です。実際にやってみましょう!
①プラコップにペンで絵を描きます。
上も横も素敵にしよう!!(大小のプラコップで試しました。)
②トースターで焼いてみましょう。
だんだん小さくなってきました!!
③十分小さくなったところでトースターから出して、硬いお盆などをしっかり上から押し当てて、平らにすると・・・
ジャーン!!!プラスチックのコップが、まんまるい形に大変身!
柔らかいので、穴あけパンチで穴を開けてリボンを通したらメダルになります!
プラバン以上に形が劇的に変わるので、こどもたちも大喜び!!!
ポイントは、前述の通り、プラコップの素材は「ポリスチレン」(表記はPS)で
ないと、縮まないことです!よく表記をチェックしてから焼いてください!
(プラコップでもPSでない素材もあります。)
プラスチックには、縮む材質と縮まない材質があります。スーパーなどで目にするプラスチック容器包装の材質表示は、表記を統一して記載されています。例えば以下のような表記です。
●PP…ポリプロピレン
●PE…ポリエチレン
●PET…ペット
●PS…ポリスチレン
この中で、プラ板に適しているのは、ポリスチレン(PS)のみです!
PETというのは、いわゆるペットボトルなどの材質ですが、PETは縦方向にしか延ばしていないため、焼くとクリンと円筒形に丸まります。従ってペットボトルでビーズを作るのも楽しいですよ!
ちなみに・・・世の中にはPSで出来ている商品はたくさんあります。例えば、
コンビニのお弁当のフタとかスープの容器とか……
((個人的には「春雨スープ」の蓋を焼いたものが可愛くておすすめです^^))
色々試してみてください!!^^
この活動は、美育文化ポケット20号 と 美育文化ポケット22号 に掲載されています。
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