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【読書】「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術

ChatGPTの使い方を身に付けたいなぁと思っていたら、キーエンス思考とChatGPTを組み合わせた本がありました。

キーエンスの本はまだ読んだことがなかったのですが、キーエンスのやり方は気になっていました。

一石二鳥でちょうどよいので買ってみました。


キーエンス流は意識が高い

まず最初にキーエンスの仕事のやり方が解説されています。

さすがと感じました。時間と顧客への提供価値に対する意識が高いです。工数と投資対効果にうるさいとのことです。

私もこれは重要だと考えています。私の場合は残業せずに成果を出すことを心掛けています。無制限に工数を使うなど論外、限られた工数で成果を出す方法を考えるのがマネジメントです。

また仕事とは会社や上司に与えられたことをやることではなく、自分で考えて顧客にとって役立つことをすることだと考えています。

とはいえキーエンスは徹底してるなぁと感じました。

また本書では成果を出すための方法が視覚化されているのもいいですね。

ChatGPTをアシスタントとして使う

本書ではChatGPTをアシスタントとして使う方法が沢山解説されています。プロンプトも掲載されています。

例えば知らない業界の顧客から仕事を受けることになったとします。

従来であれば業界研究のような本をいくつか買ってきて勉強するものでした。

しかしChatGPTを使えば、業界の特徴や状況などを整理して教えてくれます。

自分が持っていない知識が必要になったとき、従来では入門書をいくつか買って読んで勉強するものでした。

しかしChatGPTに聞けば基本的なことを整理して教えてくれます。

業界にせよ知識にせよ、0から勉強していたら1~2週間くらいはかかってしまうでしょう。しかしChatGPTに聞くことで、数十分で概要を把握できるのです。

勿論、本を読んだ方がより多くの知識や情報を得られるでしょう。とはいえスタートダッシュを速くするという点でChatGPTに概要を教えてもらった方が速いですね。

これ以外にも、プレゼンや報告書などのテンプレートもChatGPTが作ってくれたりするそうです。

自分で作ってもいいですが、抜け漏れが発生する可能性もあるので、ChatGPTと照らし合わせるといいわけですね。

このようにChatGPTをアシスタント、あるいは部下や後輩のように使うことができます。自分の代わりに調べものをして整理してもらえばいいのです。

このようなことは上司や先輩が部下や後輩にやってもらっているものだと思います。ChatGPTもそういうことをする一員になるのですね。

AI時代は五感を磨く

AIが急速に進歩している今だからこそ、五感を磨けという話がでてきます。確かにこれはAIにはできません。

もっとも、いつかセンサー付きのロボットが開発できれば、AIが五感を通して学ぶことが可能になるとは思いますが、ハードウェアも絡むと実現までとても時間がかかるでしょう。

五感を磨くことが大事な理由は、顧客に感動体験を提供することが大事だからだそうです。そしてインスピレーションを得ろということです。

これは私も意識したいですね。創作を趣味でやっていますし、顧客の課題解決を仕事にしていますので。

色々なところに出かけて、色々見たり感じたりして、五感を磨くように心がけたいものです。

終わりに

本書を読んで、ChatGPTを活用したくなりました。

今のところ私はブログに使っています。タイトルとか目次構成に使っています。もうちょっと広げた方がよさそうですね。

本書にならって、業界とかこのキーワードについてどうなのか聞いたり、オリジナル曲の作詞について聞いたりするといいかもなぁなんて思ってしまいました。

ChatGPTにアシスタントとして活躍してもらいましょう。

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