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人間は数時間まとまった睡眠がなくても大丈夫

不眠で悩まれている方が多いので、ヒントというか参考になればと思い、わたしのことを書きますね。これが正解というわけではなく、こういう考え・実践もあるのだなと思ってもらえばという気持ちです。

わたしは幼少期から寝つきが悪く、子どもにしては睡眠時間が短かったです。だから20才前後から睡眠薬を渇望していました。

24才の時に家が火事で全焼し、そこから精神科に通い以降18年間精神薬を飲み続け、治らないと諦めていた病気が精神薬をやめてから完治した経験はいろいろな所で発表しています。
https://ameblo.jp/tetsuji69/entry-12560304164.html

ただし抗うつ剤や抗不安薬はやめれたものの、睡眠薬だけはやめられずに1錠2錠という程度ならですが、その後2年飲んでいました。

それを思い切ってやめれたのは、当時同居していた人がこっそり睡眠薬を飲むのを見て、「それ飲むんだったら別れるから」ときっぱり言われたのでやめれたという感じです。薬の服薬量が減っていたら、あとはやめ時を見計らって、思い切ってやめることが肝心だと思います。それ以来、精神薬・睡眠薬は現在まで10年間一切飲まず、離脱症状も最初の一年だけで、その後は「病気」前よりも体調がよくなりました。その辺りのコツはここをご覧ください。
https://youtube.com/playlist?list=PL5mrFlw7tTJ3FAe_N7ig4zmIGxkFjNIC3&si=nNRhrJubGUZpn2GA

ここからが本題なのですが、
体調や頭のはたらきは良くなったとはいえ、わたしは現在でも入眠、睡眠とも多くの問題を抱え、連続睡眠時間は1〜2時間、長くて4時間くらいです。

ただし、睡眠の定義を変え、さまざまな工夫をすることで普通の人と同じ生活をすることができています。昼間も滅多に眠くなりません。

睡眠とは身体が休まり、副交感神経が優位になり、セロトニン、メラトニン、オキシトシンなどの癒し系のホルモンが出れば大丈夫というのが、わたしの睡眠の定義です。

増田さやか先生も、脳は身体が横になっていれば、眠っていると認識すると言ってくださったので、わたしは一度床に入ると、8時間以上はトイレに起きる以外、身体を横にするようにしています。

前述のように半分以上は目が覚めているので、退屈になるので音楽やYouTubeを聴き、最近では瞑想の練習やインナーチャイルドの癒しに取り組んでいます。完全に目が覚めているというよりはうつらうつらという感じが当たっています。

ここで気をつけないといけないのは、眠れないからといって、時間を有効に使おうとしたり、交感神経が優位になることはしないということです。それをするのは起きている時間にし、身体を横にしている時は気分が穏やかになったり、楽しくなるようなことを考えます。

例えば、仕事、勉強、メール、SNSは厳禁です。YouTubeは聴くだけで観てはいけません。

YouTubeの内容も、頭が興奮することは厳禁。わたし的に言えば、社会問題、仕事関連、政治的なこと、家族や親友など身近な人に関連することはNG。副交感神経が働き、怒りや不安が誘発されることは睡眠の意味がないのでOUTです。

一方、睡眠時ホルモンと相性がいいのは、わたしの場合ですが、スピリチュアル系の話、宇宙の話、歴史が始まる以前の超古代史、自分と関係がない事件の話、瞑想誘導などの音声、アファメーション、赤の他人の悩み相談、赤の他人の恋愛の話などです。この辺りは人によって違うかも知れませんが、コツとしては、本当か嘘かわからず、かつ自分には関係のない話で取り留めがなく興味を持つような内容のものです。途中で寝入ってしまっても全く気にしないのがポイントです。

このような分野でも、不安、恐怖、悲観などが出るのならNGです。他人の不幸は蜜の味といった具合で極力、自分のことを考えないようにすることが大きなコツです。

音楽なら、ロックやヒップホップのような刺激的な音楽ではなく、ヒーリングミュージックや自然の音、交響曲のような音楽がいいでしょう。

呼吸は長呼吸を意識します。このほうが副交感神経優位になるからです。この機会に腹式呼吸や瞑想、右脳活性化などの訓練をするといいかもしれません。

難しい学問や退屈な授業を聴けば寝るのではないかと考え聴いてみたことがありますが、リアルな授業でないので、すぐに他事を考え出して、わたしの場合は効果ありませんでした。

長くなりましたが、わたしは今までの経験で、精神薬・睡眠薬は一錠たりとも一切飲みたくないという気持ちでいるので、どんなに寝られなくても薬を飲むという選択肢を除外してやっていった結果こうなりました。

多くの人は6時間7時間という連続した睡眠がないと寝たことにはならないと考えがちですが、睡眠の解明も進んでくるとどうやらそうではないということもわかってきているようです。

何かの参考になればと思います。

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