2023年9月の記事一覧
奈良県の村議会議員さんたち、ロンドン自然史博物館へ行く
後で読む、とメモしておいて放置していた記事をようやく読んだら、思いがけなく感動的だったので拡散します。
記事の著者は日英間で博物館のコーディネートをされている方で、奈良県東吉野村の議員さん達から、ロンドン自然史博物館にニホンオオカミを見に行きたいとの依頼を受けました。
実はロンドン自然史博物館に収蔵のニホンオオカミの標本は明治末に村で捕獲されたもので、議員さんたちは村おこしのため、ニホンオ
世界サイの日に見かけたいろいろまとめ
9月22日は世界サイの日でした。Xなどでも幾つか興味深い記事が流れてきたのでご紹介します。
国連による広報。本来的には、サイの保護を訴える日です。
この団体は国際サイ財団と訳せばいいのかな?
ここ10年で初めて、アフリカ全土でのシロサイとクロサイ両方の個体数が増加とのポスト。めでたい!
オルペジェタ自然保護区のポスト。たくさんのサイが誕生し、密猟ゼロが6年目ということで、たいへんめ
サイの保護についての、野心的すぎる計画が頓挫
まずはナショナルジオグラフィックの記事をご覧ください。
サイの保護についてはこちらも参考になるかと思います。
南アフリカの起業家ジョン・ヒューム氏は自身の保有するサバンナでサイを飼育し、サイの角を販売することで運営資金を賄おうという計画をたてました。ビジネスとも書いてあるので、営利事業ではあるのでしょう。ただヒューム氏はサイの角が合法的に取引されることで値段が落ち着けば、密猟が割に合わな
フィリップ・カリー博士とすれ違った思い出
SF作家でサイエンスライターでミステリ作家でもあり科学者でもあったアイザック・アシモフは、若い頃に一度だけアルバート・アインシュタインを見かけたことがあるとエッセイに書いています。
そのエッセイによるとアシモフが博物館を見学していたところ、展示室にアインシュタインが入って来たそうです。若い学生だったアシモフはアインシュタインから目を離すことができず、さりとて近寄って話しかけるようなこともできず