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這えば立て立てば歩めの親心

こんばんは、つちいじりです。

今日は記念すべき日。

何かというと

新一年生の子どもが、片道40分の路線バス通学を、ひとりでできた記念日です。

小学校生活という新しい日常には、通学という新しい冒険があります。

昨日までは一緒に行って、帰りも校門で迎えていました。

今日からは本当の冒険のはじまりです。


朝、家を出てバス停に並ぶ。
つぎつぎ到着するバスの中から、目的地に行けるバスは1つだけ。
バスに乗ったらどこに座るべきか、そもそも座れるのか。
乗り継いで学校最寄りのバス停に行くか、直通の離れたバス停に行くか。
帰りのバス停は、行きとは違う場所。
帰りも帰宅できる路線は一つだけ。

まさに仕掛けだらけのダンジョンです。

子ども目線のバスの車窓は何が見えるのだろうか。
何を目印に降りるのだろうか。
車内が混んでいたら、声を掛けられるだろうか。
無事に降りたら、学校までの道のりは大丈夫だろうか。
どこかでお友だちに会うだろうか。
帰りは疲れて寝過ごしたりしないだろうか。

子どもの冒険は親の冒険だ。

親の心配をよそに、子どもはあっさりダンジョンをクリアする。

当たり前のように学校への到着通知がアプリに記録され、
当たり前のように帰ってきて家のインターフォンを鳴らす。

子どもにとってはすでに日常
親にとってはまだ非日常

子どもの環境適応力はすさまじい。
いつの間にかにできるようになっている。

子どものレベルはすぐに上がる。

おとなになると、次のレベルまでの経験値が膨大だ。

子どもの成長は早い。

今日は記念すべき日です。

新一年生の子どもを持つ親が、子どもの成長に再び驚かされた記念日です。

ここで冒険の書を記録しよう。

ではまた。

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