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200607[安田記念] 千夜一夜物語「 アラビアンナイト 」

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↑ お祭りがあったころの世界。いや、マッチングアプリで知り合った女の子に気軽に会いに行けるような日常はいつ戻ってくるの?

千夜一夜物語「 アラビアンナイト 」

いや、アラビアンって何?ってなるけど、アラブ人のとか、アラブの、って意味。つまりアラビアンナイトはアラブの夜ってことやね。ちなみにもちろん後述する「 ペルシアンナイト 」は、ペルシャの騎士という意味。ここまで書いて完全に「 滑ったーーーッ!!! 」って気持ち。

で、何が千夜一夜物語「 アラビアンナイト 」なんじゃ、何の話すんねん、ってことなんですけどちょっと前に映画 「 実写版 アラジン 」が流行ったと思う。

簡単にあらすじを説明すると、アグラバーで暮らす盗人の若者、アラジンが3回まで願い事を叶えてくれる魔法のランプをゲット。王女様とお付き合いするっていうサクセスストーリー。もちろんとんとん拍子とはいかず、王女様とか王様の失脚をもくろむ大臣とかとの闘いとか。

いやー僕的にはウィル・スミスのジーニー(ランプの魔人)はすごい良かった。あと吹き替え版の山寺宏一もめっちゃはまり役でめちゃくちゃ良い感じだった。
ダンスとかも結構迫力あるし、ストーリーも俺は好き。最後の最後とかね。ディズニー映画なので、もう老若男女問わず楽しめる感じ。
僕は夏の暑い日にこの映画を見に行った。1回目は字幕版。2回目は吹き替え版。1回目は大学時代の友達と行き、インドカレーを食べて解散した。2回目は美人な会社の同期と見に行ってそのまま解散した。

そこで話したことが一つあって、「 アラジン、恋人と一緒に行けば結婚できる説 」。まぁ僕は君の名は。然り、日々何かを一緒にやれば結婚できる説を提唱しているので、あまりあてにならないかもしれないけど、いや、これは結婚できるやろ!って思った。

人類みなロミオとジュリエットが好きなように(好きだよね?)、身分違いの恋とか、人と人外の恋とか、ぶっちゃけ無理ゲー!みたいな恋に憧れるものだよね? その、絶対無理!と思われた恋愛が成就したりする映画(別にアラジンがそういう映画だというわけではなく(ネタバレ防止))は、マジで恋人同士で行ってもらってその足で婚約指輪でも買って帰ればいいと思う。

うん。だからアラジンは恋人と行けば絶対楽しいのでお勧めです。DVDでもPS4があるならブルーレイでも借りて見れば良いと思うのだ。

ちなみに天気の子は恋人と行くのはいいけどそこは意見がある程度共有できないと結婚できない気がする。キリスト教徒と仏教徒だって結婚できるし、日本人と南半球の人が結婚したって全然いいし、なんならきのこ派とたけのこ派も結婚したっていいと思うけど、天気の子の感想が真逆の人は多分結婚できないみたいなところある。と思った。

つまり、良いと思ったら相手も良いと思ってて欲しいし、つまんなかったとか微妙だったなら同じような感想でいてほしいかなと。

ところで、映画は吹き替え版と字幕版、どっちが好き? 「パラサイト 半地下の家族」を一緒に見に行った美人な先輩は映画は断然字幕派!と言っていた。いや、決してその美人な先輩に迎合するわけではないけど、たしかに海外映画は字幕の方がいいかな。でもアラジンは吹き替え版もめっちゃ良いのでどっちも是非。

「パラサイト 半地下の家族」 はめちゃくちゃ面白かった。アレ、この話したかな……。金持ちの家族にうまく取り入っていく様は本当にテンポが良いし、そこからのラストへはもう本当に引き込まれるくらいすごい。

この映画については、たまにオンラインゲームをする韓国人の仲間に話してみたら、結構盛り上がった。どうも近所で撮影されたのだとか。すげー。

「地下のニードルにコンドームの袋がいっぱい置いてあったじゃん。アレみてああいう状況でも人間は性欲わくんだなーと思った。」

時計回りのシーンもそうだけど、金持ちも貧乏人も同様にそういうことはするのは一緒。それでも他の部分で大きな差が存在している。個人的には韓国という国の中の格差とかそういったものが学びだった。主人公の妹はめちゃくちゃすげーやつだし、それでも職が無いという現実の厳しさ。さらにその「下」の存在。すごい強烈な映画だったと思った。一見の価値アリです。
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ちょっとした小ネタ 安田記念講釈

安田記念の”安田”とは日本中央競馬会初代理事長、安田伊左衛門から取られている。競馬界の理事長と言えば、安田伊左衛門、有馬頼寧のツートップが有名である。

元々、軍馬育成のために開始された日本の競馬であるが、戦後はその目的を失い、補助金を入れて競馬を続けるのが厳しい情勢だった。そこに安田伊左衛門が働きかけ、馬券の発売を含む競馬法案が成立する。競馬を実施するための費用は馬券を発売して、その売上から捻出する方が効率的だったのだ。

安田伊左衛門は競馬に「スポーツ性」を持たせるべきであるという主旨の発言を残している。「軍馬育成」の目的を失った日本の競馬に何か目的を持たせない限り、発展も変革も無かったのだ。そこで「スポーツ性」、つまりエンターテイメント、娯楽としての需要を見出し、戦後競馬の再開に尽力した。馬券の発売もそれに大きな貢献をすることになる。

後を継いで2代目理事長となった有馬頼寧は、在任中に死去し、わずか2年程度しか理事長に在任していない。しかし、中山競馬場スタンド改築に予算をつける特例法の成立や、ファン投票で出走馬を決める「中山グランプリ」の発案と大きな功績を築いている。これが後に誰もが知る「 有馬記念 」と呼ばれることになるが、こういった発案もエンターテイメント性を求めようとした想いがあった。

馬匹改良という国運を賭けた(文字通り国の行く末が懸っていた)錦の御旗が無くなり、競馬はいつ無くなってもおかしくなかった。安田伊左衛門のスポーツ性に見出したエンターテイメントとしての存在価値、馬券発売への尽力、有馬頼寧がそれを広げ、ファン投票で出走馬を決める、有馬記念の創設。こういった歴史の過程で日本の競馬はなんとか繋がってきた。

競馬の発展に寄与した二人の中央競馬会理事長の名前は共に安田記念、有馬記念と名前を冠する競走となり、競馬ファンに親しまれている。

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2020 安田記念 予想

さて、再三アラビアンナイトの話をしてきたけれども、今回の本命は◎ペルシアンナイト。安田記念は2度挑戦し、いずれも掲示板を外しているが、昨年は大きな不利があったものの、直線はしっかりと伸び返している。鞍上に最強のジョッキーを配して、期待は十分。以下、アーモンドアイ、ダノンプレミアム、ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、グランアレグリアを指名する。

先週のBOATRACE ALLSTARSはしっかり的中することが出来た。本当に嬉しい。この勢いに乗って、今週も頑張っていきたいと思う。

来週も競馬予想でお会いしましょう。今月はグランドチャンピオンもあるよ!

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以下、写真集

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↑ ゾンビが登ってきそうなエスカレーター。

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↑ TOKYO2020バッジ。関係者に配られる非売品のはずだが、Amazonで1600円で売られている。

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↑ 神保町の街並み(2016年)

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