やっぱり名前の付け方って重要という話

皆さん、ジンジャーエールは好きですか？
僕は子供の頃、ジンジャーエールを何となく大人な飲み物に感じていました。コカコーラは結構身近だったんですが、ジンジャーエールは、どちらかというとお酒に近い感覚というか、ちょっとかっこよかったんです。
それで初めて小３くらいで飲んでからは、「ジンジャーエール好き」アピールを結構したりして、学校でも、「どうやらあいつはジンジャーエールを愛飲しているらしい」と、ちょっとしたブランドを形成していたのですが、そんなある日。

かっこいいと思っていた、ジンジャーエールの「ジンジャー」が「しょうが」だと知ったある日、僕の中で何かが終わったのを覚えています。
なんだ、しょうがなのかよ、と。

同様に、初めて沖縄に旅行に行ったとき、どうやら沖縄には「さんぴん茶」という独自のお茶があるらしいと知り、飲んでみると、なるほど独特の風味で美味しい。やっぱ旅行に行くときは、現地の物に限るねなんて話ながら、家に帰って調べてみると、さんぴん茶がジャスミンティーと同じだと知りました。

なんだ、ジャスミンティーなのかよ、と。
ジャスミンティー苦手なのに…。普通に飲めちゃったじゃんと。

…過去の謎のエピソードを披露しましたが、やっぱり名前って重要だなと思うのです。実態は同じでも、名前ひとつで結構変わるものです。改めて人間は認識の生き物だと感じました。

いろんなサービスや売れてる歌や、有名な会社なども、名前の観点から考察してみても面白いかも。