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【イベントまとめ】「モノマチ」「本日は革日和♪」などジャパンレザー関連イベントが今週末に開催!

 東京・浅草周辺&近隣エリアで、「東京レザーフェア」「モノマチ」「本日は革日和♪」など、ジャパンレザー関連のさまざまなイベントが今週末行われます。

ビジネスパーソン、クリエイター向けの内容だけでなく、ものづくり体験ワークショップなど、ユーザー向けのコンテンツも各地で開催され、盛り上がります!

追記:5月25日
現地レポートを一部加えました。

「モノマチ」

革製品をはじめ、ファッション雑貨の産地として知られる東京都台東区。人気を集めている蔵前を中心とした台東区南部一帯エリアで、ビッグイベント「モノマチ」が5月23日(金)からスタートします。

自治体ではなく、台東モノマチ協会(正式名称:台東モノづくりのマチづくり協会)という民間団体が主催。古くからものづくりが盛んで、製造・卸の集積地として歴史を有する地域の企業、事業者、計111社が参加。ファクトリー、工房を一般公開し、会期中に特別なプログラムを実施。ワークショップだけでも57件も行われます。



15回目となる「モノマチ2024」のテーマは「あなたのスキがみつかるマチ」。

初めてモノマチに来場する方も何度もモノマチに来場している方も毎回違った体験を通して、自分だけの「スキ」を見つけてほしい、との願いが込めれています。

ランドマークである、インキュベーション施設「台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)」では施設公開&販売会を実施。普段自由に見ることができない各アトリエを公開し、入居デザイナーの製品が展示販売され、直接デザイナーと交流できます。


また、施設内では、デザビレ卒業生や、姉妹施設「浅草ものづくり工房」の入居クリエイターも参加します。


街歩きとともにものづくりに触れてみてはいかがでしょうか?


「本日は革日和♪」

人気イベント「本日は革日和♪」が5月24日(金)~25日(土)、東京・浅草橋 文具共和会館で行われます。

「本日は革日和♪」は「革がもうちょっと楽しくなる」をコンセプトに開催。全国各地で展示会や革屋さんの感謝市、バスツアーなどを企画・運営されています。


今回はケア製品の国内トップメーカー、コロンブスが参加。ジビエレザーセミナー(獣害駆除の産物、チバレザー)なども必聴です!



ミシンメーカーのプレゼンテーションでは実際にトライできるので安心!


写真は2023年東京開催時に撮影させていただきました。

「今回は、革屋・工具・刃型屋など各種革職種による展示会(有料/事前予約制予定)です。展示会では革に関する工具や革の紹介・販売・技術ワークショップなどをしています。限定品!や特価セール!などはありませんのでどの回にご参加していただいても大丈夫です」(主宰 村木るいさん)。


大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」ほか、ショップやメーカーが多数登場!



ビジネスパーソン、クリエイター、レザークラフトファンのビギナーも楽しめる内容となっています。新しいコミュニケーションが生まれる機会となりそうです。

「東京レザーフェア」「モノマチ」とも行き来がしやすい場所ですので、エントリーの上、お出かけください。


「本日は革日和♪」レポート(追記:5月25日)

初日にお邪魔してきました。たくさんのご来場者さまでスゴイ熱気でした!

ブースも撮影させていただきました。

レザークラフトフェニックス


今回はビギナーさんにうれしいカットレザーが豊富にラインナップ。姫路の坂本商店が守り続けている伝統的な黒桟革が登場! 国産高級腕時計の最上位モデルに採用され世界中で人気です。そんなプレミアムレザーカットが通常よりも小さめサイズで登場! イベント限定。初日でかなり売れてしまい、準備数もわずかだそうですので、お見逃しなく。


彩り靴ワークショップも好評です!


愛産商会




名古屋のレザークラフトショップ、愛産商会。工具金具類に加え、ここでしか買えないスペシャルな革がいっぱい!


