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[大学正規留学]大学受験に落ちてドイツの大学に来た話😄

みなさんこんにちはドイツの大学で正規留学3年目のだいずです😄。今回は純日本人である私がなぜ、ドイツにきてドイツの大学で大学生をやっているのかというお話をさせていただきたいと思います。
結論から言えば、日本で国立受験に落ちたからなのですが私の話が現在留学を考えている学生さんや受験、またはその他何かしらで失敗してしまって落ち込んでいる方々を少しでも励ますことができたらなと思っております^^

時は遡って私が高校3年生だった時、、

私は高校3年生の時、現役で国立大学の商学部を受験しました。その大学に強く憧れを抱いていてどうしても行きたかったので併願の私立もろくに対策せず当然不合格、本命の国立も合格点に20点ほど及ばず不合格となってしまいました。
そこで私が得た選択肢は、『センター利用で受かっていた私立の大学に行く』か、『浪人する』かの2つでした。ただ私はそのどちらにも魅力を感じず、どうしようかなあと思っていた時にふと第3の選択肢である『海外大学進学』を思いつきました。

それまで留学経験などは一切なかったのですが、昔から英語は好きだったので日本の大学に進学したとしても交換留学などには参加したいと考えていました。そこでせっかくなら3年なり4年なり留学して向こうの大学を出ればよりネイティヴに近い高度な英語が話せるようになるのでは?!と考えつきました。国立の合格発表が3/10くらいだったと思うのですが、その日のうちにその案を思いつき、次の日から都内の留学エージェントの無料相談をはしごして情報収集を始めました。

正規留学の壁

そして留学相談に行って分かったこと、それは「とんでもない額のお金が卒業に必要になるということ!!」、当たり前ですね笑。
アメリカの大学などは授業料だけで2000万など、オーストラリアは600万ほどだったと記憶しています。そこから月最低でも10万ほどの生活費が必要になると考えて4年で生活費が480万。奨学金をもらうにしても、英語ネイティヴに囲まれながら常に優秀な成績を取り続けるのはかなり大変だろうと考えました。

ドイツの国公立大学は学費が無料?!

そこで留学を諦めかけていた時に、ドイツでは国公立大学の学費が無料であるという事実を発見しました!!さらに、大学ではドイツ語だけではなく完全英語で開講されているstudy programm もあるとのことで即決でドイツ留学を決めました。
ありがたいことに、日本の私立を出れるくらいのお金は両親が用意してくれていたのでそれを最終的に出た分は自分で働いて返すという約束をしました。ドイツ留学にかかるのは生活費や渡航費などのみになりますので、その分であれば最悪留学に失敗して戻ってきたり、留学後に就職先が見つからなくてもアルバイトすることで返せる額だと思ったのも留学を決意する一押しになりました。

そこまで決めたのが確か3/15くらいで、その年の夏には留学することを考えていましたが、両親にそんなすぐに思いつきで決めたことで人生を左右しないでくれと言われ(ごもっとも)、センター利用で受かっていた私立の国際政治経済学部に1年通いながら、英語の勉強、手続きの準備をして翌年の7月にドイツに来ました😊

最後に

結局その後無事ドイツの大学で単位を取得しながら日本企業への就活も行なって今年の10月に外資系コンサル企業から内定をいただくことができました。その企業はもともと私の第一志望だった国立大学の人が採用されるような素晴らしい企業だったので、就職先で過ごした大学の価値が決まるなどとは微塵も思っていませんが、一つの指標として、「道は違えど最終的に同じところにたどり着くことができた」のではと考えました。茨の道を選んだことは確かですが、その分かけがえのない経験をたくさんドイツで積むことができ、人間的に成長できたのでドイツに来たことは全く後悔していません。

今回の話では、日本で失敗したら海外に来ちゃいなよ!という無責任なことが言いたいわけではなく、何かに失敗して行き詰ってしまった時は視野を広げてみて第3の道を見つけれれば結果的にそっちの方が良かったってこともあるかも❣️という話です。
私の経験が1人でも多くの方の励みになったらと思います。
それでは皆さん良い一日を!😊


p.s
ちなみに画像は私ではなくベルリンではっちゃける友人です^_^

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