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私たちは新卒で「大企業パスポート」を得て何の価値も生まないまま会社様から数十万円をもらっている




今日もお疲れ様です。BenBenです。



私は、いわゆる「大企業」「JTC」と呼ばれる部類の会社で働いています。



そんな会社でサラリーマンを10年近くやっている中で、改めて実感している事があります。



それは「会社の看板が無いと…ウンタラカンタラ」ってよく言うやつです。


確かに想像容易い内容ですし、薄っぺれぇ話のように聞こえますが、少し上の立場で小さな規模のビジネスを回す立場になり、出来上がったブランド力を駆使して会社で働く中で、それを如実に感じます。



結局、我々JTC社員は、過去の偉大な方々が立ち上げ、改善し、ブラッシュアップされた会社で出来上がったブランド力・信頼に乗っかって仕事をしているだけにすぎません。



所詮、時代の流れに合わせて会社の業績をキープするか、良くてちょっと改善するとか、そのレベルです。
稀に十数年に一度スーパーマンが現れて新規ビジネスとか新興国開拓とかすごい事をやって遂げる事がありますが、それは貴方でも私でもありません。それが現実だと思います。


そんなパンピーでも月20万円とか30万円とか貰えるようになるのが、大企業です。一生懸命受験勉強に励み、有名大学を目指し、安定を求めて就職活動をします。

そして、既に出来上がったブランド力・技術力・信頼・組織力・システムを駆使して構築された利益構造の中で、我々の給料が発生します。ただ、その出来上がった力は自分の物でも何でもないわけです。



てめえ自身の力で月2-30万円人様から貰えるのか?と聞かれると、正直言うと首を縦に振れません。
てめえのこの1ヶ月の働きは、2-30万円の価値があるのか?牛丼600杯の価値があるのか?と言われると、ぐうの音も出ません。



スターバックスで時給870円でアルバイトしていた時の方がよほど、「働いた対価でお金を貰っている」と感じられていたと、改めて思います。


xx年xx月xx日の夕方18-23時に入る店舗メンバー5人のうちの1人に自分がアサインされて、その時間帯は自分がレジにいなくては、バーでラテを作らなくては、洗い物を回さなくては、その時間のお客さんにドリンクが届くことはありません。



その時と比べて…



今の方が、安定していて、楽で、規模が大きくて、与える影響度も大きいのは間違いないのですが…と悶々とする日々を送っています。



告白すると、一種の現実逃避で、大学院で勉強している節もあります。

楽な分、自分の、遅れてきた夢を叶えるために時間を使っています。



とまあ、香ばしい記事に仕上がりましたが、サラリーマンの方々には共感される部分も多いんじゃないかと思います。


最終的には自分の力でもお金を稼げるようになりたい、そう願う日々です。


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