#17 コーチング:自己効力感を上げるには?
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挨拶
AMBI〜あらゆる場所を曖昧に歩く〜
この番組は、日常の些細な出来事から時事ネタ、半径5mから10,000kmまでを行き来し、知的好奇心を深めたり、学びや気づきを促したりする番組です。
通勤・通学などの移動時間、家事や作業など「ながら聴き」していただけると嬉しいです。
パーソナリティの新井大貴です。よろしくお願いします。
みなさん、3日ぶりですよ。3日ぶり。
このラジオ収録するのが。笑
待ち遠しくて恋焦がれていましたか?笑
まずは、我らが三苫選手のリーグ最終戦について触れますね。
5/29(月)24:30にアストン・ヴィラ戦があり、三苫選手は後半64分からの途中出場でした。
それまで左ウィングで出場していたエンシソ選手も、ウンダブ選手といい連携でパス繋いだりシュート打ったりしていましたが、やはり三苫選手がボールを持っただけで一気にペナルティーエリア内に侵入していましたね。
ただ、今回は審判との相性が良くなく、コーナーキックがゴールキックにな、ファールも取ってくれなかったりで、ドキドキとモヤモヤが募る試合でした。
で、今シーズンはこれで終了。素人の私、新井大貴の1意見としては、カイセド選手がいなくなる可能性が高いので、その穴を誰が埋められるかですね。
というのも、デゼルビ監督は、ロングボールで一気に中盤まで運んでパスを回すのではなく、ゴールから小さなパスでCB→MF→FWと回していく戦術なんですよね。
そこのCB→MFまでの要を担っていたのが、カイセド選手なんですよね。そこが抜けると、一体誰がボールを運ぶのか。
というのも、アストン・ヴィラ戦は控えの選手も交えながら行っていたのですが、パス回しで敵チームに取られることがいくつかありましたし、そのボールの取られ方が見ていて非常に危なっかしい。
ただでさえ、ボール回しの段階で取られて失点するケースが多いブライトン。さらに、その要がいなくなることで、その確率が上がる気がするんですよね。
実際、プレミアリーグ上位10チームで見たとき、ブライトンの失点数がかなり多い。それでもデゼルビ監督は、それで失点しても気にしないところがすごいです。
もう1つだけ本題と関係ないテーマを上げるなら、最近アニメ『推しの子』にハマって見ています。amazon prime で7話目までやっていたので、一気に見ました。
最近思うのですが、アニメや漫画を一気に見続けるのってかなり体力がいるので、ある種の才能なのでは?と。
友人の勧めで1話目を見たときに、アイドル・芸能界の裏側・転生など盛りだくさんで、面白いなと感じました。実際、アニメの中で、子役やインフルエンサー、YouTube、恋愛リアリティーショーなども出てきています。
個人的には、最初の1話目が90分くらいあることで、ただのアイドル番組ではない、その何かを伝えるのに丁度よかった気がしています。
気になる方は1話目だけでも見てみてくださいね。
では、本題です。
今回は、コーチングで扱う自己効力感を上げるには?について話を進めていきます。
自己効力感について
では、話をしていきますね。自己効力感について話す前に、もしかすると自己肯定感と混同される方もいるかもしれないので、その違いから説明していきますね。
自己肯定感との違い
自己肯定感は、「在りのままの自分を受け入れること」で、自分の実現したい目標に対して出来なかったとしても、自己肯定感が高いと「失敗しても大丈夫。自分は価値がある存在だ」と思えます。
自己肯定感が低い場合は、前回お伝えしたACTを駆使して、まずは身体・感情を味わって受け入れられるスペースを作っていきます。
一方、自己効力感は、「仕事や成果を求められる状況下で、自分はできると信じること」です。何か失敗して「自分には出来そうにない」と思ってしまったときは、自己効力感が低い状態になるので、それを高めるためにコーチング・問いかけを通じて自己効力感を上げていきます。
これは私の1意見ですが、組織内で活躍する人・気分のムラがあまりなく自立して動ける人は、失敗しても立ち上がる力が早い、つまり自己効力感が高い人のことを指すと思っています。
