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VRで安全教育?作業現場での危険な事故を体験してみた・・・!

はじめまして。ビーライズの企画開発部です!
今回は、VRを活用した安全教育について紹介いたします!
(この記事は自社サイトからの転載となります。)

1.VRを活用した安全教育とは?

VRを活用した安全教育とは、工場や建設業など危険な作業を伴う現場での危険な事故体験をVRで体験できるという教育用コンテンツです。従来は座学で学んでいた危険なシチュエーションをVRで再現することで、誰でも「自分ごと」として臨場感をもって研修を行うことが出来ます。

VRを活用した安全教育コンテンツの活用方法や開発費用についてはこちらの記事をご覧ください。

2.体験するVR安全教育コンテンツを紹介!

今回体験するVR安全教育コンテンツは、弊社で開発した「高所作業現場からの落下体験シミュレーション」です。ちなみに、弊社はIT企業ですので、高所で何かしらの作業をすることは基本的にありません。そのため、あくまで今回は高所で業務を行う作業員に転職した気持ちで体験を行います!

3.VRで安全教育を体験するまでの流れ

ここからは、実際にVRを体験していきます。VRで安全教育を体験するまでにすることは下記の3ステップです。

①PCとVR機器のセットアップ
まずは、PCとVR機器のセットアップを行います。VRについては、センサーの設置やヘッドマウントディスプレイの位置合わせなどの初期設定が必用です。今回はPCとVRを組み合わせて使いますが、スタンドアロン型というVR単体で動く仕様のものを活用することで、コンテンツごとVRを簡単に持ち運びをすることも可能となります。(※ただし、スタンドアロン型のVRに対応したソフトウェアを利用する必要があります。)

②PCでアプリを起動する。
PCとVR機器のセットアップが完了した後は、PC画面を操作してVRのアプリを起動します。PCのスタート画面にアプリ起動用のアイコンを置いておけば、これをダブルクリックするだけで簡単に起動します。アプリを起動するとこのような画面が表示されます。

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③VRを装着して開始する。
PCでアプリを起動した後は、PCに接続してあるVRを頭に装着していきましょう。いよいよ体験がスタートします。
VRゴーグルを装着すると、建築現場を再現したバーチャル空間に入ることができ、360°自由に視点を動かすことができます。

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このように、モニターと連携(ミラーリング)することで、VRを体験していないユーザーにもVR内の映像を共有することができます。VR内では、指示がアナウンスされるので、それに従いながら現場の確認を進めていきます。指示に従って現場の確認を進めていると、突然強風が吹き、作業中の鉄骨が目の前まで迫ってきます。

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「あぶない!!」
他の作業員が咄嗟に叫びますが、その声は届かず自分は鉄骨と激突。そのまま地面に落ちてしまいます。
VRの画面では、鉄骨が激突し落下していくという恐怖体験をリアルに体感することになります。
そうして、これらの体験が終わった後に、今回の事故を振り返り、どうして事故が起こったのかを学習する映像が流れます。

4.実際にVRで危険な事故体験をしてみて

VRを装着することで、オフィスにいても実際に作業現場にいるような感覚が体験できます。ただその場で足元を見るだけでもかなりの高さを感じるため、少し歩いたりするだけでも「落ちてしまいそう・・・。」という恐怖を感じます。実際に現場で業務を行うことになる新入社員向けの研修としての活用はもちろん、ある程度業務になれた中堅社員の危険意識向上向けの研修としても活用できそうです。

5.安全教育にVRを導入するメリット

安全教育にVRを導入することで、座学とは違った体験型で没入感の高い安全教育を行うことができるようになります。もちろん、危険な事故体験自体は3DCGや実写映像のものなので、間違って研修中に事故を起こしてしまう可能性もありません。そして、制作したコンテンツは何度でも体験することができるので、「講師の人件費」や「仕事現場へ行くための交通費」等のコスト削減にも繋がります。また、制作するコンテンツの内容次第では、「ゲーム的な演出を加える」「危険チェックをしっかり行ったかをスコア化する」等の表現も可能となります。

6.VR安全教育の導入・開発について

株式会社ビーライズでは、企業向けVR安全教育コンテンツの企画・制作はもちろん、VR安全教育の導入目的や社内での運用面を考慮した適切なVR機器の選定を含めて、VR安全教育ソリューションの提供をしています。「VR安全教育の導入方法が分からない」、「VR機器の選定方法が分からない」といった方でも、弊社が企画立案段階からサポートいたします。VR安全教育ソリューションについてはこちらから資料ダウンロードください。担当者より資料を送付させていただきます。

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