メッシュ調の型押しレザーは、ほんとうに編み込まれたようなニュアンスにびっくり! カットレザーを提供しているので、小物づくりがグレードアップしそうですね。


チバレザー

会期中、セミナーも行われるチバレザー。


農林業への被害軽減のため、有害捕獲された個体を利活用。生命の証をたいせつに扱い、環境にやさしい革をつくり出しています。

今回のセミナーは受講者特典も充実!
①はがきサイズのレザーサンプル(パスケース等の外装に最適)
②ジビエハンバーグ(猪肉)のレトルトパウチ
③過去に行った有料セミナーの限定動画 2時間分



佐々木工房 


コンパクトで高機能な佐々木工房のハンドプレス機。レザークラフト制作でのハンマーの代わりとなり、騒音や時間の制約を解決してくれます。


実機で革や工具・刻印・抜型などで使用感を試せます。とてもスムーズに作業ができるので、女性の方にもおすすめです!


抜き型工房川崎


朝ドラ「ブギウギ」で登場した香川県東かがわ市は日本一の手袋産地。パーツが小さく多いので、繊細で熟練の技術が必要です。そんな手袋のものづくりを支える、精密な抜き型のメーカーが出展! 気になる方はご相談を。

nijigamitool

レザークラフトツールの展示販売が大人気!

ワークショップに新作アイテムが追加されました。予約状況は若干余裕があるそうです。参加希望の方はご確認のうえお出かけください。

ZIT TOOLS



ミシンと漉き機の実機体験ができるブース。新登場の平ミシンになる延長台や、豊富なアタッチメントも展示しています。比較的お求めやすい価格と好評です!



ILCE(International Leather Craft Exhibition)


展覧会(公募展)のブース。さまざまなインフォメーションが網羅され、スタッフが常駐なさっていますので、ご応募についての質問も可能です。


Lized



染めのワークショップや塗料の相談ができます。


ていねいにわかりやすく教えてくれるので、ビギナーさんも安心です。

グッドレザー

タンニン鞣しの革と新商品の脱クロムコンビニ鞣しの革の展示販売、革製品のメンテナンス、リペアの相談もできますよ。




「東京レザーフェア」


日本最大規模の皮革・布帛・機能性素材・パーツの展示会「第107回東京レザーフェア」が、5月23日(木)~24日(金)、東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館 4~7Fで開催されます。


『「ACTION!」未来は始まっている』をテーマに、2025年春夏コレクションを発表。会場での展示をはじめ、トレンドセミナーなどコンテンツも充実。


さらにはインスタライブも配信予定。さまざまなアプローチで情報発信されます。


「東京レザーフェア」会期中の5月24日(金) 11:00から、同会場 8F 第二会議室で、JIS 革表記および日本エコレザーの改訂についての説明会が行われます。




『「革」「レザー」と呼べる製品は、動物由来のものに限定する』と、JIS(日本産業規格)で2024年3月に規定されました。

例えば、植物由来の原料を使った素材を〇〇革・〇〇レザーとは呼べません。


JISリーフレット(A4両面三つ折り。完成サイズはA4の1/3)を印刷し、5月末頃に日本皮革産業連合会の会員団体に納品されます。ご希望の方は所属団体又は日本皮革産業連合会にお問い合わせください。社内、お取引先等への内容の周知・配布に、ご協力をお願いします。今後、Web・SNS素材の作成、新聞広告、関係業界・マスコミへの書簡送付、プレスリリースなどを予定しています。(JLIA ホームページより)


日本エコレザー認定制度の改訂についても説明されますのでお見逃しなく。


各イベントは移動しやすい距離ですので、歩きやすい靴を履いて、出会いたい「もの」、出会いたい「ひと」たちと、つながってください!


このほか、ジャパンレザーの最新傾向は下記リンク先をご覧ください。

ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年5月(4)

https://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/cat_1/20240522


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