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ベネッセグループのDX戦略を牽引する「DIP」の内部を徹底調査しました!

こんにちは、ベネッセ新卒内定者ライターのゆーたです!このnoteではベネッセの新卒内定者がベネッセの内部を調査して、リアルな情報と感想をお届けしています。

私が調査を担当しているのは、DIP(Digital Innovation Partners)というベネッセのDXを担う組織です。前回の記事では、DIPが組織全体で取り組んでいることについてお伝えしました(まだの方はぜひご覧いただけると嬉しいです)。今回はDIP内の各部署でどのような業務が行われているのかについて、DIPの中途採用を担当する五反田さんにご協力いただき調査したので、わかったことを報告します!ぜひ最後までご覧ください。


DIPの8つの部署

ベネッセグループのDX戦略と実行を担うDIP。「常にお客様にとって、最良の商品・サービスを提供できる会社であり続ける」ために、デジタルのプロフェッショナルたちが商品・サービスの開発を行う事業部とともに、日々挑戦し続けている組織です。そんなDIPの内部は、業務ごとに8つの部署に分けられています。

8つの部署の業務内容はざっくりこんな感じです!
それではひとつずつ見ていきましょう!

DIPの戦略を担う【DX戦略室】

DX戦略室は、経営と会話しながらDX戦略を立てる中心的な場所であり、プロジェクト進行管理も行っています。DIPのPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)のような立ち位置ですね。べネッセグループ全体のDXをどのように進めていくか戦略を立て、他の7つの部署に業務を割り当て、DXがうまく進んでいくようマネジメントしています。

人財育成でDXを支える【DX人財開発部】

DX人財開発部では、DX人財の採用・育成をはじめ、組織的なデジタルスキルの向上に取り組んでいます。ベネッセ全体の事業計画から、どのようなスキルを持った人財がどのくらい必要になるのかを計算し、各部門に人的リソースがいきわたるよう、人財育成・採用を進めます。
具体的には、現在のデジタルスキルを把握するためのアセスメントを提供し、社員ひとりひとりと部門全体のスキルレベルを把握することで、部門ごとに人財育成の計画と目標をたて、実際に研修を行ったり仕事のアサインメントを調整したりしています。
また、社員が自らデジタルスキルを高めキャリアアップを行えるよう、人事制度や仕組みも変更しています。

グループの各事業をサポート【デジタルマーケティング部】

進研ゼミからUdemy、ベネッセスタイルケアといった介護事業まで、ベネッセホールディングスの持つ事業のデジタルマーケティングを担当します。各事業ごとに設置されているマーケティング部の方々と一緒に、WebやSNSなどデジタル領域の戦略を立て、実行します。

DXの専門家集団【DXコンサルティング部】

DXコンサルティング部には、プロダクトマネージャーやUI/UXデザイナーなど様々な領域のプロフェッショナルが在籍しています。各事業部門のDX課題に合わせてプロジェクトを立ち上げ、必要なスキルを持った人財がDXコンサルティング部からアサインされ、事業部の方々と一緒にプロジェクトを進めていきます。

データ利活用で新たな価値を生む【データソリューション部】

データソリューション部では、各事業のサービス価値を向上し事業を成長させるために、データを活用して課題を洗い出し、打ち手につなげることで、事業部のサポートを行っています。AIによる新しい価値づくりや事業の機会点を生み出す挑戦なども、データソリューション部の業務です。
また、各事業部でデータの利活用ができるよう、環境整備や業務プロセスの改善にも取り組んでいます。

IT関連のリスク管理【ITガバナンス部】

ITガバナンス部は、客観的な観点から事業・プロジェクトのリスクを正確に捉えて、プロジェクトの完遂をサポートします。プロジェクトに伴走してモニタリングを継続する中で、成功するプロジェクトと苦戦するプロジェクトの違いを整理・蓄積し、そのノウハウを共有することでプロジェクトのリスク低減に貢献しています。また、「IT投資検討会」と呼ばれる会を企画し、様々な観点からプロジェクトを評価し、成功の確立を高めるためのアドバイスも行います。

ITリソースの最適配置もITガバナンス部の重要な業務です。DXが進み多くのプロジェクトが発足する中で、プロジェクトが上手く進行するよう、「ヒト・モノ・カネ」を配分する必要があります。常に状況が変わる中で、IT人財のスキル、ITサービスの利用実態、コスト構造を把握し、リソース配置の最適化を行います。

DXの土台をつくる【インフラソリューション部】

インフラソリューション部は、ベネッセの様々なサービスの基盤となる、ITインフラの構築・運用・保守を行っています。ITインフラとは、ITを支える基盤となる設備や施設のことで、パソコンやサーバー、OSやデータベース、ネットワークを含みます。
サーバーがダウンしたり、外部からのウイルスアタックの被害を受けたりしないよう、日々ネットワークの稼働状況やリソース使用状況などを監視しています。

バックオフィスを支える【コーポレートシステムソリューション部】

コーポレートシステムソリューション部では、コーポレート部門で使用する、販売管理システムや経理システムなどのシステムの構築・運用・保守を行っています。コーポレート部門の抱える課題に対して、最新テクノロジーを使って解決に導いたり、業務プロセスの再設計などを行ったりして、最適化を進めます。


以上DIPの8部署を一気にご紹介しました!デジタルに関する幅広い仕事が揃っており、デジタルのことならDIPに相談すれば何でも解決するような心強さがありますね。これまでは外部のコンサルタントに相談していたようなことを、デジタルに知見があり、かつベネッセの内情を理解している人に相談できるようになったというイメージです。

これだけの組織や職種がDIPというひとつの組織の中で横並びに存在していることで、それぞれの取り組みが統合的な動きとなり、組織全体のDXを推進しているんですね。
では、実際のプロジェクトはどのように進んでいくのでしょうか?

プロジェクトの進行

ベネッセにはこどもちゃれんじや進研ゼミ、Udemyなどの教育事業、ベネッセスタイルケアなどの介護事業まで幅広い事業があります。DIPはそれぞれの事業部のデジタルに関する課題をヒアリングし、事業部の社員とともにプロジェクトを立ち上げ、課題の解決を行います。

事業部の方からの相談からプロジェクトがスタートすることが多く、事業部のリソースだけでは解決することのできない問題に対して、必要な部署から必要な人財をアサインし、事業部メンバー+DIPメンバーのプロジェクトチームを作ります。プロジェクトチームの大きさはプロジェクトの規模によりますが、小さいチームで2-3人、大きいチームで10人程度のものが多いです。

また、デジタルを使った新規事業や、事業連携など、DIP発でプロジェクトがスタートすることもあります。事業部のみなさんにとってのコンサルタントのような立場であるだけでなく、自らも新しい事業や価値を生み出していくことで、ベネッセのDXはどんどん進んでいくのですね。デジタルの専門家たちの集結したDIP、私も入社後一緒にお仕事をするのが楽しみです!


最後までご覧いただき、ありがとうございます!皆さんのDIPへのイメージが少しでも具体的になっていたらうれしいです。興味がある方は、下線の引いてあるキーワードをクリックして、HPのコンテンツもぜひご覧ください!


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