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【第11回】成長のサイクル:「主体性」を発揮し、「自己承認欲求」を満たせ!

■評価軸は「真のゴール」側のセルフイメージ

 成長し続けるために欠かせないスキルは、主体性を発揮することです。主体性を発揮するためには、自分で自分を評価していくこと(自己承認欲求を満たす)が大切なんです。

 自分を評価するための基準は、「真のゴール」側のセルフイメージです。ここを評価軸にして、現状の自分に照らし合わせてみます。

成長のサイクル

 「ここまで近づいてきたな」とか「ここがまだ足りてないな」というふうに、自分で客観的に評価していくのです。

■「意識の力」を「意識的に」使う

 自分で自分を評価したら、意識の力を駆使して無意識に働きかけます。「真のゴール」をイメージして、そこへ行くと決める。

 そうすると、RASが開いて、必要な情報を見せてくれたり、導いてくれる人に出会わせてくれたりします。

 意識の力を正しく使えると、ホメオスタシスが味方になり、「本来あるべき未来へと連れ戻してくれる」のです。あとは像の背中にゆったり座っていればいいんです。

■自己肯定感とは「未来側の自信」

 無意識(セルフイメージ・RAS・ホメオスタシス)が味方になると、自然に行動できるようになるので、自己肯定感がグングン上がります。自己肯定感とは、「今はできていなくても、未来の自分はできるようにっている」という、未来側の自信です。

 自己肯定感が上がるとさらに主体的になり、もはや他人の評価なんてどうでもよくなります。成長のサイクルが加速し、ゴールを達成し続け、成長し続ける人生に変わっていきます。

現状維持?成長し続ける?

 どうでしょうか? 良いことづくめじゃないですか?

■普段から無意識と仲良くする

 強大な無意識のパワーが、理解いただけたと思います。それくらい無意識は大事なので、常に仲良くしていた方がいいですよね。像が暴走しはじめたら、腕力では抑えられないので、日ごろから手懐けておきたいものです。

 無意識と仲良くする方法は、ヒトコトで言うと「普通のことをちゃんとやる」ことです。

 とても大事なポイントなので、徹底的に腑に落として、習慣にしていく必要があります。文字だけで伝えるのは難しいので、『脳科学コーチ養成講座』の中で、わかりやすくお伝えしています。

■「成長」の先へ

 ここまでくると、完全に成長モードに入ります。成長するプロセスで得られた経験や知識・スキルは、かけがえのない財産になります。その先にあるステージは、「貢献」です。

 成長の過程で手に入れた財産は、他の人に伝えていくことができます。他人の成長を促していくことができるのです。自分の成長を他人に伝えていくことが「貢献」、そのために必要なスキルが「本当のコミュニケーション力」なのです。

 

 

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