なごやすみ辞典 written by ヒサヤノベンチ

東海地方のモーニング200件踏破。モーニングコンシェルジュ。 名古屋生活5年目のソトの…

なごやすみ辞典 written by ヒサヤノベンチ

東海地方のモーニング200件踏破。モーニングコンシェルジュ。 名古屋生活5年目のソトの人間だからわかる名古屋の良さと驚き、 楽しみ方を愛を持って伝えます。

最近の記事

名古屋で羊羹

関東人に、虎屋並みに美味しい羊羹が名古屋にあるか?と聞かれたので、美濃忠の上がり羊羹を教えときました。 この上がり羊羹、季節ものの蒸し羊羹。 9月下旬から5月下旬までの限定です。 その食感はまるでゼリーのように瑞々しく、溶けるような舌触り。上品な甘さ。 そして、2月中旬から5月下旬は初がつを。 淡いピンクの葛を使った蒸しようかん。 まるで鰹のように筋が入って、モチッ。 東京にも大阪にもお店はないから通販で買え! そして、あんこ王国を舐めんな!笑。 他には、むらさきやの

    • 今日のランチは味噌煮込みうどん

      いやな、おかんがな、行きたかった地方がある言うねんけどな、忘れてしもた言うねん。たしか、駅前にでっかい女子がおる言うねんけどな。 そりゃ、名古屋やろ、ななちゃんおるからな。ななちゃんはもともと名鉄7号館いう建物ができたのを記念してできてん。もう48歳やで。いまは何歳でも女子やからね。 でもな、女子がデートで行きたいって泣き叫ぶ、言うねん。 ほな、違うか。名古屋は女子がデートに行きたくて泣き叫ぶ場所はあらへんからな。レゴランドは子供でも泣き叫ばへんからなぁ。

      • 市内短時間観光①名古屋城 

        尾張名古屋は城で持つ。伊勢音頭の一節にある この言葉を聞いたことがあると思います。 名古屋の誇り名古屋城は別名、金鯱城とも呼ばれ天守閣に雄雌の金のシャチホコが輝きます。 地元では名城(めいじょう)とも呼ばれます。 昔の尾張の中心は清州城。名古屋城は、その清州から町ごとひっ越し(清州越し)をして名古屋の町を作り直す際に、徳川家康により中心の地として築城され、明治維新まで尾張徳川家の居城でした。 ただ現存する天守閣は、実は第二次世界大戦で焼失し、戦後市民がお金を出し合って作られ

        • ベーシックな名古屋観光

          初めて名古屋を訪れる。 出張のついでにどこか名古屋観光したい。 伊勢神宮や高山、下呂温泉に行くまでの待ち時間で名古屋でどこか行けないか? など、日帰りや一泊二日、短い時間で名古屋を楽しみたいという時、どこに行けば良いのか? これは聞かれて一番名古屋人が悩むやつです。いや、二回目のショートトリップといわれた時が一番悩むかな。。 とりあえず、数時間で名古屋観光をと言われたら、行く先は基本二つ。あとはナゴヤメシで誤魔化します笑。 その二つとはどこか、というと、 1.名古屋城

          代表的名古屋弁

          愛知県の方言は大きく二つに分かれる。 名古屋を含む西側が尾張弁、豊橋や豊田など東側が三河弁。 この二つは相容れないというが、愛知県全域で使われている言葉もある。 ただ、そもそも多くの名古屋人は方言を話していると思っていないため、それは標準語と違うよと指摘すると驚かれたりするのに驚かされる。 ▪️「でら」とても    昔「でらべっぴん」という雑誌があったが   どうやら名古屋から出版されたららしいと   いう情報あり。デラックスの略という人   もいるが真偽の程は怪しい。 ▪

          名古屋は大昔から豊か

          先に書いた名古屋人の気質の背景にあるもの。 それは名古屋という土地が太古の昔から豊かであるという事実から読み解けば、すべて合点がいきます。 根本的に名古屋という土地はずっと豊かです。 京都や大阪と江戸の真ん中に位置する広い濃尾平野には、6つもの大河川が絶えることなく水資源を豊富に供給してくれます。水とともに豊富な山の栄養を蓄えた広い大地。日照りもよく農産物が毎年きちんと取れます。 災害も他の土地に比べると局地的なものが多く、歴史的に見ても伊勢湾台風が突出している程度。

          名古屋を楽しむには

          名古屋に初めて住むことになった時、名古屋の人は、①人見知りで排他的、保守的 ②合理的で堅実 ③見栄っ張りでお祭り好き で、他所モンが仕事をする、生活するのは大変だよ などと言われました。 ①②③いずれも全面的には正しくないですが、全面的に間違っているとも言えません。 ただ、一つのことだけをココロに留めておけば、他所モンでも名古屋で快適に仕事をすることや楽しく生活をしていくことは難しいことではありません。 その一つ——。 名古屋を愛する人を名古屋は愛する ということで

          日本の異界 名古屋へようこそ

          東京から新幹線で1時間半、大阪から50分。 こんなに近いのに、東京とも大阪ともまったく違う文化を持つ名古屋。 これまでの人生で全く縁のなかった名古屋に住んで4年。 手羽先とひつまぶし、名古屋城くらいしかイメージがなかった僕はいま、その奥深さとユニークさに魅了されています。 このノートは、何かのきっかけでこれから名古屋に住むことになった方、ちょっと名古屋に出張や旅行する機会に恵まれた方、そして愛すべき名古屋の方々に、名古屋に来たなら愉しんで!の気持ちで、僕が感じた名古屋の魅