聖書ってどんな本? Part3:キリスト教の歴史
前回の記事では
旧約と新約という約束
について話しました。
今回は
キリスト教の歴史から
「旧約」は成されたのかどうか
について考えます。
キリスト教の歴史
草創期のキリスト教
元々ユダヤ教徒だったイエスは
30歳まで神様から学びました。
上記の聖句からも分かるように
イエスキリストも
何の条件もなく神様の使命者になったのではなく、
人を救うために、
試練の中の試練を受けて成長したということです。
そして
神様から学んだ教えを30歳から広げ、
3年間活動しました。
彼に3年間でついていった弟子たちは、
数百人だったそうです。
どんな人が弟子だったのか?
など、当時社会的に身分が低いとされていた人たち
が多かったようです。
イエス・キリストと弟子たちは
神様の教えを広めて、実践しました。
病気の人を癒したり
人生の生きる意味を分からず、路頭に迷っている人たちを
神様の言葉で助けてきました。
そして、
その病気が癒やされた人たち
生きる目的を見つけ人生に希望を感じた人たちを
直接見た人
その噂を聞いた人たちが集まってきて
イエスキリストを信じるようになります。
旧約を待っていたユダヤ人に殺される。
ユダヤ教の教理に合わない教え
キリスト教信者が増えていった妬みで、
ユダヤ教の祭司長という偉い人たちから
イエスキリストは迫害され、反対されました。
何の罪もなかったですが、
十字架で死刑にされてしまいます。
死刑に処された罪の内容は
「イエスキリストが神様の子どもだ」と話したことは神様を冒涜した
という神聖冒涜罪でした。
イエス・キリストが生きていた当時
“人間は神様の僕(しもべ)“
という認識が当たり前で
「自分を神様の子どもとするとは何事だ」
とユダヤ人から言われ
世間的にも
カルト教の教祖、大犯罪者
として扱われたわけです。
イエス様が十字架につけられた後
またイエスキリストが
十字架にかけられた後は
「イエス様が救い主だ」と信じていたら、
投獄、死刑になる400年ほど期間が続きました。
実際
イエス・キリストの直属の12弟子は
11人が殉教、1人は島流しの刑になりました。
400年間ローマ帝国で大迫害に遭い、
イエスキリストを信じたら、殺されることが分かっていながらも
カタコンベと言われる地下墓地で
殺されないように身を潜めながら、信徒は増え続けました。
なぜ死を覚悟してそこまで信じたのでしょうか?
(詳しくは僕のインスタの投稿に書いてるので是非!!)
その後
大迫害をしていたローマ帝国で
キリスト教が国教化され
ヨーロッパを中心に広がっていきます。
数で見るユダヤ教とキリスト教
イエスキリストが生きていた時代から
約2000年が経った今
世界のキリスト教人口は何人でしょうか?
キリスト教信者は、23億8千万人です。
ちなみにユダヤ教信者は1460万人です。
参照データ:World population review
皆さんは旧約の約束が成されたと思いますか?
旧約を待つユダヤ教の人たち
ユダヤ教の人たちは今も
イェルサレムにある“嘆きの壁”で
「神様が来る」
「メシヤを送ってくれる」という旧約
先祖代々から現在まで
数千年間待ち続けています。
イエスキリストを信じるキリスト教の人たち
2000年経って
イエスキリストの教えは世界中に広がりました。
神様の歴史以外は滅びると書いた聖句
「弟子たちがイエスキリストの教えを伝えること」
について
旧約聖書に詳しい当時の偉い人たちは
人間が勝手にやっていることだったら、
勝手に滅ぶんだだから放っておけ
とイエスキリストを反対するユダヤ人に伝えました。
しかし滅んでいないですよね?
あなたは神様が旧約を成したと信じますか?
次回から聖書の中身を紹介します!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
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