自己効力感を上げる4つの要素
自己効力感を上げる手法として、4つの要素からアプローチできます。
「小学校6年生T君が、サッカーのドリブルで上手くなりたい」という具体例を用いながら説明していきますね。
遂行行動の達成
自己効力感を上げる要素の中で、1番大きいです。具体的には、いきなり大きな目標を掲げるのではなく、小さな成功体験を積み重ねること・あるいはちょっとでも前進していると感じることです。
というのも、途中で挫折してしまうと「やっぱり自分はダメだったんだ」と思い込んでしまうんですよね。
4つの要素の中で1番効果を発揮しますので、例えば1週間・1ヶ月毎の目標を立てて段階的に乗り越えていきましょう。
代理的体験
例えば、会社の同僚や学校の同級生で上手くいっていると思う人を数人挙げてみて、その人たちが普段何をしているか観察・分析することで、自分も達成するイメージが湧いてきます。
その人たちから話を聞けない場合は、年齢や職種が近い人で上手くいっている人の記事や本から観察・分析していきましょう。
反対にやってはいけないことは、例えば先輩や学校の先生が、自身の経験をそのまま相手に伝えることです。
1人ひとり上手くいく方法は異なりますし、本人が出した答えを元に本人が実施した方が、先ほどの遂行体験にも繋がるからです。
良い人ほどついついアドバイスしがちなので、気をつけましょう。
言語的説得
周りの人から、「君ならできる」「君に期待している」などポジティブな励ましを行うことでも、自己効力感を上げることができます。
ここで大事なことは、「誰が言うか」です。
例えば、サッカーのドリブルが上手くなりたい子がいたときに、サッカー未経験者に「君ならできるよ」と言われるよりも、三苫選手に「君のドリブルは伸び代があるから、絶対上手くなるよ」と言われた方が自己効力感上がるじゃないですか。
もし私、新井大貴が小学生の時にそんなことを言われていたら、迷わずサッカークラブに入ってましたね。笑
情動的喚起
体調や健康を整えることでも、自己効力感を高める要素となります。組織の場合だと、意見やフィードバックの言いやすい雰囲気を作ることも含まれます。
まとめ
1個だけツッコミどころがあるとしたら、小学校6年生時点でここまで言語化できていたらすごいですよね。コナン君レベルですよ。
ただ、言語化はできていなくても、上手い子のプレーを見ているうちに、気づいたら真似して上手くなっているパターンはあるかもしれません。
自己効力感を上げる4つの要素を駆使することで、個人・チーム・組織の目標、実現したい世界観などを築いていくことができます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
告知
今回もなんと、3つも告知があります!(ただ言いたいだけです。笑)
コーチングの募集
現在コーチングを受けたい人の募集を行なっております。6月4日までの応募でしたら、初回体験は無料とさせていただきます。6月5日以降の応募は、有料となります。ご了承くださいませ。
AMBIの事業内容
AMBIでは先ほどのコーチングだけでなく、英検やTOEICをはじめとする英語コンテンツの発信やアウトプット講座、小論文や志望理由書などの講座を行なっています。
こちらも、詳しくはURLをご確認ください。
本を出版!
ラジオでは何回もなりきりさせていただいている三苫薫選手が、6月22日に双葉社より、本を出版されます!
この本はどういう本かと言いますと、普通のサッカー選手だった三苫薫選手がどのようにしてW杯で活躍したり、世界のMITOMAと言われたりするようになったかについて書かれています。
具体的には、「逆算思考」、「ドリブル練習法」、「食事メニュー」、「自分だけの武器の作り方」、「教育観」など多岐にわたります。
子供たち、サッカー選手全世代、指導者、ご父兄、ビジネスマンの方々まで、幅広い方々にお読みいただけると嬉しいです。
勿論、私、新井大貴も買います。三苫選手に心中します。
最後まで聴いていただきありがとうございました。以上です。
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