べき論
こんにちは。
BellGです。
今夜の月は丸く大きかったので、満月かと思いましたが、
今日は十三夜月というらしいですね。
知らないことって、多いんだなと思いました。
さて、今日の言葉は
「べき論」
今日は少し反省の要素が強いですが、お付き合いいただければ嬉しいです。
この言葉、聞いたことがある方もいるのではないかと思います。
・〜するべきだ。
・〜あるべきだ。
何かを強要するような、他の道は見えないような言葉。
僕はこれが本当に強かったんです。
例えば、
「ロックミュージシャンは協調性など捨てるべきだ。」
とんでもない考えだと思います…
笑えてきますね。
でも実際に、本当にこう思っていましたよ。
このべき論について、自分がどうしてこう考えているのか、
ずーっと考えてきましたが、ずーっとわかりませんでした。
オレはこうなんだから、こうなんだ。変われるはずがない、と。
実は僕の場合、このべき論は裏返しの感情なんです。それもかなり複雑な。
例えば、人を巻き込んで、○○に行こう。という計画があったとします。
しかしみな予定があっても何が起こるかわからないもの。
普通であれば、何かイレギュラーなことが起これば、「そうか、しょうがいね。」と理解を示すもの。そして「じゃあ別日に行ければいいよね」となります。
それは、理解しているんです。
本当は、別日に行けばいいんです。でも僕に注目を惹こうとしているのが本心で、
だから、
○○は約束なんだから、〜するべきなんだ。それが守れないなら、約束なんかするな。
と矛盾だらけの柔軟な気持ちのひとかけらもないことになってしまっていました。
僕の場合、これが本当に多かった。
ある時この考えを粉砕されました。
自分の気持ちを振り返ってみたときに、自分がどんな気持ちになっているのか、
そして人をいかに傷つけているか。
僕の気持ちはこうでした。
「なんで逆のことを言うんだろう。残念だった気持ちに追い討ちをかけて、自己嫌悪に陥る。」
そして、
「また人のせいにしている。本当に傷つけたいのか?いや、違うだろう?取り返しつかないかも…」
と落ち込んでいくのです。
今、僕はこう思います。
世の中は自分中心で回ってはいない。
だからこそ、一人では生きてはいけない。
相手を思う、考えることを第一に考える。でも自分をまずは大切にすること。
もし何かが予定していたこと通りにはいかなくなったとしても、それはなくなることなのか?もう一度予定すればいいじゃん?
もっと柔軟に考えていければ、みんなも自分も傷つけずに、つかずにすむのではないか。
まだまだ硬い部分はあります。
気持ちが強くなればなるほど、「べき論」が出てきてしまいそうですが、
先をみて考えれるようになっていきたいです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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