見出し画像

わたしの根っこの育て方

こんばんは。
昨日の記事の続きです。

最高のわたしや社会の中のわたしという木を育てるために、まずその木を支える根っこを探して、育てることが大切です
そのときは、その栄養となるものも一緒に探すとよいということをお伝えしました。

生えたばかりの根っこは、栄養や環境次第で生長したあとの樹形が大きく変わってきます。

だから、いまと思っているあなたの根っこも、時間がたったら違うかたちになっているかもしれません。

また必ずしも心地の良いものばかりが根っこを育てる要素でもないと言えるかもしれません。

わたしは、趣味で家庭菜園をやっていますが、丈夫な根っこを育てるために、土の中にわざとゴロゴロと石を残して過酷にしたりする農法もあります。
また植物は根っこから栄養を吸収しますが、その栄養分となる窒素は吸収されずに、地表に出ると動物に害をあたえるような毒となることもあります。

人の根っこも同じです。

好きなことや得意なことをとことん突き詰めて、わたしを形成していくことも大切ですが、ときには、厳しい環境に身を置いたり、苦手なことに挑戦することも根っこを育てる栄養となります。

わたしの場合は、肥料となるような栄養素は昨日も書いたこれらです。

  • 家族 Family

  • 本 Book

  • 仕事 Work

  • 自然 Nature

  • 楽しさ Joyfulness

どれもわたしの中では大切な要素です。

しかしこれらだけに目を向けてばかりいたら丈夫な根っこにならないと考えています。

このほかにも、苦手なことにもチャレンジしたり、苦労して何かをつかむという経験を積むことも必要になってくるでしょう。

例えば、わたしは人の注目を集めたり、交友関係を自分から広げていくということが大の苦手でした。

歳を重ねて、場数を踏んだことで、苦手を乗り切る術を身に付けてきましたが、それでもまだ苦手です。

そういう時には、「これを乗り切れたら、どんな良いことがありそうか?」考えると思考が前を向きます。

実際、新しい交友関係は、わたしを豊かにしてくれることが多いです。
だからといって、社交界を闊歩できるような性格ではありませんので、そこはじっくりと、少しずつ広がっていくことを内心願っています。

根っこは急には伸びません。
肥料のあたえすぎも、根腐れの原因になります。

ゆっくり、じっくりと育てていくことが大切です。

みなさんも、自分の根っこを育てる栄養素とチャレンジの両方を見つけて、ゆっくり、じっくり向き合ってみてください。


都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。