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恩師の快挙の話

先日、高校生の頃の恩師から連絡があった。

その内容は、ずっと目標にしていたことを達成したぞ!!って連絡だった。

この恩師とは、高校を卒業してからもずっと会っていていまだにお世話になりまくっている。

今じゃ、地元の友達よりも会うくらいの仲である。

その恩師にはずっと目標にしていた事があった。

それは部活の大会でベスト32に入ること。

5、6年前から僕はそれを聞いていた。

だからこそ、苦しい時期も知っているし、どんな悩みを抱えていたのかも聞いていた。

このベスト32に入るって簡単な事じゃない。

この目標の高さもわかるからこそ、先日連絡が来た時はとんでもなく嬉しかった。


明らかな変化があった。

恩師に大きな変化があったんだ。

その変化がその目標の達成に大きく貢献したんじゃないかと思った。

もちろんそれだけじゃない。
小さな積み重ねが何年とあってそれがあってこそなのはいうまでもない。

ただ、今までにはなかった変化があったんだ。

それは

自分とは違う畑の人と付き合う

って事だった。

僕の恩師はすごく情熱的で温かい教師だ。


しかし、最近恩師から聞く話に登場する人間はその真逆の人ばかりだった。

僕はその話を聞いてて、なんでそんな人と関わるんだろうと思うほどの人間だった。

実際に聞いたりもした。

なんでそんな人と関わるんですか?と。

学びがあるからだよ。それが今楽しく思えると笑顔で言っていた。


またその関わっていた人間は皆ベスト32に入っている名顧問ばかりだった。


やはり違うらしい。

結果を出している人の当たり前とそうではない人の当たり前は。

これは僕が高校生の頃に感じたことだった。

他の高校と合同練習をする機会があった。
その内容は僕の学校で僕が作った練習メニューを他の学校の人もやるというものだった。

日頃から僕が作ったメニューを僕の学校はやっていたので僕らにとってはいつも通りの練習だった。

でも他の学校の選手は皆この練習に驚くばかりだった。

こんな質が高く練習しているのか!!って。

僕からすれば、全然そんなことなくもっと量も質も上げたくて悩んでいたのに他の学校の選手が練習の質の高さに度肝抜かれていたんだ。

実際僕らの学校が毎年優勝をしていたから、一番良い練習をしていたのは事実だと思う。

僕らにとって当たり前にやっていることは、他の選手からすれば非日常的だったわけだ。


僕の恩師にとっての当たり前は毎回ベスト32に入れている監督からすれば当たり前じゃなくて毎回ベスト32に入れている監督からすれば僕の恩師の当たり前は当たり前じゃないらしい。

だからこそ、価値観や考え方、マインドも違う。

そうなると、距離を取ろうとするのが大人っていうものだ。

でも僕の恩師は、嫌だなと思っても目標であるベスト32に入るためにそーゆう監督との時間を増やしたんだ。

それが実って
何年も目指していたベスト32に入るっていう目標を達成することができた。


これはどの物事でも言えることなんじゃないかなと思う。

自分が望んだものを手に入れている人は間違いなく自分とは真逆にいる人だ。

これは才能だとか能力とはの話ではなくて、毎日の習慣の話である。


僕の学校で毎日やっていた練習と
他の学校が毎日やっていた練習が違ったように。

どっちが正解かとかではない。

それで何を得たいかの話である。

僕らはずっと全国大会での優勝を目指して日々練習をしていた。
バスケの練習だけを頑張っていたわけでもないんだ。

勝つために必要なことは常にやっていた。

優勝に必要な情報を手に入れて
優勝に必要な勉強をして
優勝に必要な時間を過ごした。

だから優勝する事ができた。


僕らは毎日の習慣によって作られている。

自分の目指すステージにはそれに適した習慣がある。
それが、なんなのかを知ることが重要だ。

言葉遣いかも知れないし
聞き方かも知れない。

挨拶の仕方かも知れないし
勉強の仕方かも知れない。

物事の捉え方かも知れないし
生き方かも知れない。

もしかしたらこれら全てかも知れない。

それを知り、試す必要がある。

僕は、今回恩師からの嬉しい報告でそう学んだ。

好きな人や居心地がいい人といるのもそれは1つの幸せだ。

でも、それだけじゃなせない事があるって学んだ。

僕ももっとやれる事がある。勇気をもらった。

もっと頑張ります。


ps.
その恩師はこの数ヶ月でストレスにより禿げて鍼治療をしたとさ。
やりすぎも注意みたいです。

チャンちゃん🎵


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